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*** 927 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/05(火) 02:01:24.44 7x63NcWQ0 >>926 投下してみるよ 誕生日一ヶ月前。 これは私の誕生日ではなく先輩の誕生日だ。 15,16歳の誕生日に童貞の男子は女体化されるこの世界では 好きな人に告白できずに終わってしまうことがよくある。 中学校を卒業してしまえば会うこともできない。 そんな最後のチャンスになるかもしれない時期に、私は大好きだった先輩に告白することにした。 先輩は吹奏楽部の副部長。 初めて使う楽器の吹き方を何度か教えてくれた優しい人だ。 私「はぁ・・・辛いなぁ・・・」 家から学校に向かう間もため息ばかりがでる。 昨夜は足の小指をぶつけるほど興奮して眠ることもできなかったが、 今は告白する事を意識すると気が重い。 一ヶ月以内・・・。 今はそれが一番きつい。 私「なんでもっと早くできなかったんだろう」 考えても仕方がないことだがそのうちに学校に着いてしまった。 友達「○組の××って女体化した人と付き合ってるんだってね」 私「へぇ~そうだったんだ」 友達「でねでねその子が・・・」 詳しく聞きたい話だったが先輩にどう切り出すかを考えるので私の頭は精一杯だった。 *** 928 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/05(火) 02:03:09.38 7x63NcWQ0 部活が終わり今日は解散することになった。 戸締りは副部長がする事になっているので二人きりになるのは簡単だった。 他のみんなはすでに学校から出ている。 先輩「あれ?どうした?みんなもうでってたぞ」 私「あぁあの私は・・・」 先輩「?」 告白をするなら今しかない。 私「先輩の誕生日って来月でしたよね?」 先輩「ああそうだけどそれがどうかしたのか」 私「先輩って・・その彼女・・・っているんですか?」 緊張して声が小さくなる。 先輩「えっ・・・それはあの・・・・・・いない」 先輩の方が小さい声になっていく。 とりあえずホッとしたがまだわからない。 もしかしたら先輩はソッチ系かもしれないからだ。 私「女体化って大丈夫なんですか」 先輩「あっ。あああれか」 今気づいたようだけどどうなんだろ。 先輩「・・・別に何も考えてなかったな」 先輩「気になる奴とかいなかったし業者に頼むのも嫌だから」 私「そうですか・・・」 よしこれなら行ける。行くんだ。言うんだ私!! *** 932 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2006/09/05(火) 02:06:57.06 7x63NcWQ0 私「・・・あの!・・・私じゃだめですか?・・先輩の童貞」 先輩「は?・・・なッなにを馬鹿な事言ってるんだ、別に俺は」 私「馬鹿なんかじゃありません!!!」 馬鹿って言われたのが悔しくてつい大声を出してしまった(嫌われないかな・・)。 私「私は先輩が好きです」 先輩「・・・」 言った。自分の想いを伝えられた今はただそれだけでいい。 私「先輩の事が好きだからその・・大丈夫です」 好きな人にはずっとそのままでいて欲しい。 これでずっといられる・・・。 先輩「ごめん」 私「ッ!!」 先輩「俺・・なんか嫌なんだそういうの」 もしかしなくても・・・振られた? 私「そんな・・・」 ベタな感じだけどとりあえずここまで 出来るのは明日だとおも

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