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*18」(2009/09/01 (火) 20:53:16) の最新版変更点

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書:mackx 「ったく、あいつらもよく飽きずに、毎朝やるもんだにょ」  呆れたようにぶつくさと呟きながら、ルンシィも起き出した。同室のダルやショウもさすがに起きて、着替えを始めた。先に起きていたレスは既に部屋を出て行ったようだ。 「ルンシィ、今日の時間割はどうだったかね?」 「ホームルームの後は、二時間続きで数学だにょ」 「やった、自由時間じゃん」  という、聞き捨てならない言葉もお馴染みとなっている。  数学教師のケイはというと、食堂の隅で今しがた、マックとデニスに脅迫されていた。といっても、デニスはむしろ無理やり付き合わされている風情だが。  マックの手元には、昨晩の密会を収めた写真があり、ケイの眼前でヒラヒラと脅すように揺らしていた。 「ケイ先生よぉ、これを学校側にばらまかれたくなかったら、教師権限で俺の最愛の妹、デオの生着替え写真を撮ってくれないかね? さもないと――分かってるよな?」 「ま、ままま待てマック君。それは脅迫じゃないか、とりあえず落ち着けもちつけっ」  慌ててどもるケイ。デニスは呆れながらも、この様子を見守っている。  そこに、メイと久遠が現れた。 「ケイ、デニス……とマック。何やって――あっ」 「おはようパピヨン今日も元気にストラーイズ……あれ、それ何?」  久遠がマックの手にある写真を見咎める。 「やべっ、逃げるぞデニスッ」 「え? あ、ちょ待――うわ!」  彼の襟首はケイに掴まれ、マックは久遠に追いかけ回される。食堂から退散しようと出口に突進したマックは、突然現れた誰かに激突した。 「――ッ、危ねぇな、おい。テメェ何様……」  背の高い青年が、ジロリと睨みをきかせる。胸の紋章が彼を模範生だと示していた。 「どけよ、この発情ボノボめ。俺の理論では、プヒ、貴様が俺に気安く話しかけるなんてもっての他だと、その腐った脳ミソに叩き込んでおくんだな」 「いいんだよ、俺だからッ」  というマックの言葉を無視して、模範生――モグライスはその場を去る。  その後、マックが久遠、デオ、そしていすみによりリンチにあったのは言うまでもない。デニスは幸い、無罪放免となったのだった。

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