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<p>その日、一人の魔女が命を落とした。<br /><br />  青年は怒り狂い、その力により魔女の命を奪った者達を滅ぼした。<br /><br />  しかし失った者は戻らず、<br /><br />  彼は絶望する。<br /><br />  行き場を失った怒り、憎しみはやがて『世界』へと向けられ・・・・・・<br /><br />  彼は、かつて仲間たちに刃を向ける。<br /><br /><br /> _____________________________________________________________________________<br /><br /><br /><br />  魔女の死から一月後、廃墟と化した街の中心近くで、青年は複数の人間に囲まれていた。<br />  一人を除き、全員がそれぞれの武器を持っている。<br /> 「お前は、本当に竜なのか?」<br />  ただ一人、武器をもたぬ者が青年に向かって問いかける。彼はこの場で唯一の「人ならぬ存在」であり、青年を最もよく知る存在だった。<br />  青年は、静かに口を開いた。<br /> 「ああ、確かに俺は、『天界神 竜(てんかいしん りゅう』だ」<br />  その手に、漆黒の刀が現れる。<br /> 「言ったはずだ、ナイトメア」<br />  かつての守護霊であり、友であった者にその切っ先を向け、彼は告げる。<br /> 「あいつのいない世界に、興味はない」<br /> 『故に我が、すべてを滅ぼす』<br />  青年の声に、別の声が重なる。<br /><br /><br /><br /> 『さあ、滅びの宴を始めよう』</p> <p> </p> <p>   [[1 ナイトメア]]につづく</p>
<p>その日、一人の魔女が命を落とした。<br /><br />  青年は怒り狂い、その力により魔女の命を奪った者達を滅ぼした。<br /><br />  しかし失った者は戻らず、<br /><br />  彼は絶望する。<br /><br />  行き場を失った怒り、憎しみはやがて『世界』へと向けられ・・・・・・<br /><br />  彼は、かつて仲間たちに刃を向ける。<br /><br /><br /> _____________________________________________________________________________<br /><br /><br /><br />  魔女の死から一月後、廃墟と化した街の中心近くで、青年は複数の人間に囲まれていた。<br />  一人を除き、全員がそれぞれの武器を持っている。<br /> 「お前は、本当に竜なのか?」<br />  ただ一人、武器をもたぬ者が青年に向かって問いかける。彼はこの場で唯一の「人ならぬ存在」であり、青年を最もよく知る存在だった。<br />  青年は、静かに口を開いた。<br /> 「ああ、確かに俺は、『天界神 竜(てんかいしん りゅう』だ」<br />  その手に、漆黒の刀が現れる。<br /> 「言ったはずだ、ナイトメア」<br />  かつての守護霊であり、友であった者にその切っ先を向け、彼は告げる。<br /> 「あいつのいない世界に、興味はない」<br /> 『故に我が、すべてを滅ぼす』<br />  青年の声に、別の声が重なる。<br /><br /><br /><br /> 『さあ、滅びの宴を始めよう』</p> <p> </p>

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