そっとプロジェクト@Wiki
グーグル時代の情報整理術
最終更新:
sotto_project
-
view
目次
グーグル時代の情報整理術 (ハヤカワ新書juice)
- 著者
- ダグラス・C. メリル(Douglas C. Merrill)
- ジェイムズ・A. マーティン(James A. Martin)
- 原題:Getting Organization in the Google Era
目次
- まえがき
パート1 自分を客観的に見つめ直す
- 第1章 自らの脳を探る旅──カクテル・パーティーとキャプテン・クランチ
- カクテル・パーティ効果を体験する
- "ながら作業"は一般的に効率を低下させる
- 短期記憶から長期記憶へ
- レストランで注文と違う料理が出てきたのはいつ?
- チェスのゲームを再現する
- 判断を早く、と言われても
- キャプテン・クランチにはまるワケ
- 第2章 どうしようもなく間違った現代社会の仕組みと向き合う──夏休み、郊外生活、工場の勤務時間
- 時代遅れな九時五時のライフスタイル
- 子どもに"トウモロコシの収穫休み"なんて必要?
- 高速車に乗って渋滞にはまる現代人
- 「知識は力なり」は遠い昔
- ベルの音で血管が破裂
- がむしゃらに働かない
- 第3章 自らの制約と向き合う──レースカー、バスケットボール・パンツ、オペラ
- 思い込みか、現実か
- 自分をパノラマ化する
- 制約をコントロールするには?
- 制約を無視すべきケースとは
- 目標を明確に
- ストレスという制約
- 第4章 目的を明確にすることが重要──目の前の山に登るか、リクライニング椅子でゆっくりするか
- 何をすべきか、何をっすべきではないかを理解する
- 柔軟性が大事
- 頭を空っぽに
- 意思決定を行なうには
パート2 新時代の整理術を身に付ける
- 第5章 検索が重要なワケ──テイラー・システムとトラッパー・キーパーに別れを告げて
- 整理術は人それぞれ
- 未来を予測する
- 第6章 検索技術をマスターする──フランスのパリか、ラスベガスのパリスか?
- ウェブのクローリング
- 最も関連性の高い検索結果を得るには
- 電卓としても使える検索エンジン
- そのほかのヒント
- コンピューターの検索
- 第7章 情報を目立たせるには──カラー・マーカーとフィルタ
- 目的は案内役
- 不必要な情報をえり分ける
- 繰り返しの効果
- えり分けの落とし穴
- 第8章 紙とデジタルの使い分け──システム手帳かデジタル・デバイスか
- 紙の使い道
- 頭の中をきれいにする
- 問題を解決する
- 膨大な文字の情報を消化する
- 明細書を受け取る
- 法的文書を保管する
- 紙の欠点
- 量が膨大な場合
- 情報が必要になる状況やタイミングが分からない場合
- 他者と共有する場合
- 環境が気になる場合
- クラウドの利点
- メモの重要性
- ペーパーレス・オフィスはどこへ消えた?
- もどかしい変遷
- 紙は今でも大事だが……
- 第9章 電子メールを検索可能な"自分履歴"に変える方法──使い道は送受信だけじゃない
- Gメールは自分履歴
- 一大革新
- 便利なスレッド機能
- Gメール・アドレスに+記号を追加する
- ToDoリストとGメールのその他の用途
- ToDoの管理
- 自分や他人にメモを送信する
- アウトルック・メールを使いやすく
- ためらう理由はどこにある?
- 第10章 カレンダーをクラウドに保存すべき理由──共有がミソ
- カレンダーも検索・共有の時代
- 赤=仕事、青=遊び
- 第11章 文書とウェブ・コンテンツの整理──ブラウザー、オペレーティング・システム、クールなステッカー
- 重要な文書の保存
- マスターのToDoリスト
- 金銭の管理
- リアルタイム・コラボレーション
- "その一瞬"を整理する
- 大西洋の真上で脳をフル活用するには
- 検索することを前提に足場を組む
パート3 大小さまざまな困難に打ち克つ
- 第12章 注意の散漫をなくし、仕事に集中する方法──脳の負担を抑える
- 夕食のメニューがなかなか決められないワケ
- 文脈変化の即戦術
- 文脈の変化を見越して、メモを取っておこう。
- 文脈の似た仕事をまとめて行おう。
- 他者──コントロールできない文脈の変化
- 第13章 仕事とプライベートを融合させる方法──浜辺でメールをチェック
- 発想を変えよう
- 休暇中にメールをチェックするべきか
- 海外出張は脳の敵
- 第14章 想定外の出来事に対処する
- 誤解に次ぐ誤解
- 戦いに挑み、勝つ
- ミスは付きものだと受け入れる
- とにかく情報が多すぎる
- "今"を生きる
- 第15章 まとめ
- エピローグ 考えるな、滑れ!
- 筆者のお勧めツール
- 検索エンジン
- デスクトップ検索
- 電子メール
- そのほかの通信ツール
- オンライン・バックアップ、ストレージ、ファイル同期
- ToDoリスト管理ツール、生産性ツール
- ウェブ・ブラウザー、プラグイン
- RSSリーダー
- クラウドでの文書の共有
- カレンダー
- 電子ブック・リーダー
- ノートパソコン
- 医療情報の整理ツール
整理術の原則
- (01)脳の負担がなるべく少なくなるように、生活を組み立てよう
- (02)なるべく早く、頭の中から情報を追い出そう
- (03)"ながら作業"は一般的に効率を低下させる
- (04)物語を使って覚えよう
- (05)いつもそうしているからといって、そうしなければならないわけではない
- (06)知識は力ならず。知識の共有こそ力なり
- (07)思い込みの制約ではなく、現実的な制約をくぐり抜ける術を身に付けよう
- (08)自分を決め付けるのではなく、自分自身に心から正直になろう
- (09)制約を無視すべきケースを知ろう
- (10)エンジンをかける前に、どこに向かっているのか、どうやって向かうのか明確にしよう
- (11)目標の達成方法に幅を持たせよう
- (12)情報を整理するのではなく、検索しよう
- (13)本当に記憶の必要な物事だけを記憶しよう
- (14)大きなかたまりを、小さなかたまりに分けよう
- (15)週一回、重要な情報を見直す時間を設けよう
- (16)完璧な整理術などない
- (17)あとで検索しやすいように、デジタル情報には関連キーワードを追加しよう
- (18)文脈の変化を見越して、メモを取っておこう
- (19)文脈の似た仕事をまとめて行おう
- (20)仕事とプライベートのバランスを取るのではなく、融合させよう
関連リンク
- 【筆者のブログ】The Other End of Sunset
- Googleの元CIO、EMI Musicへ転出 - ITmedia News
- 英EMI Music、GoogleのCIO、ダグラス・メリル氏をデジタルビジネス部門の社長に任命:RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト) 2008/04/03
- 音楽業界を救えるか--グーグル元CIOに聞く:スペシャルレポート - CNET Japan
- 【解説】PC管理はエンドユーザー自身で――「マイPC・セルフ管理」の時代 : ITIL - Computerworld.jp
書評記事
- シゴタノ! 教わる「整理術」から、確立する「整理術」へ
- 失読症のgoogle元最高情報責任者が教える『グーグル時代の情報整理術』:[俺100]
- 意外と知られていない「グーグル時代の情報整理術」のテクニック10選:マインドマップ的読書感想文