101 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 22:02:20.22 ID:tf7WP+NT0
、ー'´ \ /''⌒ヽ-─‐- 、
> , ! ゝ ,、.___, \
≧ , ,ィ/ハヽ\ | 「 ./ \ |
.1 イ/./ ! lvヾ,.ゞ、 ! |./ ヽ |
_レ「゙f.:jヽ ーT'f.:j'7`h r|´゙>n-、ヽ-rj='^vヽ
{t|!v ̄" } ` ̄ !リ :|r| ー "j `ー ′ h゙リ
ヾl ヾ_ /' ヾ! ヾ v イ‐'
ト ヾー-' ` /.| ト.、 ー― , ' |
| :\ /,' ト、_ ∧∧∧ ⊥:`ヽ. __ / ,' |
,、.._ノ :: `ー ' /,.イ < > / ̄\ :: , '/ ̄\
ヘ< _:: _,. イ/ | < な あ >
< い き > イ , ,ィ ハ i 、 . |
/ , ,ィ ハ i、 、 ! < ! ら > .| ,ィ/l/ l/ uハlヽトiヽ. |
/イ ,ィ/l/ |/ リuヽlヽト、 | < め > .|/゙>r;ヘ '-‐ァr;j<`K
イ /r >r;ヘj=:r‐=r;<ヽ| < > ry ┴ 〉 └'‐ |rリ
r、H ┴'rj h '┴ }'|ト、 ∨∨∨ |t|. ヾi丶 u レ'
!t|| `ー-‐ベ!` ` ー-‐' ルリ ヾl __, /|
ヾl. ヾ u/‐' ト、 ___ イ ト、
ト、 ー―― u,イl. | ::\ / ; / \
,.| : \ - / ; ト、 ./〈 :: ` ー ' ,'/ 「
-‐''7 {' :: ` ー ' ,; ゝ l` \:: / |
/ \ :: , '/ :| ,.へ、 /´\ |
- 102 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 22:03:22.39 ID:tf7WP+NT0
-
――何故か某集団の声がわたしに響く。そうだ、今更後には引けない。こうなったら、何が何でも耐えてやる。
がばっ、と布団を頭からかぶり、出来る限り音を遮断する。
その後、しばらく怪人ベル男とわたしの戦いは続いた。かれこれ10分の間くらいだったが。
『……』
ベルを押し疲れたのか、やがて黙りこむベル男。…やった、勝った。嬉しくないけど。
だが、何事も上手くはいかないのが、世の中の非情だった。わたしがいつまでも死ぬことが出来ないように。
「おーーーいっ! 出てこないんだったら、こっちにも考えがあるんだからなーーー!
こっちから入っちまうぞー! ドア壊しちゃうぞー! そんでケーサツに捕まったら俺はグレちゃうぞー! 万引きしちゃうからなー! シンナー吸ってやるからなー! 公務員目指しちゃうからなー!」
「それはだめっ! …あ」
気がつけば、わたしはいつのまにか彼の目の前に飛び出していた。寝間着のままで。
「え、えーと…」
「やっぱ居留守決めこんでたな? 嘘をついても俺には分かるんだからな」
「ご、ごめんなさい…」
嘘、という言葉がずしっ、とのしかかる。どうしよう、嫌われたのかな…
「ほら、さっさと着替えて、鞄取ってくる。遅刻するだろ。待っててやるから、早くな」
「あ、う、うん…」
「…お前がいない学校なんて、つまんないんだからな」
わたしが背中を向けたとき、ぼそりと彼はそう言った。
「…うん」
ごめんなさい、と続けようかと思ったがそれは彼が怒りそうなので、やめた。
着替えは以下略。まあこのようにして、わたしの朝は始まったのだけれど…そう言えば、お腹すいたなぁ。どうしよ、朝ご飯?
A 家に適当に置いてあるものを持って行く
B 途中で買っていこう。幸い、時間はまだあるし。
C ここは我慢の一手。男君に迷惑はかけられない。
>>105さん、どれにしますか?
- 103 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 22:27:21.31 ID:lwBjrhF+O
- A
- 104 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 22:29:38.71 ID:1BcHXMRjO
- この過疎に安価とな…ッ
ksk
- 105 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 22:32:09.82 ID:NB3mHNbf0
- C
- 106 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 22:38:03.66 ID:Ftat3C4iO
- Cカップで
- 107 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 22:55:32.38 ID:tf7WP+NT0
- ここはがまんがまん…
ただでさえわたしのために時間を取らせているのにのんびり朝ご飯なんて食べていられないよね。
とっとと鞄の中に教科書を入れて彼のところへ急ぐ。
「お、早かったじゃないか。何だ、朝食は食べてたのかよ」
「え、あ、うん、まあ…」
「よし、んじゃ行こうか。まだゆっくり歩いても間に合うな」
「う、うん、そうだね…」
意外と時間はあったらしい。わたしは仕事をくれと泣き叫ぶ胃にごめんんさいごめんなさいと謝りつつ出発する。
朝食をとっていなかったせいで早くも行動時間に限界が来ている。ああ、もうちょっと、もうちょっとで学校につくから、頑張ってね…
だがしかし、わたしの不幸は続く。さて、わたしの身に襲いかかった不幸とは!?
A やっぱりだめだった。学校についた直後に空腹で倒れる。
B 最悪。お財布忘れた…お昼が買えない。
C 最近やけに仲がいい女さんが出現。男君が女さんに呼ばれて…
>>110、バッチコーイ
- 108 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 23:06:09.48 ID:LjgzF77F0
- 保守ついで
mixiの鬱デレコミュもよろしくww
個人的希望なら
Aで。
- 109 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 23:07:14.30 ID:cYavPjmb0
-
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヘ(TeT)ヘ
|∧
/
KARUSU MAN
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
テレッテレーレー♪テレッテレーレー♪テレッテ♪テレッテ♪テッテテレレー♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\
(/eT)
( /
/ く
KARUSU MAN
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ジャキーン!!
- 110 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 23:10:42.13 ID:4HS6B4UJ0
- Aで
- 111 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 23:12:56.07 ID:Ftat3C4iO
-
Aカップは無理…Cカップがやはり理想と言えよう
- 112 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 23:40:37.24 ID:tf7WP+NT0
-
歩き続けて10分くらい。ようやく校門が見えた…
ああ、これで何とか学食で何か買えそうだよ。
そう安心したのが悪かったのか、ふっ、と油断したところで意識が遠のいた。
あれ、何かあたまがふわふわするよ? あれ、死んだはずのおばあちゃんがおいでおいでと手招きしてるよ? 今日は手首も切ってないよね?
ドサッ、と音がして男君の叫ぶ声を遠くに聞きながら、わたしは意識を失ったのだった。
次に気がついたところは、ベッドの上。仕切られたカーテン。消毒液の匂い。ここは…
「…保健室?」
「あら、気がついた?」
思わず声を上げそうになる。カーテンを開けて顔を見せたのは保健室の先生だった。
「あなたのクラスメイトの子が血相抱えてあなたを運んできたもんだからびっくりしたわ」
「えっ…男君が?」
また男君に迷惑をかけてしまった。…今度こそ、嫌われちゃったのかな。きっと、仕方がなく運んできてくれたんだよね。どうしてこんなことしなくちゃいけないんだ、って、思って…
「で、あなた話聞いてるの?」
「えっ、あ、は、はいっ、すみません…」
色々考えていて、話を聞いていなかった。何か言っていたようだけど…
「聞いてなかった?じゃあもう一度言うけど、キミ、今朝朝食抜いたでしょ?」
「…はい」
- 113 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 23:41:19.36 ID:tf7WP+NT0
-
「やっぱりね。朝食を抜くの、体に悪いって事は知ってるわよね?特にキミのような女の子には」
「…すいません」
「どんなに忙しくても少しくらいは食べとかなきゃだめよ?育ち盛りなんだから」
茶化すように言って、わたしの胸のあたりをつつく先生。
「え、あの、いや、そこは…」
「おっと失敬。気にしてたかな?それじゃ、もうすぐ昼休みだからしっかり食べときなさい。いいわね?」
「は、はあ…」
それからしばらくして、お昼休みに。…どうしよう、もう男君に正面きって会えないよ…でも、お礼くらいはしなくちゃいけないし…どうしよう?
A すぐに謝りに行こう。教室へ(以下次の分岐から選択)
A´ 教室で男君を発見。
B´ 教室にいない…探しに行かないと。(任意の場所指定)
B でも先生の忠告は聞かないと。まずは学食へ
>>116、君に決めた!…けど今日はここまで。後は明日にする…
- 114 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 23:48:01.17 ID:j9rZhEk80
-
さして興味のないジャンルだったのにふらっと来てみたらID:KgHb8lbX0にやられた
実は鬱デレってすごくイイ!のかもしれない
というわけで委員長勝手に想像(捏造)図
http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up24055.jpg
個人的には眼鏡だけど三つ編みとかじゃなく黒髪ストレートだといい。
作者さんスマソ&乙
- 115 :愛のVIP戦士 :2007/02/04(日) 23:55:31.18 ID:4HS6B4UJ0
- >>114
謝る事はない。堪能させていただいた。
安価なら、A→B’でいいんじゃね。場所は人気の無い場所。
こういうおにゃのこは、得てして人の多い場所を嫌うものだろうし。
- 116 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:21:23.96 ID:cffXo2iKO
- ここには初投下 ゲーム風鬱
http://mup.vip2ch.com/mdl.php?img=7340
背景やっつけすぎスイマセン・・・、コンクリ部屋ってことで
安価なら>>115で
- 117 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:39:36.44 ID:hknIEv3B0
- >>116
初代素直ヒートで見かけた人か?懐かしいな
GJなんだぜ。
……ゲームのヒロイン数?鬱一人で十分だww
- 118 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 00:55:20.82 ID:cffXo2iKO
- >>117
残念ながら別人だがそれに感化されて描いてみたんだぜ
しかし素直ヒートと鬱デレは真逆だが、この二人をからませてみたら面白そうだなwww
SS職人さん期待してるぜ
- 119 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 01:27:08.07 ID:H86s+FvrO
- 保守
SS職人さん乙です
- 120 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 01:43:58.35 ID:cffXo2iKO
- ほ
- 121 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 01:51:07.08 ID:SpYZFn4PO
- 保守
- 122 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:11:52.10 ID:cffXo2iKO
- 捕手
- 123 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:16:15.18 ID:kP9E1+E90
-
3時辺りまで潜伏してよう。今夜も昨夜のような無茶が出来るとも限らないが
- 124 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:26:08.90 ID:kP9E1+E90
-
ごぬん、やはり無理。次の朝とか夜に……
- 125 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:41:39.06 ID:FCVGBXMd0
- 後悔はしていない。
ttp://www.uploda.org/uporg680884.jpg
ttp://www.uploda.org/uporg680886.jpg
ttp://www.uploda.org/uporg680888.jpg
ttp://www.uploda.org/uporg680890.jpg
- 126 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 02:48:41.26 ID:e4jVBO13O
- GJ
続きが気になるな
- 127 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 03:30:24.99 ID:cTUd6eCEO
- >>90が俺の鬱のイメージにピッタリ
だったから涎垂らしながら保存させて
もらった。>>90有り難う。
今夜は良い夢が見れそうだ。
保守
- 128 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 04:11:27.13 ID:Ll3KYCt00
- あげほ
- 129 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 04:36:19.30 ID:FCVGBXMd0
- ほす
- 130 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 05:33:55.78 ID:kP9E1+E90
-
なんか寝られんので、ちょっとだけ。援護仕る。
男「ん? あの子、またこの公園に居るのか……ここ最近、いっつも居るよなぁ……」
男「なあ、君。いつもここに居るけど、他に友達は……」
鬱「……居ないよ」
男「え、じゃあ何しに」
鬱「だって……うちでやると、汚れるから」
男「汚れるって……っ!?」
鬱「驚いた? でも、じつは手首切っても、すぐに止まるんだ」
男「っ、手当て! 病院!」
鬱「いいよ。どうせ止まるし」
男「でも!」
鬱「お兄さん、可愛いね。確かにちょっと痛いけど……そんなに慌てる事かな?」
男「ちょっと待ってろ」
鬱「?」
男「これでよし」
鬱「ハンカチ……破いちゃったの?」
男「仕方ないだろ。さっさと帰って、手当てしなさい」
鬱「……仕方ないなァ……あわよくば、死にたかったのに。お兄さんは残酷だね」
男「死なれたら、こっちが残酷に感じられるんだよ。人助けだと思ってくれ」
鬱「……」
男「痛むのか?」
鬱「いつもは別に。でも今日は、ちょっと痛いかも。結ぶのきつすぎだよ」
男「悪い」
鬱「いいよ、別に」
ほすほす
- 131 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 05:44:40.72 ID:kP9E1+E90
-
思いのほか続いてしまった……まあいいか。おわったら、カノン見よっと
鬱「あら、もう帰り?」
男「またお前か。毎日飽きないな、こんな公園で」
鬱「ここはいいよ。誰も居なくて、静かで」
男「いつからそうしてるんだ?」
鬱「昼から、かな。お昼ごはんを食べに出て……それから」
男「ずっとか。約二時間ってとこか。ヒマだな。春休みか?」
鬱「なに、興味あるの? 少女趣味?」
男「言いたくないならいいや。しかし寒いな」
鬱「……帰れば?」
男「これからヒマなんだ。直ぐそこにファミレスあるんだけど、なんか食うか?」
鬱「奢りなら。学生はお金が無いのよ」
男「俺も学生だよ。貧乏大学生」
鬱「へぇ~、じゃあ奢ってくれないんだ?」
男「控えめにしてくれるなら、奢る」
鬱「お兄さん、モテるでしょ?」
男「女に好かれる顔かな?」
鬱「さぁ? そういうの、わかんない」
男「そこそこ意外だな」
鬱「手首、こんなんだからね、っと、外した方がいい?」
男「いや、傷口なんて興味ない。っていうか、まだハンカチつけてたのか」
鬱「……別に、気に入っただけ」
男「ちゃんと洗えよ」
鬱「そうね。ばい菌入ったら、嫌だし」
男「……なら傷を作るなって、話だよな」
鬱「そうね……」
ほすほす
- 132 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 06:01:09.80 ID:kP9E1+E90
-
絵まで描いてくれたのか……保守もしてみるものだ……
鬱「何?」
男「やっぱり、そっちの手はあんまり使わないんだな」
鬱「昨日の今日だからね。けっこう痺れるの」
男「最初は動揺したなあ。世も末だと天を仰ぐ勢いだった」
鬱「大袈裟だよ。こういうの、意外と多いよ」
男「そりゃ、聞かない話でもないけど、まさかこんな子供までそんな事する時代になったとは思わなくて」
鬱「子供で悪かったね。あたしは、これでも15」
男「お前が歳を言わんからだよ。でも、15って言ったら五つも下か。道理で子供に見えるわけだ」
鬱「……どうせ、発育不足なのは知ってる。子供に見えても仕方ないか」
男「しかしな、せっかくの休みなのに一人で公園見学なんて、寂しくないか?」
鬱「普通は、まだ学校でしょ? 大学生じゃないんだから」
男「おっと、そうだっけ……まぁ、二月になったばっかだからな……そうかぁ、中学っていえば……」
鬱「思い出した?」
男「お前、受験じゃないのか?」
鬱「受かったよ、通信制の奴に、さっさとね」
男「でも、学校は? 自宅学習期間とか、そういうのって私立の高校とかだろ?」
鬱「ハンバーグ、冷めちゃうよ」
男「猫舌なんだ」
鬱「……やな人だね。まぁ、こういう人間だからさ。そういうのって、得てして不登校なのが多いのよ」
男「なるほど。考えてみれば、路上で手を切るような人間が、まともな学校生活を送ってるってのも、おかしいのか」
鬱「そういうこと……だからさ。もうあんまり、関わんない方がいいよ」
男「わかった。関わらないと約束する代わりに、俺の言う事も聞いてくれ」
鬱「何?」
男「もう、自殺なんか考えるな」
鬱「……」
ほすほす
- 133 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 06:01:36.04 ID:kiRi4FtBO
- >>131
うわぁ、こういうやりとり萌えるわ(*´д`*)
- 134 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 06:15:14.16 ID:kP9E1+E90
- 男「よう」
鬱「ん、最近よく会うね。ちゃんと学校は行ってるの?」
男「お前に言われたくないんだが。まあ適当に行ってるよ。今日は午前だけでな。これからバイト」
鬱「へぇ、バイトかぁ……偉いね」
男「お前はどうなんだ? ヒマなら、バイトでもしてみたらどうだ?」
鬱「中学生でもできるバイトね……探す方が億劫だと思うけどなぁ」
男「そうか。まぁ、まだ親のスネかじっても、誰も文句言わないしな」
鬱「……そうね。そういうお兄さんは、かじってないの?」
男「仕送りは貰ってる。でも、それだけで生きていけるほど、一人暮らしは甘くないみたいでな」
鬱「一人暮らし?」
男「狭いワンルームだけどな。風呂も便所もある、なかなかお買い得だった」
鬱「ふ~ん」
男「じゃ、そろそろ時間も無いから、ここいらでな」
鬱「ねえ」
男「ん?」
鬱「今度さ、遊びに行っていい?」
男「アホか、お前は」
鬱「ちゃんと、襲われても文句は言わないけど」
男「それもあるが、お前は自分のうちがあるだろう。お前の親御さんに心配かけるわけには、イカンだろ?」
鬱「心配なんかしないと思うよ。うちの親は」
男「んなわけないだろ」
鬱「自分達の事が忙しいんだよ。別居するって算段で毎日毎日、血管切れそうなほど罵り合ってるもん」
男「……」
鬱「一人娘が不登校になったのも、お互いの所為にして、しまいには娘が朝から晩まで出歩いても、気付きゃしない」
男「……悪い」
鬱「いいよ。誰にどう思われても、関係無いし」
男「……バイト、行ってくる」
鬱「うん、頑張って……ごめん」
ほすほす
- 135 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 06:39:06.46 ID:kP9E1+E90
-
誰かを萌えさせるなんて、考えもしなかった。だが、嬉しい誤算かもしれないな。
男「……」
鬱「あ、もうバイト終ったんだ?」
男「まだ居たのか」
鬱「見苦しいなら、消えるけど?」
男「帰らないのか?」
鬱「両親共働きだから、居ても居なくても変わりないんだよ」
男「にしたって、そろそろどっちかは帰ってる時間じゃないのか?」
鬱「さすが大学生。よくわかってらっしゃる」
男「お前の家、どこだ?」
鬱「うちの壁、薄いよ」
男「何言ってるんだ。送ってくだけだ」
鬱「別に、言われなくても帰るよ。頭洗わないと、気持ち悪いし」
男「……なら、今すぐ帰れ。遅くなると危ない」
鬱「心配してくれるんだ? でももう、どうでもいいよ。あたし、居ても居なくても同じだからさ」
男「放っておいてほしいのか?」
鬱「そうだよ。もう、面倒くさくなったでしょ?」
男「そうだな。面倒臭い。じゃあ、面倒臭いついでに帰るまでここに居てやる」
鬱「……バイトで疲れてるんじゃないの?」
男「ああ、もう動きたくもない」
鬱「……そっか」
男「でも寒いな。コーヒー奢るか?」
鬱「おしるこがいいな」
男「わかった。行って来る」
鬱「……ヘンな人だ」
ほすほす。 疲れてきた……
- 136 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 07:01:10.38 ID:ZNkn/Tt8O
- いいよいいよー
淡々としてて好きだ
- 137 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 07:01:10.91 ID:kP9E1+E90
-
こうして密かにおしるこを普及させようとしているのも私だ。下手に長続きするから困る。
男「おはよう。つっても、もう11時だけどな」
鬱「おはよう。今日、学校じゃないの?」
男「お互い様だけど、まあいい。実は、今日はサボり」
鬱「いけないんだ。そういうあたしは、不登校だけど」
男「昼飯はまだか? まだなら、ちょっと付き合ってもらいたいんだけど」
鬱「奢りならね」
男「雀の涙ほどのお小遣いを削らせるつもりは無い。学生は金が無いからな」
鬱「ありがと、学生さん。でもどうせファミレスでしょ?」
男「ん、今日はちょっと遠いとこだな。しばらく歩くことになるな」
鬱「ふ~ん、まあ、退屈しないならいいや」
男「で、感想は?」
鬱「おなか一杯。ほとんどのメニューが、二人前以上出るんだね」
男「まあ、大学の近くだしな。大人数のほうが安上がりなんだ。一人じゃ、なかなか行けないけどな」
鬱「へぇ。で、どうしてまた、こんなお店に入るの?」
男「手首のそれ、いい加減、不衛生だからな。もっとそれらしいのをプレゼントしてみようかと思った」
鬱「え、いや、これは、別にあたしが気に入ってるから……」
男「それはもともと俺のだろ? じゃあ、俺にどうこうする権利があるってもんだ」
鬱「それって、強引だと思う……」
男「まあまあ、これなんかどうだ? 似合うと思うぞ」
鬱「……うん、可愛いと思うけど」
男「決まりだな。まあ気にするなよ。バレンタインてのは、何も女だけが贈り物するってものじゃないだろ」
鬱「まだ数日先じゃない……」
男「気分の問題だよ。その分だけ、手首のことを忘れられれば何よりだし」
鬱「……うん」
ほすほす
- 138 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 07:21:06.65 ID:kP9E1+E90
-
男「なあ、どこまで付いてくる気だ?」
鬱「家まで」
男「……それはイカンと思うぞ」
鬱「いいよ、襲われても。お兄さんなら」
男「簡単に貞操を振り回しちゃいけません」
鬱「初めてだと思うの?」
男「……最近の若者は進んでるなぁ」
鬱「冗談……てっきり、初めては、嫌なのかと思った」
男「また、どこまで冗談なんだかな」
鬱「見てみたい。それだけなんだけど」
男「片付いてないぞ。エロ本あるし」
鬱「見てみたいな。どんなのが趣味なんだろ」
男「俺は嫌なの。だいたい、俺の趣味なんか興味ないだろ。関係無い」
鬱「関係、あるよ」
男「おいおい、生き別れの兄妹だってんならまだしもな。俺達は間違いなく他人だろ?」
鬱「これ、あげる」
男「なんだこれは。麦チョコ? こんな駄菓子、今時あるんだな」
鬱「あたしの携行食。今は即席のバレンタインチョコかな」
男「どんだけ悲しいバレンタインだよ。どう見ても、話の腰を折っただけだろ」
鬱「それ、本命だったら、どうかな?」
男「ありがたく頂いとくよ。でも、遅くなる前に帰らせるからな」
鬱「ん、やっぱりだめか」
男「当たり前だ。来るんだったら、部屋の片付けを手伝ってもらうまでだ」
鬱「……それは、ちょっと嫌だな。見返りに何かしてくれる?」
男「そうだな。じゃ、先払いで──」
鬱「っ──ん……なんか、こういうの、ずるいな……」
男「あとは、色々片付いてからだ」
鬱「うん……色々ね」
おすまい
- 139 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 07:22:27.18 ID:kP9E1+E90
-
とまぁ、途中でかなり腰が痛くなってしまったので、またも強引に終わりにさせていただいた。
後先も考えずに筆の赴くまま書くのは問題があるね。
てなわけで、駄文失礼した。
- 140 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 07:25:06.33 ID:ZNkn/Tt8O
- >>138
乙。GJ!
朝から良いものを見た
- 141 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 08:12:24.00 ID:Exk7UBdTO
- 血が止まらないお!
/⌒ヽ
/⌒ヽ(^ω^ )
{ (/⊃ ⊂ __
ヽ (__⌒ワ) (三(@
に二二二) ||
`_) r′ ~~
└───`
- 142 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 08:36:01.82 ID:Exk7UBdTO
- >>90は神だお
- 143 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 09:54:25.98 ID:cffXo2iKO
- 保守
- 144 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 10:24:16.35 ID:Exk7UBdTO
- 鬱あげ
- 145 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 10:57:39.54 ID:H86s+FvrO
- 保守ですお
- 146 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 11:40:58.49 ID:e4jVBO13O
- 穂
- 147 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 12:46:51.97 ID:ZNkn/Tt8O
- ほーっ
- 148 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 13:27:54.80 ID:qOZJREht0
- http://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/6556.jpg
- 149 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 13:59:58.85 ID:K7PrgpjD0
- >>148
神が
- 150 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 14:38:35.40 ID:ZNkn/Tt8O
- >>148
鬱やべえぇぇぇぇぇ!
- 151 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 14:55:23.00 ID:APCKRhY8O
- >>148
是非定住を
鬱「………」
アムロ「相手が鬱なら、人間じゃ無いんだ!」
鬱「………」(私人間じゃ無いんだ…)
保守保守
- 152 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 14:57:54.56 ID:LANelrFk0
- >>148
あなたが神か
- 153 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 15:09:17.00 ID:H86s+FvrO
- >>148
(*゚∀゚)ムハー!GJ!!
- 154 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 15:35:16.93 ID:btQCVkx+0
-
どうも、鬱が気弱な先輩に重なるから困る。
- 155 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:00:31.87 ID:kiRi4FtBO
-
俺なんか高校時代の同級生にまんま鬱な娘がいた。
ああ、片思いでしたとも。
- 156 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:01:03.15 ID:8LSYJ1F+0
- http://vipmomizi.jog.buttobi.net/cgi-bin/uploader/src/6590.jpg
色を付けたら如何せんどこかのラノベの子みたいになった。
鬱デレ可愛いよ鬱デレ。
- 157 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:10:12.45 ID:e4jVBO13O
- ネ申の多いインターネッツでつね
>>156
電撃文庫の「想刻のペンデュラム」に似てるのがいたな
鬱じゃないけど
GJ
- 158 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:11:52.11 ID:APCKRhY8O
-
この神ブームは誰かが神を召喚したのかな?
- 159 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 17:07:37.80 ID:ZNkn/Tt8O
-
誰が召喚したかは知らんが、やっぱSSのおかげじゃねーかな
- 160 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 17:57:04.39 ID:ZNkn/Tt8O
- ほしゅー
- 161 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 18:18:30.72 ID:H86s+FvrO
- 保志ゅ
- 162 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 18:37:44.70 ID:MQRmzS8u0
- >>113からの続き
だめだ、やっぱり謝りに行かないと。ごはんはそれからでもいいよね。
4限目を終えて学食へ向かう人、自前のお弁当を持ってどこかへ向かう人を横目にしながら教室へとわたしは向かった。
「…いない」
教室を恐る恐る覗いてみたが、隅まで見渡してもどこにも男君の姿はない。どこかへご飯を食べに行ってしまったのだろうか。
(どこを探せばいいんだろう…?)
考えていると、ふと頭の中に声が聞こえた。
ひとけのないばしょー…ひとけのないばしょー…
これは勘。直感。乙女のインスピレーション。今まで勘を信じてろくな目にあったことはないが、やってみないことには始まらない。
ええと、人の少ないところと言えば…
…屋上!
たまに飛び降りたい衝動へ駆られたときにそこへ行く。それはともかく、風が吹くので寒い事請け合いの場所、人はまずいない。
よし、行こう。
ぐぅ~、という腹の抗議を無視しつつ、わたしは屋上へ向かった。
* * *
「…やっぱりいるわけないか」
屋上はいつも通り閑散としていた。というか、どうして人気の無い場所を探そうとしたんだろう?
普通人を探すっていえば人の多いところだよね?わたしじゃあるまいし。
金輪際乙女のインスピレーションは信じないことにして、わたしは結局教室で誰かに男君の居場所を聞くことにした。
さて、誰が知っていそうかな…?
A なぜか物凄い勢いで弁当をかっ食らっていた素直ヒートさん。
B ノートに何やら書きこんでいる素直シュールさん。
C 本を読んでいる素直クールさん。
D 何かをせわしなく探している渡辺さん。
E そんな奴らじゃダメだ!俺が選ぶ!(要人物指定)
鬱デレ以外あんま知らないので時間かかる恐れあり。だがやります。>>170、カモーン
- 163 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 18:40:38.00 ID:ZNkn/Tt8O
- だから遠いと思うのです…ksk
- 164 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 18:44:49.55 ID:MQRmzS8u0
-
え、遠い?今日は人がいるなと思ったんだけど…縮地の法を使う。
>>167に変更
- 165 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 19:31:34.07 ID:ZNkn/Tt8O
- 見よこの過疎を
皆忙しいんだな。月曜だし
- 166 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 19:41:44.15 ID:eaEi+qbCO
- 踏み台
- 167 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 19:47:11.96 ID:K7PrgpjD0
- Cで
それにしても過疎だ……
- 168 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 20:00:13.93 ID:jG75YVVe0
- はり
ttp://www.uploda.org/uporg681464.jpg
- 169 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 20:03:05.28 ID:ZNkn/Tt8O
- >>168
プリンwwGJ!
- 170 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 20:42:53.53 ID:H86s+FvrO
- ほす
- 171 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 20:48:59.21 ID:MQRmzS8u0
-
素直クールさん(通称クーさん)にしよう。冷静そうだし、男君のこと知ってるかも。
わたしは滅多に人に話しかけないのでかなり緊張…あ、こっち向いた。
「ん?何か私に用かな」
ぱたん、と読んでいた本を閉じてこちらに振り向くクーさん。その姿は凛、としていてカッコイイ。
「あ、あの…聞きたいことがあるんですけど」
そう言うと、クーさんは天然記念物でも見るかのような目をして、しかしすぐに笑って言った。
「珍しいな。鬱君が私に何か聞きたいとは。で、何かな?」
「お、男君は…どこか、知ってますか」
すると、クーさんは「ハハア」と今度はにやー、と悪戯っぽい目を浮かべてそうかそうか、と一人で何か納得しながら言った。
「ふふ、見たぞ見たぞ。確か朝方男君に運ばれてきたんだったな。いや~、まさかお姫様抱っことはね。まったく、この私でさえも赤面するようなシーンだったぞ」
「え?ええ、ええっ!?」
いきなり明かされた新事実。
「いやはや、まさか男君と君がそんな関係だったとはな…君も隅におけないものだ。今までちょっと暗い人だと思っていたが…」
「いや、あの、わたしと男君はそんなのじゃなくて…」
「いいぞいいぞ、このまま告白というわけか。いいね、まさに青春。私もうかうかしてられないな」
聞いちゃいない。
「だが、そのルックスで勝負をかけるにはいささか押しが足りない。もっと君は可愛くなるべきだ、可愛く。そうだな…ちょっと頭貸しなさい」
わたしの返答も待たずぐいっ、と引っ張りおもむろにわたしの髪をいじり出すクーさん。
「まあお節介かもしれんが…これが私のお勧めだ。鏡を見てくれ」
ポケットから手鏡を取り出してわたしに見せる。そこに写った姿は…
- 172 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 20:49:48.46 ID:MQRmzS8u0
- 「つ、ついんてーる…」
「私のセンスも悪く無いだろう?うん、そっちの方が良く映える。前々からいじってみたかったんだ、君の髪」
悪く無いどころか…いい。どこかの美容師さんかと思うくらい。
「これで男君もイチコロだな。うん、可愛いぞ、萌え」
…ひょっとして、これはクーさんの趣味?何だかハァハァしてるように見えるんですけど。
「よし、これで私がフォローしてやれることは全て終わった!心置きなく男君の元へ好きだと叫びに言ってこい。ああもちろんこのことは私に報告するように。
いいか、これは正当な報酬だ。これを次のアイツとの付き合いの参考に…ああいやいや、聞かなくていい」
クーさん、何を企んでいるんですか?
「…それから」
続きがあった。
「あまり、男君を心配させてやるもんじゃないぞ。君は自傷癖があるみたいだが…そんなことをして、傷つくのは彼の方だ。君が思っているほど、世間は冷たくないものだ」
「は、はぁ…」
クーさんは、わたしを心配してくれていたのだ。思わず間抜けな返答になってしまったが…嬉しかった。けど。
「…で、結局男君はどこですか?」
一番肝心なことを聞いていなかった。
「うん?ああ、そうだった。ははは、すっかり忘れていたぞ。うん、男君のいるところはだな…」
A 食堂だ。仲良くランチしてきなさい。
B おや、戻ってきたようだ。どうやら彼も君を探しまわっていたらしいな。
ここで急襲、>>173で決める
- 173 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 21:02:23.25 ID:kiRi4FtBO
- よしAだ。
- 174 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 21:04:58.68 ID:MQRmzS8u0
- おk
でも今からメシ食ってくる
- 175 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 21:35:37.24 ID:kiRi4FtBO
- ほし
- 176 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 21:49:54.90 ID:H86s+FvrO
- またうpしにきました
欝デレ本当可愛くて困る
http://imepita.jp/20070205/783810
http://imepita.jp/20070205/784070
http://imepita.jp/20070205/784390
ごめん汚い/(^o^)\
- 177 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 21:51:41.75 ID:6Thy1iNp0
-
あ~よく寝た……結構な賑わいになった。せっかくだから、落ちるまで付き合うか。
ほすほす
- 178 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 21:58:11.80 ID:rE94jGVNO
- 素直狂うのパクりか
- 179 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:00:14.71 ID:DdW5/ifz0
- >>178
なにそれ、美味いの?
- 180 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:04:56.03 ID:rE94jGVNO
-
正直こっちよりレベルは高かったかな。トカゲの話とか
- 181 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:08:46.33 ID:6Thy1iNp0
- お婆ちゃんが言ってた……
人間は、生きている者より死人を顧みるものだって……
- 182 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:11:57.03 ID:rE94jGVNO
-
確かに話のレベルが全体的に高い割に人気は無かったなwww
やっぱり素直よりデレの方がとっつき易かったのかね。当時は。というか今もかwww
- 183 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:13:59.66 ID:6Thy1iNp0
-
さあ、満足したなら、黙って落ちるまで付き合おうか。
ケチをつけるなら誰でも出来るが、賞賛する事は実は難しい。
- 184 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:16:10.07 ID:rE94jGVNO
- 素直狂うは賞賛してるがな。
まぁ鬱は鬱なりに何かいーんじゃないの?俺はパクりにしか見えないけど
- 185 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:18:29.22 ID:ZNkn/Tt8O
- >>176
俺は嬉しい。全部良いが三枚目が特に…GJ!!
- 186 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:20:51.76 ID:6Thy1iNp0
-
その感受性だけが素直である事はよく解った。
曲がった言葉を受けとらんらしい。
- 187 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:24:40.48 ID:rE94jGVNO
- 賞賛と崇拝の違いって分かる?
崇拝は危険だよ。崇拝対象をけなされると冷静でいられなくなる。
すぐに噛み付く。でも大丈夫。君はまだ末期じゃない
- 188 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:30:32.67 ID:6X9JOmKKO
- >>187素直狂うを知らないんだけど、どんな所が似てるのか俺に教えてくれ。
それと、素直狂うと鬱デレの違う所も教えて欲しい。横槍すまんね
- 189 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:30:47.04 ID:6Thy1iNp0
-
そりゃすまんこ。だが、私が崇拝するのは、ちっちゃい女の子と眼鏡だけだ。
でもそのフレーズは気に入った。
で、少しは保守になったかな。
- 190 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:34:56.18 ID:MQRmzS8u0
- 何か微妙な雰囲気…>>172の続きを出してもいいものか
- 191 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:36:12.20 ID:rE94jGVNO
-
違う所…向こうは男をよく刃物で刺してたな
それ以外は変わらん気がする
さて、活気づいてきたかね
- 192 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:39:09.43 ID:6Thy1iNp0
- >>190
いやいや、本気で熱くなってどうすんの。
ここはウッシッシーな態度で語らう場所だろう。
- 193 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:40:12.20 ID:ZNkn/Tt8O
- >>191
お前…良い奴なのか?
人それぞれだから仕方ないなーって見てたんだけど、崇拝の話は参考になった。ありがと
>>190
さあ いまだ !!
- 194 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:42:25.08 ID:MQRmzS8u0
-
「食堂だ。仲良くランチしてきなさい」
「あ、ありがとうございます」
わたしはクーさんにお礼をし、食堂へ向かおうとして…最後に、一つだけ聞く。
「やっぱり…この髪型のままで?」
「当然」
グッドラック、とクーさんが指を立てる。苦笑しながらも、いい人だなぁ、と思いながらわたしは急いで食堂へ向かうのだった。
* * *
クーさんと色々やっていたせいか食堂も人数はまばらになっていた。…ひょっとして、もういないんじゃないかなあ。
そう考えていたが、まずは探してみないことには。
きょろきょろ見まわしていたところ、隅のテーブルでわたしのよく見知った人を見つける。
見つけた…
彼のテーブルには、明らかに手をつけていないと思われるパンが山となって積み上げられていた。それから、目線を動かして、人を探しているようだった。
鈍いのか、わざとなのか、髪型を変えているわたしには気付かないようだった。
『これで男君もイチコロだな。うん、可愛いぞ、萌え』
…本当、なのだろうか。男君が、気付かない、くらい。
本日、二度目の慣れない行動。
「…あの、男君」
わたしに話しかけられて、ようやくわたしだと分かったのか驚く男君。
「え、あ、おま、鬱…か?」
「…うん」
どうやら本当にわたしだと分かっていなかったようだった。
「いや…すまん。鬱に似た奴がいるなーって思ってたけど、まさか本人とは」
「ご、ごめんなさい、分かりにくくて」
思わず謝ってしまう。この癖、中々抜けないなぁ。
「いやいやいや、気付かなかった俺が悪かったよ。で、それ…自分でやったのか」
- 195 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:43:04.00 ID:MQRmzS8u0
-
「え…あ、うん…その、まあ、ちょっと…手伝ってもらって」
「へぇ…」
「…やっぱり、ダメかな。似合わない、よね」
「んなことねえよ。可愛い」
可愛い、と言われ、わたしの体温がみるみる上昇していく。口がぱくぱくして、言葉が出なかった。
「髪型を変えに行ってたんだな。保健室に行ったらさ、もう出て行ってご飯でも食べに行ったんじゃないって先生に言われてさ。んで鬱の分までメシ買って待ってた」
まだ、少し頭が熱くて、何も言えない。
「まだ食べてないんだったら、一緒に食べようぜ」
「…ありがとう」
まだ火照った頭で、何とかそれだけ口にする。
ちょこん、と男君の向かいに座ってパンの山から一つ取る。
わたしの好きな、菓子パンだった。
「…ね、聞いて、いいかな」
わたしは、一つ聞いてみたかったことを聞いてみた。
「えっと、あのね…わたしを運ぶとき…お姫様抱っこしたって…ホント?」
「ん?ああ、まあ、そんなこと…したな」
クーさんの言葉はホンモノだった。続けて、聞いてみる。
「恥ずかしく、なかった?」
「全然…だって、お前が倒れたのに…なりふりかまってられるか」
今度は男君が赤くなって、少しだけ、目をそらした。それが可笑しくて…嬉しい。
いつ以来だろうか、わたしはほんの僅かだけれど笑った。
「あ、笑ったな鬱?いいさいいさ、お前が笑ってくれるならもっとやってもいいぞ」
「それはちょっと…困るなぁ…」
お姫様抱っこは恥ずかしいから困るけど、でも、笑ってみるのは、悪くない気がした。
A このままお話を終える。終わりは美しく。
B いやいや、事後報告は大切。クーさんに会いに行こう。
>>196、GO
- 196 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:43:19.32 ID:6X9JOmKKO
-
刃物かぁ・・・それはそれで良いかもしれんね。
鬱デレが好きなんだから、きっと素直狂うも好きになれたんだろうな。
夜に絵を投下するよー、次はもっさりしない用に気をつける
- 197 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:49:39.70 ID:CejbMwHh0
- B
- 198 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:52:27.35 ID:ZNkn/Tt8O
-
なんてことだ。期待してるが安価を…今度は近すぎたな
Bが良かったのだけど
- 199 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 22:58:23.85 ID:si5aABPL0
- (´・ω・`)うpろだあります?w
- 200 :愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 23:01:21.29 ID:ZNkn/Tt8O
- >>199
イメピタhttp://imepita.net/m/