大風邪編


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[09/01/25-31書き込み]

上着なしでうろついたせいであっさり風邪を引いたひ弱な俺。

俺「はあ…はあ…うっ…」
幼「わ…」
俺「うぷっ…はあ…。ごめん…ごほごほ…」
幼「風邪引いたでしょ?」
俺「引いてないよ」
幼「体温計!」
俺「うう…」

 ◇

俺「37.9」
幼「お前寝てろ」
俺「眠くないよ」
幼「布団から絶対出ちゃだめだよ」
俺「ゲーム取ってよ」
幼「ゲームなんかやらなくて良いの」
俺「暇だよ」
幼「何食べたい?」
俺「今食べたくないよ」
幼「何食べたいって聞いてるの」
俺「玉子雑炊お願いします」
幼「かしこまりました」

 ◇

俺(ああ…次スレが立ってる…報告ぐらいしなきゃ…バレないように写メ…)

カシャ

幼「こら!また遊んで!
  寝てろって言ってるでしょ!」
俺「ご、ごめん…」
幼「もう本当に携帯取り上げるよ!」
俺「あの、明日マジで仕事行けないかもしれないから写メしようと思って」
幼「何度だった?」
俺「38.8」
幼「携帯没収」
俺「ごめん、寝るから、メールで連絡するだけだから」
幼「ねえ、風邪で本当に死んじゃう人だっているんだからね!?
  ひっく…和くんが…和くんが死んじゃったらやだよ…」
俺「ごめん…泣くなよ」
幼「泣いてないし…」
俺「もう寝るよ」
幼「うん」
俺「おやすみ、今日は一日潰しちゃってごめんね」
幼「早く元気になってね。
  明日辛かったらいっしょに病院行くから」
俺「いつもありがとう。
  優しいな」
幼「やっと分かったか、バカ」

 ◇

幼「着替えとか買ってきたよ」
俺「はあ…はあ…」
幼「体起こせる?」
俺「はあ…はあ…」

布団から出て上着を脱ぐと、とたんにわっと嫌な臭いが立ち込める。自分でもこれほど臭いのだから幼なじみからしたら相当な悪臭だろう。
それでも幼なじみは文句を言わずに濡れタオルで上半身を拭いてくれる。

俺「臭いから良いよ…」
幼「臭くないよ?」
俺「…」
幼「汗拭かないと気持ち悪いでしょ」
俺「…」
幼「冷たくない?」
俺「うん…」
幼「首上げて」
俺「ん…」
幼「よいしょ…」

 ◇

幼「お尻上げて」
俺「良いよ…下は…」
幼「ほらほら、良いから」
俺「ん…」
幼「この子も元気ないね」

見られても拭かれても萎えたままの息子。
今までも、お風呂に入る時とかおとなしい状態のモノも見たことはあるけど、こんなに近くでずっと見る機会はなかっただろう。

俺「元気な…方が…好き?」
幼「そんなんじゃないけど元気がないと心配だもん」
俺「元気に、うっ…ごほっ、ごほっ」
幼「あ、ごめん…返事しないで良いから」
俺「元気になったらお願い聞いてくれる?」
幼「分かったから喋るな」
俺「ふふ…」
幼「ん?」
俺「ふふふ…ふっへ…」
幼「…さっきのお願いってエッチなことじゃないよね?」
俺「ふははっ、今さらそんっ、うっ…がはっ、げほっ…」
幼「あーあー大声出すから…。
  もう寝なサイ」

 ◇

幼「具合は?」
俺「もう大丈夫そうだよ」
幼「熱は?」
俺「38.0」
幼「おー、良かったね」
俺「病院行きかと思ったよ」
幼「私も月曜の夜は、朝に病院入れれば良かったと思った」
俺「一気に熱上がると体調そんなに悪くなくてもなんか焦るよね」
幼「分かる分かる」
俺「逆にさっきなんて『何この体温計、38ごときでピピピとか鳴ってんの?』って思っちゃったもん」
幼「それはおかしいだろ反応」
俺「はは」
幼「ってか…よく考えるとまだ38あれば十分高熱じゃん!」
俺「あれ」

 ◇

俺「いや、まあ確かに今の方が40行った時より辛いんだけどね」
幼「ダメじゃん」
俺「40の時は結構楽だったからね。別に歩けるし辛くもないし。余裕がある分暇でさ」
幼「あれは逆にこわかった。近寄っただけで熱いのに漫画読むし」
俺「38.8の時が一番辛かったな、布団の中なのに寒くて寒くて、しかも痛くてさ。
  やっと寝てもすぐ起きて、起きた瞬間は汗だくで暑くてたまらないんだけどまた寒くなって」
幼「ずっともぞもぞしてたもんね」
俺「咳もうるさかったし、電気も点けたままだし、寝られなかったでしょ?」
幼「んあ」
俺「急に変な声出すなよ、マキバオーかお前は」
幼「ごめんごめん」
俺「どうした?」

 ◇

幼「私さ、普段は夜電気点けたまま寝てるんだよね。
  だから点けたままでも平気だったよ?」
俺「なんだよ、早く言ってくれれば良かったのに」
幼「んー別に…」
俺「まいったな、そんなに俺に嫌われたくなかったかー」
幼「違うわ!」
俺「でもあんまり寝付き悪くなかったよな?」
幼「うん、けっこーね」
俺「俺といっしょだから暗くても安心してすぐ寝られるんだろ?」
幼「うん、そう」
俺「え」
幼「なんてね」
俺「悪化するからびっくりさせるな」
幼「ホントかもしれないけど」
俺「え」

 ◇

俺「夜、暗いの苦手なの?」
幼「別にそういうわけじゃないけど」
俺「風邪治ったら、これから寝る時どうしようか?」
幼「明るくても寝られるの?」
俺「暗い方が寝やすいかな。
  特にお前といっしょの時は」
幼「私?」
俺「お前の寝顔があるとどきどきしちゃうからな」
幼「しなくてよろしい」
俺「そうだ、イチゴは?」
幼「今、食べられる?」
俺「少しなら。
  お腹空いた」
幼「じゃあ待ってて」

 ◇

幼「良かった、食べられるようになったんだ」
俺「うん」
幼「もっと食べられそうなら私のも食べて良いからね」
俺「いや、このぐらいで良いよ」

自分の小皿のイチゴにコンデンスミルクをかけながら、安心している幼なじみ。

俺「ちょっと」
幼「ん?」
俺「いや、皿持ってきて」
幼「やっぱ食べる?」
俺「あーんして」
幼「えっ、なんで?」
俺「あーん」

びとびととイチゴを唇に当てると、口を開いた。

俺「唇、舐めちゃダメだよ」
幼「なんで?」
俺「良いから、はい、あーん」
幼「ふあ…むぐ…」
俺「牛乳も飲もうか」
幼「わっ、危っ…」

皿の端から牛乳を飲ませると口の端から少し垂れる。

俺「まだ拭いちゃダメだよ」
幼「なんでだよ」
俺「写メするから」
幼「拭くぞ」
俺「あっ…あーあ拭いちゃった。
  白いの美味しかった?」
幼「お前、変なこと考えてるだろ」
俺「違うよ、看病してもらった恩返しだよ」
幼「なるほど、恩を仇で返すと」
俺「違いますよ」
幼「もういい加減見捨てるぞ」
俺「さっきからパンツ見せてくれてるのに?」
幼「あっ、きゃっ!
  何見てんのよバカ!」
俺「よく眠れるように水色か」

 ◇

幼「そこまで考えて下着選んでないぞ」
俺「じゃあさ、なんで最近スカートばっかなの?」
幼「ばっかりじゃないもん」
俺「それに、白の下着って汚れや黄ばみが目立つから三次元にはあんまり多くないのに、お前最近白多いよね」
幼「そんなことないでしょ」
俺「それに、前にタンス見た時は縞パンなんてレパートリーになかったし」
幼「タンス見た時?」
俺「あ、いや…」
幼「タンス、見たの?」
俺「ダメでした?」
幼「ダメに決まっとるだろ」
俺「だったらもう見ないよ」
幼「なんか素直だな」
俺「おニューはやっぱりエッチの時に初めて見せたいって気持ちは分かるからね」
幼「ちっ、違うよ!?」
俺「『この新しいパンツ変じゃないかなー、喜んでくれるかなー』」
幼「そんなこと思ってない!」
俺「『縞パンそんなに好きなのかな、買ってみようかなー』」
幼「思ってない思ってない」
俺「『新しいって気付いてくれるかなー、たくさん興奮してくれるかなー』」
幼「うああー…、思ってないもん」

俺のことはまだひっぱたけないので、枕でドスンドスンやる幼なじみ。顔が真っ赤だ。
もしかすると図星なのかもしれない。
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