日常編85


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幼「おかえりー」

家に帰って扉を開けると、玄関でみおがお出迎え。

俺「なんで玄関にいんだよ」
幼「廊下の歩き方でお前って分かったからそのまま待ってた」

笑顔で迎えられると嬉しくなってしまう。
帰った時にたまたま玄関でみおが待ってたことは前にもあったが、今回の方が嬉しい。

俺「分かるんだ?」
幼「全然違う」
俺「結構音する?」
幼「うん」
俺「じゃあ俺たちがエッチなことしてる時って廊下に響いてるの?」
幼「えーっ!?
  響いてないと思いたい」
俺「だけど足音の違いが簡単に分かるってやばいだろ」
幼「でもでも、玄関の近くにいないと足音も聞こえないし距離的に無理だろ」
俺「逆に言うと扉の前で聞き耳立ててたら聞こえるかもってことだよね」
幼「そうだけどそんなことしないだろ普通」
俺「でも子供の頃マンションの廊下歩いてたらゲームの音が聞こえて、
  ドアにひっついて何のゲームか確かめようとしたぞ俺」
幼「アホか」

 ◇

俺「しかし、帰ってくる時の足音がうるさいのは困ったな」
幼「別に良くない?」
俺「帰ってきた時に静かに鍵を鍵穴に入れてゆっくりドア開けても絶対玄関でオナニーしてないってことじゃん」
幼「玄関ではしねーよ!」
俺「どこでしてんの?」
幼「どっ、どっ、どこでとかじゃなくてっ、玄関はおかしいだろってことだよ!」
俺「定位置でオナニーしてるの?」
幼「してない」
俺「やっぱ布団?」
幼「してないっての」
俺「みおは優しいなあ」
幼「なにがだ」
俺「だって性欲をもてあますでしょ?」
幼「もてあまさんわ、お前に根こそぎ持ってかれるってのに」
俺「みおのそういう優しいとこ好きだなあ、俺だけで満足ですよみたいなさ」
幼「満足とか言うな!
  生々しいわ」
俺「でも知ってんだよ俺は」
幼「なにがじゃ」
俺「ローターを写メで撮っておいて後日比較すると、微妙に位置がズレてる時が二回あったからね」
幼「えっ?」
俺「いや、場所が少し動いてたりすんだよ」
幼「それ地震とかじゃないの?」
俺「えっ?」
幼「少し転がったりしたんじゃないの?
  私は使ってないよ?」
俺「そんなに動くのか?」
幼「分かんないけど……酔ってて使って忘れてるとかかな?」
俺「うーむ……本当にわからないっぽい顔してやがる」
幼「使ってないって」
俺「逆になんで使わないの?」
幼「使ってほしいわけ?」
俺「だって性欲が膨れ上がって浮気されたら嫌だもん」
幼「浮気なんて絶対したくないよ」
俺「でも普通は興味あるだろ。バイブでオナニーの方が慣れたら気持ち良いんじゃなかろうかとか。
  なんでそんな我慢出来るの?」
幼「一人でするのは、和くんに見られながら無理矢理やらされるから良いんだよ」
俺「それはそれでどうかと思うが」

 ◇

俺「じゃあさ、一週間撮影して良い?」
幼「はあ?」
俺「俺が風呂に入ってる間とかに撮影を一週間してさ、みおが俺に世間話でも送ってよ。世間話の時は一日五分で良い。
  だけどもしオナニーする時はその前でするんだよ」
幼「また変なこと言い出したな」
俺「俺が観られるのは一週間の内の一日分だけでさ。
  もしみおが毎日オナニーしてたら全部当たりなわけだけど」
幼「なんで撮られてるのに毎日するんだよ、バカか私は」
俺「ねえ、やろうよ」
幼「別に良いけど……」

 ◇

[一週間後]

俺「どれにしようかなー」
幼「どれでも良いだろ」
俺「やっぱ本命は、前日エッチなことしてない三日目あたりだよな……」

そう言いながらみおの顔を覗き見る。あまり焦っていない。早く決めろよって顔だ。

俺「よし、ラスト七日目だ」
幼「三日目じゃねーのかよ」
俺「みおは優しいから一つは当たりを入れてくれるはず!
  多分七日目は『本当は別にオナニーしたくないけど、今日で最後だし当たりを入れておいてあげるね』とか言いながら脱ぎ出すみおがいる!」
幼「そうですか」
俺「俺の推理に間違いはない!
  真実はいつも一つ!」

 ◇

俺「ちくしょー……」
幼「どうした」
俺「二日続けて缶コーヒー忘れて帰ってアッタマきたとかどうでも良いんだよ……」
幼「ほとんど飲んでなかったんだぞ」
俺「やっぱ三日目が当たりだったのかなあ……」
幼「七日全部観て良いよ」
俺「うわ!
  お前そういうこと言うの止めろよ!」
幼「なんで?」
俺「そういうの全部ハズレっぽいじゃん!
  あと一つだけなら良いよ、とか恥ずかしそうな顔をしながら言うのがベスト」
幼「めんどくせえ」
俺「まだ残りの六本には全部当たりの可能性が残されてるんだよ。
  ネコだよネコ。ノックバックのネコ?
  なんか箱の中のネコが生きてるか死んでるかは分からない的なやつだよ。パラドックスだよ」
幼「あの子かわいいよね」
俺「そりゃインデックスさんだ」
幼「よく分かるなお前」
俺「とにかく残りは全部当たりなんだよ、俺が決めた!
  このまま封印した方が夢があるんだ」
幼「じゃあ残りは観てくれないの?」
俺「うう……俺だってすごく観たいよ、でも全部ハズレだったらさあ……」
幼「せっかく色々喋ったのに」
俺「ふう……観るよ」
幼「まあ一つだけ楽しみに残せば良いじゃん」
俺「そうだな」

 ◇

一つ以外全部観ました。

俺「あー、やっぱり三日目だったな」
幼「あれだけ三日目が怪しいと言っておいて、なんで三日目を残すんだ」
俺「だって『三日目を観ちゃうおうかな』って顔色見ても平気な顔をしてるから。
  まんまとやられたよ、やっぱり三日目だったか」
幼「三日目もハズレだけどな」
俺「やめろ、当たりなんだよ。三日目が当たりだったんだよ。残念だったねって言えよ」
幼「三日目、当たりだったんだよ。本当はドキドキしてたの」
俺「うっひょ、マジかよ」
幼「うひょとかキモい」
俺「三日目だったかー」
幼「それで自分を騙せるのかお前は」
俺「なんか希望があるってだけで晴れやかな気分だよ。
  まだまだ世の中捨てたもんじゃないなって感じ」
幼「お前はそろそろ粗大ゴミで出して捨てた方が良いな」

後日、みおがいない時に三日目も観ました。すごくドキドキしながら再生しましたがハズレでした。
僕は静かにズボンとパンツを履き直し、悲しみの海で寝ました。
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