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GKによるSS



ストーリー



どんどんどんどん…ぴーぴーぴー
どんどんどどどん…ぴ~ぴょろろ

下劣な鼓と単調な笙の音色が響く薄暗い森の中
希望崎学園某所

場所に似合わない巨大な鳥居とその奥には立派な社がある
「やあ、ようやく完成したのですね」
「ああ、ようやく完成したのだよ」
老人と少女が話している

「ここは希望崎招魂社」
「表向きは学園で死んだ魔人達の魂の慰霊場所」
少年と少女が話している

「ここは希望崎招魂社」
「さまよえる魂を閉じ込める場所」
巫女と神主が話している

「ふふふ、異国の魔人の魂」
「くくく、さぞ美味しい事でしょう」
女性達が話している

「魂無きクグツよ」
「お前たち四人の仕事は戦いを滞りなく進ませる事だ」
科学者が話している

「私の108番目の娘よ」
「名もなき娘よ」
「お前はお前の快楽の為に動け」
「そして私を楽しませておくれ」
「はいお父様」
老人と少女が話している

無駄にOSRが高い悪人会話もまた魔人一族の儀式の一つ

こんな裏事情とは関係なく

世界の魔人達は己の欲望の赴くまま好き勝手に暴れまわるのだ


希望崎学園報道部のウワサ



「ちくしょう、海外の魔人ども好き勝手しやがって」
「しかし希望崎はまだマシらしいぜ」
「何?どういうことだ?」
「なんでも関西の羅漢高校はたった3人の魔人によって壊滅したらしいぞ」
「な、なんだってー?!」
「しかし羅漢といえば伝説の東西戦で希望崎を打ち破ったほどの強者」
「や、奴らをたった3人で壊滅させるなんてどんな恐ろしい連中なんじゃあ」
「お、オレは名前だけなら聞いたぞ」
「さぞかし有名な魔人なんだろうな」
「えーと確か一人目はボーディ・ナーガルジュナとか言うたな」
「んー知らんのう」
「ぬがー、なんじゃとナーガルジュナと申したか!!」
「知っているのか雷電」
「うむ!!聞くも恐ろしきインドの魔人よ!!」
「インド?あのカレーの国か?」
「ナーガルジュナ、達磨の末孫と言われる男よ」
「達磨さんが転んだとインドにいったいどんな関係が?」
「詳しい事は知らぬが奴と相対した魔人はその力を失うと言われる、実に恐ろしき魔人よ」
「ガクガクブルブル、そんな恐ろしいヤツが居たとはな」
「2人目の名前はスエンハット・リリバー2世とかいったな」
「なんと!!あのリリバー2世であったか!!羅漢もついておらぬ!!」
「知っているのか雷電!!」
「うむ!!スエンハット・リリバー、ファラオの中のファラオと呼ばれるエジプトの魔人よ」
「エジプトじゃと砂漠にピラミッドのあのエジプトか?」
「そうよ!!奴は死者を操る術を持つ呪術の使い手、ヤツが力を使えば周囲に残るは死体のみと言う話だ!!2代目がいたとはな!!」
「じょじょじょじょじょー!!」
「お、恐ろしさのあまり小便をちびってしまったぞ」
「ううむ、何という事だ希望崎はラッキーであったな」
「そして3人目だが」
「んん?どうした?」
「ワ、ワシも言うのが恐ろしい」
「もったいをつけんでええんじゃ!!はよう言わんか!!」
「あ、ああ…フィリピンのバナナじゃ」
「げええ!!バナナ!!」
「ぶくぶくぶく…バ、バナナ…」
「あ、泡を吐いて気絶しよった…」
「まさかバナナとは!!」
「雷電!!聞かんでも知っているぞ!!」
「うむ王の中の王「キング」と呼ばれたあのバナナとあっては羅漢が不運の極みである事は間違いないのう」
「ああ全能のバナナ、ワシも噂だけなら聞いたことがある」
「それに比べれば希望崎はラッキーだったな」
「ああ、間違いないラッキーだ」


<プロローグ>



ぽぽ黒正は猫神である
厄神であり福神である

にゃーと啼く事で人を不幸にする
先日は番長である伊藤マコトに呪いをかけた
当然のように女に殺されて伊藤マコトは死んだ

日向で寝ていたら尻尾を踏まれたので
生徒会長の真中ジュンペイを呪ってやった
当然のようにイチゴパンツの写真を撮っている所を逮捕された
その後フィリピンバナナの皮で滑って転んで死んだらしい

ぽぽ黒正は由緒正しき猫神である
当然のようにグルメだ
死ぬほど空腹でも無い限り50円の猫缶になど興味を示さない
学生食堂に忍び込んで焼きそばパンをネコソギ奪ったりもする

今日は良い事を思いついた
世界中から魔人がやってくれば
世界中の美味いものが食えるのではないか

ぽぽ黒正は見た目は猫だが厄神である
希望崎学園の財政を無意味に悪化させる事も可能だ
人間に化けて交換留学制度で金を儲けようという策を校長に吹き込むのもわけはない

今日は吾輩の社が立派になった
魔人の魂を喰うのも悪くない

ぽぽ黒正はこう見えても神である
魔人どもが争う様は見ていて非常に楽しい

幸いな事に希望崎には狂信者が沢山いる
そいつらを誑かしてハルマゲドンを引き起こすのだ
にゃひひひ
もうすぐ楽しい祭りがやってくる
にゃひひひひひひひひひひひ