記録更新研究会 - パンヤ攻略
mor式の嘘
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匿名ユーザー
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嘘って言うのはちょっと言い過ぎですがあえてこういうタイトルにしてみました。
トマチップを狙う計算スキームとしてはmor式(現在はページ消滅)と呼ばれるものが有名で、他にも当サイトのリンクから辿れるサイト等いくつか方法解説ページがあるようですが、これらは簡単に実行できるようかなり簡略化されたものであり、場面場面によって誤差が大きく出てしまいます。
そこで、これらの計算方法(総称として「mor式」と呼びます)のどういう点に誤差が含まれているのかを解説します。「○○のページに書いてある通りに打ってるんだけどどうも入らん」ってな人の助けになればいいなと思います。
そこで、これらの計算方法(総称として「mor式」と呼びます)のどういう点に誤差が含まれているのかを解説します。「○○のページに書いてある通りに打ってるんだけどどうも入らん」ってな人の助けになればいいなと思います。
1.補正値の嘘
トマでは、パワー値(クラブのヤード数)×決定したSP(ショットパワー)で計算した飛距離と実際に飛ぶ飛距離は一致しません。よってSPに対応した補正値をかける必要があり、この点については間違いはありません。
しかし、この補正値をどんなパワー値にも利用しているのが問題です。以下の画像をごらん下さい。
しかし、この補正値をどんなパワー値にも利用しているのが問題です。以下の画像をごらん下さい。
中段はSP100%時の飛距離、下段はSP80%時の飛距離です。SPがぴったり80%になっていることはトマ着弾時の煙が出ていないことで確認してください。また、風はほぼ真横風1mになるようにし、飛距離に関しての風の影響は無いものとします。
この結果を以下の表にまとめ、距離補正値を計算してみます。
この結果を以下の表にまとめ、距離補正値を計算してみます。
P時表示飛距離 | 250 | 258 | 270 |
SP80%時飛距離(A) | 191.63 | 199.68 | 211.38 |
表示飛距離×80%(B) | 200 | 206.4 | 216 |
SP80%補正値(A÷B) | 0.958 | 0.967 | 0.979 |
SP100%時飛距離(A) | 253.85 | 262.55 | 275.11 |
表示飛距離×100%(B) | 250 | 258 | 270 |
SP100%補正値(A÷B) | 1.015 | 1.018 | 1.019 |
この表から、かけるべき補正値は飛距離によって全く異なることが分かるかと思います。mor式ではどんな飛距離にも特定の補正値を適用していましたが、それは間違えていると言うことができるかと思います。
2.前後風の嘘
mor式では、前後風(追い風向かい風)はそのままの数字を飛距離に足し引きすればよいとしていますが、これもある意味では間違いです。なぜなら、SPによってアズテックの滞空時間が変わるのだから、SPに応じた補正をしなければなりません。
またこれもパワー値に応じた計算になるのですが、パワー25前後としてざっくり計算すると、
またこれもパワー値に応じた計算になるのですが、パワー25前後としてざっくり計算すると、
- SP100%:風速×1.0(つまりそのまま足し引き)
- SP90%:風速×0.8
- SP80%:風速×0.6
これぐらいの計算だけでもかなり精度は高まると思います。
また、滞空時間という点を考えるなら本来は高低差も考えなければならないのですが、どうもこの辺は無視して良いぐらいの影響のような気がしています。なぜなら、トマ着弾直前というのは落下スピードが最高になっているということなので、打ち下ろして少々滞空時間が伸ようとトマ全体の滞空時間から考えると微々たるものだからです。しかしどうも気になるというのなら、-10m以上の打ち下ろして×1.1しておくぐらいでいいでしょう。打ち上げについては×1.2ぐらいしてもいいかもしれません(この辺はまだ未調査)。
また、滞空時間という点を考えるなら本来は高低差も考えなければならないのですが、どうもこの辺は無視して良いぐらいの影響のような気がしています。なぜなら、トマ着弾直前というのは落下スピードが最高になっているということなので、打ち下ろして少々滞空時間が伸ようとトマ全体の滞空時間から考えると微々たるものだからです。しかしどうも気になるというのなら、-10m以上の打ち下ろして×1.1しておくぐらいでいいでしょう。打ち上げについては×1.2ぐらいしてもいいかもしれません(この辺はまだ未調査)。
3.高低差の嘘
mor式では、高低差の影響は打ち下ろして×0.9、打ち上げで×1.2としてそのまま足し引きとかやっていますが、これは明らかに間違いです。なぜなら、この計算方法が成り立つということはトマホークは最頂点から一直線状に落ちてきている(しかも高低差0m地点でガクッと折れ曲がる!)ことになるからです。
しかし現実には、画面で見ても分かるようにトマホークはカーブを描きながら落ちてきています。高低差±2mぐらいまでならこの計算方法でも近似できるかとは思いますが、それ以上となるとちょっと厳しいのではないでしょうか。
高低差による飛距離の増減は、高低差を表す数字だけを見ても絶対分かりません。なぜならSPによってトマホークの弾道自体が変わってくるからです。下図を参照下さい。
しかし現実には、画面で見ても分かるようにトマホークはカーブを描きながら落ちてきています。高低差±2mぐらいまでならこの計算方法でも近似できるかとは思いますが、それ以上となるとちょっと厳しいのではないでしょうか。
高低差による飛距離の増減は、高低差を表す数字だけを見ても絶対分かりません。なぜならSPによってトマホークの弾道自体が変わってくるからです。下図を参照下さい。
この図は極端に描いたもので軌道も実際のものとは異なると思いますが、高低差が無い時の飛距離の差(紫の部分)と打ち下ろしの時の飛距離の差(黄緑の部分)では、大きな違いが生じることが分かるかと思います。。このようにSP80%と100%では高低差に対する影響もまったく変わってきます。またもちろんパワー値によってもこれは大きく変わります。よって、この点を考慮にいれていないmor式では飛距離に大きな誤差が生じるのも当然なのです。
ではどう計算すれば精度が良くなるのかという話ですが、打ち下ろしと+3~4mぐらいの高低差に関しては、放物線の式y=ax^2でかなり良いところまで近似できるような気がします。打ち下ろしと飛距離の関係データが最低二つあれば連立方程式で係数aは求まるので、自分の飛距離で調査してみると良いかと思います。ただ+10m以上とかの打ち上げに関してはどうも計算が難しいので、個別に調査した方が良いのではないかとも思います。
4.横ズレの嘘
これがトマチップにおいては一番肝心ではあるかと思いますが、やはりここにも嘘があります。
今までの文章より推測はされると思いますが、つまり、風による横ズレもパワー値によってそれぞれ違うということです。縦ズレなどよりはパワーによる差も小さいのですが、横ズレは0.1違うだけでカップから外れてしまったりするものですから、少しの差が明暗を別けるものであると思います。よって、これも自分のパワー値に対しての横ズレを調査する必要があります。
今までの文章より推測はされると思いますが、つまり、風による横ズレもパワー値によってそれぞれ違うということです。縦ズレなどよりはパワーによる差も小さいのですが、横ズレは0.1違うだけでカップから外れてしまったりするものですから、少しの差が明暗を別けるものであると思います。よって、これも自分のパワー値に対しての横ズレを調査する必要があります。
まとめ
以上まとめてmor式のどこが間違えているのかというと、計算式なんて物はパワー値によってそれぞれ変わってくるはずなのに、それらを一まとめにしてとある飛距離に対しての計算方法を他の飛距離にもあてはめることができる、としている点だということです。
なのでそういうものは参考程度にしつつ、自分の飛距離に合った計算方法を調査していくことがチップ率向上に繋がると考えられます。
なのでそういうものは参考程度にしつつ、自分の飛距離に合った計算方法を調査していくことがチップ率向上に繋がると考えられます。
- 嘘とかいって難癖つけるなら、正しい情報だせや。
文句だけならだれでも言えるっツーの。 -- つーか (2007-08-05 00:13:47) - この手の夏休みerは見るだけで不快だし、即削除でいいんじゃないでしょうか。 -- すがり (2007-08-05 08:23:42)
- 正しい情報(かどうかは分かりませんが、少なくとも私が正しいと考えている情報)はもちろんあるのですが、それを公開するとパンヤ規約違反となる可能性があるので、公開はしません。
「嘘という結論に至った情報」ならば全部上に書いて通りです。
また、このようなものでも意見の一つであると思いますので、削除はしません。
#「文句だけならだれでも言える」はずなのに、その文句を言う人がなんと少ないことか! -- 管理人 (2007-08-05 16:42:24) - これは文句ではなく、簡易計算式の制度をより高める為の、補助知識の提示なのでは? -- N/O (2007-08-16 11:10:43)
- 制度→精度ね -- N/O (2007-08-16 11:11:30)
- 正しくその通りのつもりだったんですけどね。
冒頭で「~のどういう点に誤差が含まれているのかを解説します」と書いているわけですし。 -- 管理人 (2007-08-17 01:24:47) - >嘘とかいって難癖つけるなら、正しい情報だせや。
いあいあ・・・正しい情報を出してるじゃないですか。
自分で計算式を組めないから文句をつけているだけでしょ?
この情報を元に計算式を組みなおせばいい話です。
とても参考になりました。 -- ... (2007-10-09 11:46:54) - こりゃすごい。
だけど実際問題、こんなこと考えながらプレイできないよな。
制限時間何分でやるんだ・・・ -- 名無しさん (2007-10-11 16:06:56) - マトモにチップイン狙ってる人はこれくらいは考慮してるよ。
キンタ・mor式の壁を越えられないってのはつまり自分でデータ取ってないってことだと思う。 -- (2007-11-01 07:19:17) - パンヤってそこまで精密につくられているのだろうか・・・ -- ごめん (2008-06-12 22:44:35)
- というか… 風の表示の嘘の方なんとかしないと せっかくの計算式台無し…スミマセン -- 名無しさん (2008-07-01 00:39:11)
- 「3.高低差の嘘」の図を見ててふと思ったのですが、SPによって打ち出し時の角度(ロフト角?)って変わるのでしょうか?
ロフト角が一定なら、水準線へ再び交差する際の角度もいっしょのような気がするのですが…。
見当違いな意見ならごめんなさい。 -- 名無しさん (2008-07-12 05:55:59) - まあやっぱり勘ですね。
計算式は頭に入れておく程度。
参考になりました -- 名無しさん (2008-07-28 17:24:56) - まず、一年たってもこのページが残ってて、ググった時に一番最初に出てくる事に驚いたw
個人的には、この理屈が正しかったとしても、それが実際にどれだけの改善効果があるのかが不明なのが惜しい。 -- 名無しさん (2008-08-09 22:55:26) - 書いてあることはほぼ正しい
何故なら俺も確かめたから
自分で計算式作るのが一番いい -- 名無しさん (2008-11-02 00:05:16) - 僕はmor式×勘でやってますw
カップの位置が近くて高い時とか、
(高低差)×1.2で計算しても全然届かなかったりするし……。 -- 名無しさん (2008-11-23 22:10:27) - ていうか本当に一次関数で近似できるの?っていう -- 名無しさん (2008-12-11 17:45:51)
- SCで飛距離データ取得しましたが今まで使ってた補正値全体が誤りなのがわかりました。((((((。。。(o_ _)oコケッ⌒☆《・・・・・》 |EXIT| -- 名無しさん (2009-01-01 13:01:44)
- 単純な距離計算ならむずかしい事考えなくていい。
1WでトマとBSなら全てSP1%=3.2yだ。
(例)パワー時268yの80%トマは208yBSなら178y
あとは3.2yずつ積み上げて早見表作成をお勧めする。 -- 名無しさん (2009-01-12 05:05:43) - トマの横ずれ(高低差0として)は、
クラブの飛距離と関係なくSPで決まる。
横1mのマス目で表すと、
82.5%=0.5マス
87.5%=0.6マス
91.5%=0.7マス
96.5%=0.8マス
100%=0.9マス
これが近似値だ。間違いない! -- 名無しさん (2009-01-12 05:12:09) - まぁ。。。計算しきれないからこそ、新しいプレイヤーが増えると知れ。 -- 名無しさん (2009-01-27 23:19:31)
- 24と31の二種類のパワーでプレイしていますが、
100%の横ずれは0.5y程の開きがありますね。
間違いなくw -- 名無しさん (2009-01-28 20:28:29) - トマチップは計算じゃなくて経験です。
-- v(`皿´)ノ~ (2010-01-21 09:25:31) - いえいえトマチップは清風釘命です -- 名無しさん (2011-06-13 03:17:13)
- こんな計算しながらゲームする人は純粋に楽しめてないだろうな… -- 名無しさん (2011-12-19 23:26:22)