問題のフレーズ
松本版 「時間は夢を裏切らない だから、夢も時間を裏切ってはならない」
槇原版 「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」
問題のフレーズの解釈の例
松本版の解釈
松本版の関連フレーズには「親から子へ…続いていく」
が含まれる点に注目すると、
「時間=世代を超えた時間」であることがわかる。
が含まれる点に注目すると、
「時間=世代を超えた時間」であることがわかる。
それを踏まえて、松本版のフレーズを解釈すると、
・「時間は夢を裏切らない」
→ 世代を超えて長い時間をかけて夢を繋げば、どんな大きな夢も実現できる。
→ 世代を超えて長い時間をかけて夢を繋げば、どんな大きな夢も実現できる。
・「だから、夢も時間を裏切ってはならない」
→ そのためには、夢を実現するために努力し、次世代に夢を繋ぐ必要がある。
→ そのためには、夢を実現するために努力し、次世代に夢を繋ぐ必要がある。
というように解釈できる。
槇原版の解釈
一方の槇原版は言葉の前後や言い回しが若干異なることから、
松本版とは一見意味が違うようにも思える。
松本版とは一見意味が違うようにも思える。
まず、理解がやや難しい「夢は時間を裏切らない」の部分は、
歌詞冒頭の「無理かもしれないように思えても僕は
一番叶えたいことを夢に持って生きていくよ」
の言い換えであると解釈するとすっきりするように思える。
歌詞冒頭の「無理かもしれないように思えても僕は
一番叶えたいことを夢に持って生きていくよ」
の言い換えであると解釈するとすっきりするように思える。
また、「もし死んでしまっても…受け継いでくれる」
が含まれるので、松本版同様、「時間=世代を超えた時間」である。
が含まれるので、松本版同様、「時間=世代を超えた時間」である。
以上のことから、
・「夢は時間を裏切らない」
→ 実現困難な大きな夢であっても、それを実現するために努力していこうという意志表明。
→ 実現困難な大きな夢であっても、それを実現するために努力していこうという意志表明。
・「時間も夢を決して裏切らない」
→ そうすれば、どんなに時間がかかっても、たとえ世代を超えてでも、夢はいつか必ず実現できる。
→ そうすれば、どんなに時間がかかっても、たとえ世代を超えてでも、夢はいつか必ず実現できる。
こう解釈すると、本質的な部分では同じである可能性もある。
(※ただし、この例はあくまでも一個人の解釈に過ぎない。)