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24 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[] 投稿日:2009/04/15(水) 22:27:19 ID:zJ+tChwW

17分の6。それは幼いわたしに神様が与えた試練。

18分の1。それは私が掴みとった女王への里程標。


王女となる前も、なった今も、目の前にちらつくのは母様の姿。


母様、私は立派な淑女になれたのかしら?気高き女王になれるのかしら?


貴女の無念を晴らしたい。そんな私はまだ少女?


でも心配しないで、王女には騎士がついてるから。


ナイトが王女の背に乗るなんて変な話だけど、こうやって彼は私を芝の彼方へ導いてくれるの。




だから、ほんの少しだけ私に勇気をください。今日という日を絶景に彩るために。






425 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/04/15(水) 22:28:09 ID:zJ+tChwW





???「ふんっ、なにさぼーっとしちゃって。それにしてもシケた面してるわね、あなた…本当に王女なの?」


ブエナ「…(赤き欲望-レッドディザイア-……)」


レッド「あーら、その目はなぁに?ご存じかしら、あたしはこれまで負けなしなのよ?
このあたしがエルフの如き素早さでまた勝利を飾ってやるわ!」


ジェルミナル「ちょっとー、<妖精>の称号を持つのは私もよ?うふふ、妖精たちの悪戯で座から引きずり降ろされる王女様…楽しみだわぁ。」


ブエナ「……」


???「…ふっ、笑わせるな。エルフの冠を持した者、フェアリーの冠を持した者、どちらも咲き誇る狂気の花-サクラ-の冠を戴くには力不足じゃないのか?」


レッド・ジェル「なんですって?」


カミノマゴ「狂気の花の魔力に捉われることなく自分の意思を貫き通したものが勝つ。
自らの力を妄信し、猛進する…そんなお子様のままでは決してこの桜の祝宴で勝てないということくらい分かっているはずだと思っていたが……王女に喧嘩を売るとは無礼な奴らめ。
我らは選ばれし者。クラシック戦線に立つという誇りを忘れるな。……私はただ自らの系譜に恥じぬような走りをするのみ。」



ワンカラ「わたくしも…このただ一つの輝き-サラブレッドとして生まれた命-を一番の輝き-女王の花冠-へと昇華させるだけですわ。」


ブエナ「みんな…」


カミノマゴ「おっと、肩の力を抜くのはまだ早いぞ。それともなにか、王女様は馬なりでも称号を欲しいままか?」


ブエナ「いえ、そんなわけじゃ!」


カミノマゴ「ふふ、可愛いやつめ。さぁそろそろだ。芝の向こうでまた会おうぞ。」






426 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/04/15(水) 22:29:01 ID:zJ+tChwW

私は運命に挑んだ。騎士と共に駆け抜けた。そして、母様を越えた。

ねぇ、私は立派な淑女になれたのかしら?気高き女王になれるのかしら?


桜の花冠、樫の杖、秋の華に彩られし玉座……女王に必要なモノ。

でもこれだけじゃ足りない。女王としての誇り。そして…


騎士さん、私をずっと護るって約束してくださるかしら?

貴方に女王の絶景、見せてあげるわ。