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開けっ放しの窓から、どっかの部屋のラジオが鳴らすスカが流れ込んでくる。
あまりの暑さに、トランクス一丁でベッドに寝転がってる俺だったが、今の俺の全財産は、あとは
床に脱ぎ捨ててあるTシャツとGパン位のものである。

卒業記念の旅行先に、レゲエ大好きの俺は、迷わずこのジャマイカを選んだ。
英語がバリバリ通じる国なので、オープンチケットだけ買って、気ままな一人旅、のつもりだった。

だが、着いてから3日目の夜。
何を血迷ったか、現地の生活に触れたいとか思った俺は、フラフラと路地裏を歩いていた。
すると、細い路地の奥から何やら争うような声が。
早速世界の現実を知らされた気分の俺が、あわててそこから遠ざかろうとすると、小さな女の子の
ものらしい叫び声が聞こえた。
何だよ!何してんだよ!いやアホか俺、今は日本だって余計な事に首突っ込んで殺されちゃう
ご時世デスヨ?!
だが、気づいたら俺は、その路地の入り口に立っていた。
そこでは、3人の男がほっそりとした少女を組み伏せ、暴れる彼女のショートパンツを一所懸命
剥ぎ取ろうとしてた。
「ドントストップ!じゃないストップ!どっちだ!」
俺が叫びながら駆け寄ろうとすると、3人は手を止め、胡散臭そうな目で俺を見ながら立ち上がった。
「アア?チンクかジャップか、どっちにしてもテメエなんかがウロウロするとこじゃねーぞ!」
彼らの手には、いつの間にかナイフっつーか、もう短剣レベルの代物が光っていた。

「え、あ、いやあ、そのお…ほら、彼女いやがってるじゃん」
「かもしれねーし、そーじゃねーかもしんねえ。どっちにしたって、俺が今考えてるのは、俺らの
パーティーを邪魔してくれた黄色いアンちゃんに、どうワビ入れてもらうかって事だけなんだけど」
結局俺は、紳士的な雰囲気の中、財布、カード、パスポート、その他もろもろを彼らに進呈する
羽目になった。
その時、路地の入り口から、「お前ら、何やってんだ!!」と怒声が響いた。
マズい!って顔になった奴らが、ダッシュでいなくなった後、俺はまさに着の身着のままキノミナナ
(俺の親父の得意ギャグ。意味ワカラン)ってやつだった。


少女に引っ張られ、俺は彼女の家に連れて行かれた。
彼女の話を聞いて、俺は妙にキレイでグラマーな母親に抱きつかれてキスされ、父親はカンカンに
なって、どこかに受話器が壊れるんじゃと思うほどの怒鳴り声で電話を掛けた。
電話を終えた彼が言うには、相手は分かってて、金やカードは厳しいが、うまくすればパスポート
位は戻ってくるだろうって事だった。
俺はひとまず礼を言い、カード会社に電話をしてカードを止めてもらい、食事をご馳走になり、喉
から火が出そうな酒を飲まされ、こうしてフラフラで寝転んでるわけだ。

窓から吹き込んでくる風が少し涼しくなって、俺がウトウトしかけた頃、ドアがカチャッと開いて
小さな足音が近づいてきたかと思うと、いきなり真っ裸の少女が、寝てる俺に抱きついてきた!

「わ!チョチョチョ!ワッツハップン!!」
「エヘヘー、この部屋、裸じゃちょっと涼しーね」
彼女が、まだほんの膨らみかけの、褐色のバストをグッと押し付けるように俺にしがみつく。
多分、ムラートらしい母親譲りだろう。彼女の肌は、褐色といってもやや薄めで、顔立ちもすっきり
として、けっこう、いや、かなりいい感じに整っている。

「うーん、なんていうの?サムライスピリット?かっこよかったよう」
「どこがだよ!ガタガタ震えて、有り金全部出しちまったんだぜ」
「私、今日までマッチョでタフなのが好みだったのに、弱っちいのにブレイブリィってタイプが
こんなに好きになっちゃうなんてー」
彼女が、その滑らかな体を俺に擦り付けながら、俺の顔にキスの雨を降らせ始めた。
恥ずかしながら、トランクスがあっという間にテントを張ってしまう。
「ち、ちょっとまずいって!ほれ、お父さんとかお母さんが来ちゃうよ!!」
「パパは渋い顔してたけど、マムは『好きな人に初めてをあげられるなんてステキじゃない!』って
喜んでたよ」
ステキな国ですね…イヤイヤそうじゃなくて!
「…もしかして…バージンとか、めんどくさくって…イヤ?」
彼女が、初めて弱気な表情を見せて、黒い大きな瞳で俺の顔を見上げる。
「そんな事ないよ!君みたいなかわいい子の初めてなんて、そりゃ光栄に決まって…」
わ!何言ってんだ俺!しかし、時すでに遅し。
「…うれしい…」
彼女は真っ赤になってしまう。
その小さな手が、俺の体をなでおろすと、そのままトランクスの中にスルリと入ってしまう
その手が、カチカチの俺のアレを恐る恐る握り、やがてかなりぎこちない手つきで、ゆっくり上下に
それをしごきだす。
いやあ、この状況で、「君みたいな幼い子が、そんなのダメ!ぜったいダメ!」とか言える奴いる?
俺はダメでした。

知らん国の話をWikiだけで書くのは無理があったな…