紙の扱い方



一般に絵を描く際に用いられる紙は、
画用紙、普通紙、イラストボード、漫画用紙
です。
それぞれ違った質があるので、それ相応の用途に応じた紙を選ぶのが一番いいでしょう。


● 画用紙
小学校でよく使う紙。
丈夫な素材ですが、表面はザラザラしており、アクリル絵の具などにはあまり似合わない紙。
また、劣化も激しいので、あまり使うことはないでしょう。

● 普通紙
まさに普通の紙。
画用紙と違い、表面はつるつるとは言わないが・・・・というか普通。
強度はそれほどないため、せいぜいボールペンによるペン入れが限界。

● イラストボード
名前通りイラストを描く方用の紙。
紙よりも白いダンボールのほうが近い。
丈夫かつインクなどの乗りもいいので絵描きたい人にとっては最適。
値段が高いのが欠点。

● 漫画用紙
漫画を描くときに使う紙。
枠に薄い水色の目盛りが描かれてあり、これはコマ割りや載せる範囲をあらわしている。
漫画用の紙なので、インクなどには強く、着色道具には弱い。
印刷会社に印刷してもらう際、うすい水色の線は写らない。


保存の仕方

紙の一番天敵は、湿気。
特に夏なんかはインクなどが少しのりにくいことがあるくらい、紙は湿気に敏感です。
除湿機なんかで除湿を行うのが一番ですが、電気代も馬鹿にならないため、工夫した保存方法が問われます。
そしてやってはならないのが、紙を曲げたままで保存すること。
曲がる癖がついてしまい、綺麗な絵を描くなんてできません。
ファイルしておくなどして、真っ直ぐとした状態を保つことが重要です。


描く際の扱い

紙は人間の手にも敏感です。
手に付着している油が、紙に移ります。
普段はあまり気にならないかもしれませんが、ベタとかしたときは、インクが油を弾き、指紋を浮かび上がらせてしまいます。
油が良く出てしまう方は、十分に気をつけるように。


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最終更新:2007年07月11日 19:00