無題2  


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248 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 08:03:27.00 ID:SQxteQAO
雑魚A「うわあああっ!!」
怪人「き、貴様ッ!よくも…ギャァァッ!!」
雑魚B「第六ブロックも全滅!防衛システム突破されました!ここまできます!」
男幹部「……ッ!」
赤「………」
女幹部「レ、レッドさん…」
男幹部「みんな下がれ!首領の安全を確保…ぐわああぁ!!」
赤「…失せろ」
首領「あ…」
女幹部「しゅ、首領ッ!?嫌ぁぁぁぁ!!!」
赤「………」
女幹部「そんな…レッドさん…どうして…こんな…」
赤「………」
女幹部「レ、レッドさん…わ、私、貴方の事を…」
赤「……消えろ」



赤「っ!?……夢…か」
赤「嫌な…夢だったな…」

250 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 08:34:12.78 ID:SQxteQAO
黄「そんな!」
緑「………」
桃「嘘でしょ!?」
青「嘘ではない。上層部の決定だ」
赤「おはよう…みんな、どうしたんだ?」
黄「………」
緑「………」
桃「………」
赤「…何があったんだ?」
青「…今通達があってな。敵組織の殲滅作戦が決定した」
赤「え……?」
青「我々の任務は敵司令部への奇襲だ。まず我々が敵を引きつけ、手薄になった所を他の部隊が襲撃する。可能ならば防衛システムの解除と幹部達の…」
赤「な、なんで…なんでいきなりそんな事を!」
青「急に決った事らしい。もちろん局長達は異議を唱えたが却下。それどころか、反逆者として指揮権を剥奪。身柄を拘束された」
赤「そんな…」

255 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 10:01:58.60 ID:SQxteQAO
桃「そんな命令に従わなきゃいけないわけ!?」
緑「……反対」
黄「そうだよ!」
青「…従わない場合、本部施設は上層部の完全な管理下に置かれ…我々も反逆者として扱われる」
赤「………」
青「だが、私としてもこんな命令に従う気はない。今さら殲滅作戦を発動させるのも引っ掛かる。そこでだ。赤、頼みがある」
赤「なんだ?」
青「敵組織に行ってこの事を伝えてくれ。私はこの作戦をもう少し調べてみる。何か裏がありそうだ。緑、手伝ってくれ」
緑「……うん」
桃「赤を一人で行かせるの!?」
青「確かに危険だが…赤は信頼されている。向こうも情報は掴んでいるはずだ。こちらから手を出さない限り、赤に危害は加えないだろう」
黄「でも!」
青「今はできるだけ本部に人員を置いたほうがいい。上層部が何をして来るか分からないしな…」
赤「…分かった。とにかく、この話を伝えればいいんだな」
青「…気をつけろ」
赤「ああ」

青「赤…どうか無事で…」

257 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 10:31:10.88 ID:SQxteQAO
赤「…殲滅作戦。それで敵が…悪の組織が滅びる…」
赤「………」
女幹部「あ、レッドさん。こんにちは」
赤「女幹部さん!丁度よかった!大切な話が…!」
女幹部「私もお話したいと思ってたんですよ。じゃあ、そこのお店でゆっくり…」
赤「いや、そんな暇は…!」
女幹部(…つけられていますよ)
赤(え…?)
女幹部(大丈夫。そこは私達のお店です)
赤(でも…)
女幹部(そこから我々の本部へ行けます。ついて来て下さい)
赤(…分かりました)

追跡者「…女幹部との合流を確認。飲食店に入るようです」
???『深入りはするな、罠かもしれん。外からの監視を続けろ』
追跡者「了解」

261 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 14:33:47.80 ID:SQxteQAO
女幹部「それで、お話というのは殲滅作戦の事ですね?」
赤「はい…やっぱり知ってたんですね」
男幹部「ええ、大体は」
雑魚A「作戦自体は、事前に計画されていたものの一つですからね」
雑魚B「何で今になって持ち出してきたんだか」
雑魚C「奇襲部隊リストにはレッドさん達の名前があるっすよ」
赤「……俺を指令部に連れてきてよかったのか?」
怪人「タオルしか持ってないお前に何が出来んだ?」
赤「………」
男幹部「情報では、作戦の発動は三日後となって…」
青『赤、応答しろ!!』
赤「青?一体どうした!?」
青『直ぐにそこから離れろ!』
赤「え…?」

283 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 20:24:48.39 ID:SQxteQAO
赤『離れろってどういう…うわっ!』
青「赤!?大丈夫か!?」
赤『あ、ああ―ザッ―で―ザザッ―今の―ザザザザザッ―』
青「赤?おい、赤!?」
緑「……通信妨害。こちらへの応答不能」
黄「これは…!アイツら、ここを包囲し始めてる!」
青「…赤、聞いてくれ。奴等の目的は組織の殲滅だけでは無かった。私達…いや、赤、お前を狙っている!」
緑「……通信、完全に不可。割り込みの電波を受信」
司令官『あ―…諸君、聞こえるかな?私がこの部隊の…』
桃「うっさいわね!どうせ抵抗するなとか反逆者として拘束するとか言うんでしょ!?言っとくけどね、投降する気なんて全っ然無いから!アンタみたいなつまんない童貞のオジサンと話すだけ時間の無駄なの!分かった!?」

隊員「…通信切れました」
司令官(うはwwwwww俺涙目wwwwww)
隊員「…あの」
司令官「ま、まあ奴等が投降しないのは分かっていた。作戦通り奴等4人を確保しろ。抵抗する場合は…」
?「おい、オッサン。俺達を忘れんな」
?「6人、でしょう?」
司令官「き、貴様等はッ!?」

まさかのあの人登場

287 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 21:17:14.75 ID:SQxteQAO
白「ハッ!」
黒「おらあッ!」
隊員「ぐおッ!」
司令官「モルスァ!!」
白「皆さん、大丈夫ですか?」
青「白?白なのか!?」
白「ええ、お久し振りです」
黒(ホントにな)
白「指令達は開放しました!直ぐに邪魔者を片付けry
―省略―
桃「ちょっとー、この程度なの?」
黄「雑魚さん達より手応えがないね」
緑「……弱い」
青「全くだ」
司令官「グッ…」
青「さて、今更殲滅作戦を実行する理由を聞かせてもらおう。何が目的なんだ?」
司令官「知らん。私は命令に従ったまでだ。…それに、悪の組織を正義の力で滅するのは当然のこと」
青「正義、か。全く、随分都合のいい言葉だな」
司令官「ククッ、正義のヒーローが何を言う」
青「………」
黒「まあいいさ。俺がこいつらを見ておくから、お前らは…」
青「ああ、行こう」
黄「赤の所へ…!」
緑「……赤」
桃「お願い…無事でいて!」



白「…お母さん、やっとの出番がこれだけでした。でも、わたし負けません」

296 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 22:06:01.33 ID:SQxteQAO
赤「クッ、また爆発が…」
男幹部「やはり計画を前倒しして来ましたか。首領の安全は?」
女幹部「はい、すでに護衛部隊が」
雑魚A「外部からシステムに大量のアクセス!ったく、ホントに何も残さないつもりかよ…」
雑魚B「防衛システムに障害が起きています!」
赤「首領を逃がさなくていいのか?」
男幹部「逃げ場があれば。仮にあったとしても、首領は最後までここに残ろうとしますよ」
雑魚C「施設内への侵入を確認…俺らの出番っすね」
怪人「…よし、行くぞ」
赤「待て、俺も行く!」
怪人「正義の味方が正義の味方と戦ってどうする?」
赤「え……?」
雑魚A「正義と戦うのは、俺達悪の仕事だからな!」
雑魚B「雑魚の相手は雑魚がしますよ」
赤「そんな、俺だって…!」
怪人「いいからここにいろ。タオル一本じゃ奴等の火力に勝てない。そうだ、か弱い女の子を守るのはヒーローの仕事だよな?…首領を守ってくれ」
赤「………」
男幹部「…首領はこの奥の部屋にいます。貴方がそばにいれば、首領も安心するでしょう。…お願い出来ますか?」
赤「……ああ!」

300 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 23:17:26.16 ID:SQxteQAO
女幹部「レッドさん?」
赤「俺も護衛にまわっていいかな?頼りない護衛だけど」
女幹部「…はい、とても心強いです」
首領「みんなー、ごめんねー」
女幹部「首領?」
首領「わたしのせいだからー。わたしがいけないからー」
赤「そんなこと…」
首領「せかいせいふくをして、へいわなせかいにしたかったの。みんなしあわせになればいいってー」
赤「………」
首領「でもだめなのー。わたしのがんばりがたりないからー。みんなをよけいにふこうにしちゃったー」
女幹部「首領…」
首領「だから、ごめんねー」
赤(…俺はこの子に何が出来る?何が守れる?)
赤(…何も、出来ないのか…)

304 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/09(水) 23:47:41.54 ID:SQxteQAO
雑魚A「何だ何だぁ?そんな攻撃、屁でもないぜ!」
雑魚B「テメェら何ざにやられるほど、俺たちゃ甘くねぇんだよォ!」
隊員「く、くそっ!こいつら本当に雑魚なのか!?」
部隊長「えぇい!たかが雑魚に何をてこずっているんだ!さっさと…」
怪人「雑魚が何言ってんだよ!オラァ!」
部隊長「ぐッ…が…ぁ…!」
雑魚C「ったく、まとめてかかって来ればいいものを…」
雑魚D「にしても、数は多いけど大した事ないな…」
雑魚A「青さん達が強すぎるからな。そう感じるさ」
???「全く、茶番だな」
怪人「な、なんだお前は!?」
雑魚B「ここから先には通さねえぞ!」
???「雑魚が。邪魔だ」
雑魚B「ギャァァッ!」
怪人「こ、このっ!!」
???「……フン!」
怪人「がはッ!」
???「やれやれ、昔はもう少し出来る奴がいたものだが…」
???「首領と赤は…この先か」

310 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/10(木) 00:56:39.58 ID:Yij68YAO
男幹部「…来ましたか」
???「勝てぬと分かっている勝負に挑むのかね?」
男幹部「世の中に絶対は有り得ません」
???「そうか……だがな」
男幹部「なっ、速…ぐっ!?」
???「僅かな可能性にかけるのは無謀だと思うが?」
赤「男幹部っ!?」
???「来たか、赤」
赤「お前が司令なのか…?何者なんだ!」
朱「そうだな、朱とでも名乗っておこう。何代か前まで君と同じレッドでね。…かつて君の父親と戦った事もある」
赤「…で、その引退した老いぼれが何の目的でこんな事をしている?」
朱「私の目的はここの改造技術と、君の肉体だよ。たまたま利害関係が一致してね。作戦の指揮を取る事になった」
赤「俺の…肉体?どういうことだ!?」
朱「世の中には知らないほうがいいこともあるんだが…おっと、首領はそこか」
首領「え…?」
女幹部「首領!?」
赤「なっ…やめろぉぉ!!」

329 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/10(木) 14:27:57.33 ID:Yij68YAO
首領「かんぶ…?」
女幹部「首領…ごぶ…じ…」
朱「愛する者をかばって、か。やれやれ、残された者はそれを背負って生きる事になるというのに…。安心しろ、私は君にそんな一生を過ごさせるつもりは無い」
赤「貴様ぁぁぁ!!!」
朱「…邪魔だ。どいててろ」
赤「ぐっ…あッ!」
朱「首領、君は今の世の中のままで、全てが幸福になる世界を望んだ。考え方は立派だが、そんな世界は有り得ない。ただの幻想だ。それで世界征服などと…そんなものを押し付けるな」
首領「あ……」
赤「――――!!」
朱「各員に通達。首領及び幹部達は処理した。赤を直ちに回収。残りの者達を拘束せよ。生死は問わん」
赤「あ…あ……!」
朱「敵に肩入れするから余計なものを背負込む。敵は敵として認識しなければならない。ヒーローならば敵と守るべきものを明確に定めるべきだ」
赤「俺は…俺は……!」
隊員「基地の爆破準備完了しました」
朱「よし、…十分後にセットした。まずは赤を回収しろ」
隊員「了解しました。さあ、立つん…グッ!?」
赤「ああああああ!!」
隊員「があぁっ!」
朱「……ほう」

334 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/10(木) 16:28:25.35 ID:Yij68YAO
隊員1「うわぁぁ!!」
隊員2「た、助け…ごぼっ…」
赤「消してやる!一人残らずッ!」
隊員3「ひ、ひいッ!く、来るな…あ、ああああああ!!」
隊員4「な、何なんだこいつは!?」
朱「…やはりな。総員退避。赤は私が回収する」
隊員4「しかし、爆破までもう時間が…」
朱「命令だ。このままでは爆発に巻き込まれるより先に全滅するぞ」
隊員4「り、了解しました!」
朱「フン、これも因縁か。来い、赤。いや、レッド!」
赤「ウオォォォッ!!」


隊員A「で、ですが、ここを通すなとの命令が…!」
桃「そんな命令に聞く必要無いでしょ!?さっさと通しなさい!そうしないと…」
黄「僕に殴られるのと、爆弾に吹き飛ばされるの、どっちがいい?」
緑「……ニヒ」
隊員B「ひいっ!」
部隊長「待て、そこまでだ」
青「お前がこの部隊の責任者か?」
部隊長「ああ。道を空けてやれ」
隊員C「よろしいのですか?」
部隊長「もう足止めも必要無い」
青「…どういうことだ?」
部隊長「今し方連絡があった。作戦は中止。撤退せよとな」
隊員B「え…?隊長!たった今、敵基地で大規模な爆発があったようです!」
部隊員「何……?」
黄「そんな…赤ぁッ!?」

347 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/10(木) 20:43:16.76 ID:Yij68YAO
朱「予想以上に骨が折れたな」
赤「………」
朱「爆発まで後一分弱、ダメージも大きい。…この体で脱出は不可能か」
首領「ぅ…ぁ」
女幹部「うう…」
男幹部「ぐ……」
朱「フフッ、私もつくづく甘い。さて、組織のデータは保存した。後は…こいつに私の情報を…」
朱「………」



―敵組織殲滅作戦に関する報告書―
……の施設に対する進行行為及び、青、黄、緑、桃四人に対する攻撃は現場指揮官の独断と判明。近く処分が下される方針。
敵本拠地における戦闘は、敵組織の自爆により決着。この爆発より、作戦参加者は全員死亡、または行方不明となっている。
敵組織構成員は依然として行方不明。今の所組織活動は確認されていないため、自爆行為による壊滅が推測され……

350 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/10(木) 21:41:27.53 ID:Yij68YAO
緑「……目茶苦茶」
黄「赤は二重スパイで、首謀者の可能性が高い、だって」
桃「アイツみたいなのに、そんな事出来る訳ないって」
青「全くだな」
指令「…意外だな。もっと騒ぎたてると思ったんだが。本気で上層部を襲撃したお前達とは思えん」
黄「いちいちこんなのに反応してられないって!それより…」
青「上層部の目的はなんだったんです?」
指令「あくまで敵組織の壊滅、だ。首謀者の言いなりになっていたらしい。証言が本当だとすればだが。それに、お前達が派手に暴れまくわったせいで機密データやら何やらがオシャカだ」
青「…申し訳ありません」
指令「とにかく、調査は進めてみる。このふざけた報告書に一言言っておく必要もあるしな。それと…」
桃「くれぐれも勝手な行動は起こすな、でしょ?」
指令「…その通りだ。お前達は厳重な監視下に置かれているんだからな。それを忘れるな」
青「やれやれ。赤、コーヒーを…」
一同「…………」
黄「赤は…生きてるよね?」
緑「……うん」
桃「当たり前でしょ?」
青「ああ、赤はどこかで、必ず生きてる」

353 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/01/10(木) 23:17:18.33 ID:Yij68YAO
戦闘員A「お…ありましたよ。情報通りです」
戦闘員B「強化兵計画に…こっちは、世界各国の要人をクローンと入れ替える作戦みたいですね」
戦闘員C「改造人間計画書だとさ。懐かしいねぇ」
将軍「防御システムの停止を確認。周囲の警備兵の排除も完了しました」
女参謀「最終ロック解除します」
幹部「みーつけた」
将軍「これがコアですか…」
女参謀「…その人間の情報を保存し、他の肉体へ送信して、引継ぐ…」
戦闘員B「試作型の一つに間違ないですね。識別コードは…」
???「vermilion…だな?」
戦闘員B「はい、レッド様」
幹部「これ、どうするの?」
レッド「破壊しよう。…そのほうがいいと思う」
戦闘員C「計画書はどうします?」
レッド「そうだな…ここの場所を添えて、彼女達に送ってくれ」
女参謀「仰せのままに…」
レッド「さあ、後は…幹部、君に重要な任務を与えたい。引き受けてくれるかな?」
幹部「うん、わたしがんばるー」
レッド「ああ、頑張ろう。みんなが幸せになれるように…」

END
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