2009年末編01

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12月30日。 俺「……」 幼「何見てるの?」 パソコンをいじってるとみおが足がボールの椅子に乗ってゴロゴロさせながらやってくる。 俺「んー、アプリの家計簿をパソコンに……」 幼「えっ、家計簿!?」 俺「うん」 幼「いつから!?」 俺「今月の二日から」 幼「言えよ!   それなら節約したのに」 俺「節約しそうだから言わなかったんだよ。自然の出費が知りたいわけだし」 幼「うわーこわい……食費いくら?」 俺「食費は外食や飲み物を含めて24000円だな。二人で48000円」 幼「高い?」 俺「高いのか?   外食と飲み物で4000円かかってるから20000円だぞ」 幼「外食そんなに食べてるの?」 俺「まあお好み焼き行くと二人で4000円近いからな」 マウスをクリックして詳細表示してみる。 俺「んーと……あとはたこ焼きとたい焼き買って食べてるな。あとはスーパーの前の焼き鳥……」 幼「あ、何にいくら使ってるか見れるんだ」 俺「メモしとけばね」 幼「良いなこれ、私もやろうかな」 俺「ブログすら続けられん奴には無理だぞ。スーパーやコンビニでレシートうっかり捨てたらもうその中の飲料費とか雑貨費とかよく分からなくなっちゃうんだから」 幼「これは考える必要ないから出来るよ!」 俺「えー?」 幼「アプリちょうだい」 俺「めんどいなあ……ほれ、送ったよ」 幼「よしっ、今日から入れてく」 こうしてはりきって家計簿を始めたみおでしたが、二日目で早くも俺の家計簿に比べて二つも出費を入れ忘れていたのでやめてしまいました。  ◇ さっきの続き。 幼「だからレシート見てたんだ」 俺「うん」 幼「でもコンビニでレシートとか貰ってなくね?」 俺「別に俺はコンビニくらいなら合計金額から暗算して出費の内容分割出来るし」 幼「うわ感じ悪っ!」 俺「ケーキとか買って三種類になると計算めんどい」 幼「ケーキとかどこ?」 俺「俺はケーキとかは菓子類ってとこになるのかなと思ってそっちにしたんだけど」 幼「嗜好品じゃないの?」 俺「んな欄ねーよ。チョコとかも全部菓子類にしてる」 幼「嗜好品ないんだ」 俺「まあ追加出来るけどね。漫画費の欄も作ったし」 幼「お前の場合、ゲーム費も作らなきゃ」 俺「ゲーム費は最初からあったよ。漫画費はなかったけど雑誌費ならあったしね」 幼「ゲーム費いくら?」 俺「俺の趣味関連の個人的な出費はこれ」 ゲーム欄などだけ抜き出す。 幼「ゲームの平均安っ」 俺「DSiウェアの200円のとか買ったからね」 幼「思ったより全然使ってないね」 俺「結構やりこむ方だからね」 幼「見せて」 みおがマウスを動かして色々見る。 幼「ふーん……さっきのグラフは?」 俺「ここクリック」 幼「おお……すげー、スロットプラスだ」 俺「一回だけだけどね。   もうサンデーがコンビニになくて読みに行った時だな」 幼「むー、浮気っぽいのないなあ」 俺「浮気っぽいのってなんだよ」 幼「怪しい宿泊費とか妙な交際費とか変な交通費とか」 俺「そんなん入れてたらお前の前で家計簿いじらんわ」 幼「浮気相手に25000円+土下座でエッチとか入れとこ」 俺「俺、浮気相手にたかられてんのかよ。つーかそれ浮気か?   土下座までして」 幼「現実的に考えるとお前がエッチなことするにはこのくらいが相場」  ◇ 幼「あん、土下座って入れらんない」 俺「収支の部分は数字しかダメだろ」 幼「じゃあ70000円にしよっと」 入力し終わるとおもむろに携帯で撮る。 幼「これ妹に写メしよ」 俺「やめなさい」 幼「きゃあ、変態。胸触らないでよ」 携帯を取ろうとするとみおがふざけて逃げる。 俺「携帯よこせって」 幼「エッチー」 俺「マジで胸揉んじゃうぞ」 幼「セクハラアホザルー」 俺「新種の生物作るな」 幼「やった、送信完了!」 俺「あっ、俺の信頼度が下がるじゃねーか!」 幼「あんたに信頼度なんかないから」 俺「頭きたからみおの体に仕返しする」 みおの体にベタベタしたら興奮してしまった。 ちょうどベッドが近かったので押し倒す。 幼「実はヤリたいだけでしょ?」 俺「お前のせいでヤリたくなったんだろうが」 幼「私なんかした?」 俺「さっきの触れ合いでスイッチ入ったんだよ」 幼「ちょっと手とか触っただけじゃん」 俺「胸が腕に当たったし」 幼「もう我慢出来ない?」 俺「ダメなら我慢するけど」 幼「お、じゃあ試してみようかな」 俺「なぜ試す必要がある」 幼「だって絶対に我慢するんでしょ?」 俺「絶対とは言ってない」 幼「今これされたら理性ヤバいってのある?」 俺「このいじめられそうな雰囲気がもうヤバい」 幼「いじめないよ。意地悪してもてあそぶだけ」 俺「同じだろ」  ◇ 幼「とりあえずしばらく抱きしめてみ、抱きしめるだけね」 俺「みお……はあはあ……」 抱きしめながらみおの体に股間を押し付け擦る。 幼「こら、動かすな」 俺「動かしてないよ」 幼「グリグリきとるわアホ。ストップしなさい」 みおにぐいっと止められる。 俺「なんでバレたんだ」 幼「バレるわ!」 俺「はあ……もうちょっとでイケたのに」 幼「後でちゃんと私の中にくれなきゃ」 俺「今すぐは?」 幼「ダメ」 俺「……耳舐めて良い?」 幼「ダメ」 俺「首舐めて良い?」 幼「ダメ。じっとして抱きしめてなさい」 俺「もう無理、今から濡らし始めないと間に合わなくて爆発する」 幼「大丈夫、濡れちゃうと思う」 俺「本当?」 幼「うん」 俺「みおが良いって言ったらすぐに中に入れられる?   痛くない?」 幼「こっからの和くんの抱きしめ次第だけどね」 俺「じゃあちゃんと抱きしめる」 幼「素直じゃん」 俺「そりゃ、みおが痛いとやだもん」 幼「お尻叩くくせに」 俺「それは、みおが涙目になるタイプの叩き方なら良いけどみおがつり目になるタイプの叩き方はダメって感じで」 幼「変な判別すんな!」  ◇ 抱きしめることに集中してじっとする。たまに肩やお尻を軽く撫でたり。 幼「ん……」 俺「パンツ触って良い?」 幼「パンツ好きだなお前」 俺「同棲する前の時、みおのパンツに恋したかと思ったよ」 幼「バカか」 俺「だって、出したばっかなのにオカズにしたくなるんだよ?」 幼「超変態」 俺「みおが嫁に来てくれたからみおのパンツもある意味で嫁の義理の娘になったわけで、ますますかわいく思う」 幼「よし、お前明日病院な」 俺「ひでー」 幼「娘とか言い出したらさすがに心配になるわ」 俺「半分冗談だから大丈夫」 幼「半分だけかよっ!」 俺「ははは」 幼「ったく、私のパンツ盗むなよ?」 俺「盗まないけど、捨てる時はちょうだいね」 幼「やだ」 俺「捨てるならくれたって良いだろ」 幼「お前に娘はやらん。何されるか分からん」 俺「じゃあニーソで良いや」 幼「死ね」  ◇ 幼「……そろそろ良いよ」 俺「もう良いの?」 幼「満足した」 俺「俺に抱きしめられてるのそんなに好き?」 幼「別に好きじゃない」 俺「じゃあ何に満足したんだよ!」 幼「嫌がらせに満足したの!」 俺「確認してやる」 幼「あ、触るな変態……」 俺「……濡れてるじゃん。抱きしめられるの好きなんでしょ?」 幼「うるさい」 俺「入れて良い?」 幼「仕方ないから入れさせてあげるけど、ありがたく思いなさいよっ!」 顔が赤い。この日のみおはなんだか恥ずかしがり屋だ。 俺「みおホントかわいいなあ」 幼「うるさいうるさい、入れないなら今日はもう締め切るよ!?」 恥ずかしいのをごまかしたいのか締め切るとか役所みたいなことを言い出すみお。 俺「入れる入れる!」 締め切られては困るので慌てて挿入した。 俺「間に合ったー」 幼「間に合ってないから抜いて」 俺「意地悪言うなよ」 幼「許してほしい?」 俺「うん」 幼「絶対に許さない。抜いて」 このセリフをすごい笑顔で言うみお。ゾクソク。 俺「まあ良いや、動くよ」 幼「ふあっ、許さないって言ってるのにい……」 俺「許さないって顔じゃなかったから空気を読んで動いてみた」 幼「バカぁ……ひゃうっ!」  ◇ それからしばらく腰を動かしていたのだが。 幼「んん……とめ、止めて……」 俺「やだ」 幼「ダメ、ダメなの……」 様子が変。 俺「おしっこしたいの?」 幼「イッちゃった……」 ピタッと止める。 俺「マジで?」 幼「……」 俺「早くない?」 幼「うん……はあ……はあ……」 俺「過去最速じゃない?」 幼「なんかすごいゾクゾクして……ごめんね」 俺「いや、嬉しいけどさ。よいしょ」 そのままのポーズでストップしてたら疲れるのであお向けになり、改めてみおを抱きしめる。 幼「あう……抜いちゃや……」 俺「抜いちゃダメだけど動いちゃダメとか嫌がらせかよ」 笑いながら挿入しなおし。 幼「和くんが嫌なら抜く」 俺「嫌じゃないよ、ちょっといじめただけ」 幼「ばか……」 俺「……」 幼「ふう……」 俺「水とか飲まなくて平気?」 幼「うん……」 俺「……」 幼「キス……」 俺「ん?」 幼「ちゅっ」 俺「……大人しいな」 幼「失神するかと思った」 俺「試しにあのまま動いてれば良かったな」 幼「そんなことしたら死刑だからね」  ◇ 俺「イッた後に続けられると苦しいの?」 幼「なんてゆーか『くすぐってーよこるぁ!』てなる。   続けてもわりと平気そうな時もあるけど」 俺「ふーん……って、前にも聞いたな」 幼「そうだっけ?」 俺「むずがゆいって言われた」 幼「そっか。忘れた」 俺「みおイッたばかりでぼうっとしてたからな」 幼「……」 返事がない。しかも目を閉じてる。 俺「寝ようか」 幼「和くんイカせる……」 俺「明日で良いよ」 幼「うに……」 何言ってるか分からん。 俺「イクラ」 幼「うに……」 寝た方が良さそうだ。 俺「おやすみ」 幼「おひゃふひはは……」 来年の誕生日プレゼントは、イッた後にそのまま続けられるチケットをみおにもらって連続でイカせてみよう。 そんなことを考えニヤニヤしながら寝ました。

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