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濃緑の景観がこの時期特有の降雨前線の齎す湿気と潤いという影響により普段俺が見ている景色も千変万化とは行かないまでも退屈な教師の退屈な戯言を聞いているよりは退屈さは紛れて行くという物である。その気象庁と示し合わせたかのように降りしきる雨は俺のモチベーションを下降線に変えているが、やはり先ほど述べたとおり景色は変わり行く物で、昨日までは蕾だった朝顔が咲いている事で日々の時の流れを感じている。この少々狭く感じられる教室の中で俺だけがそんな逃避に走っていたならすぐに退屈な教師に呼び出しを食らって退屈さも紛れて憎さ4倍となるのだが、俺もそこまで甘くは無い。俺がそんな逃避をしていられるのもクラスの連中もとい学校中の生徒達が逃避を始めているという環境に守られているからである。そんな状況で生徒対教師の35対1という変則マッチをやるという殊勝な教師は蝶灼高校には居らず、教師と生徒達は暖簾に腕押しぬかに釘ほどの意味すら持たない授業という時間をただただ浪費しているばかりである。