芸能人ブランドの問題点
人気・鮮度について
- お客側のタレントの好き嫌いに、大きく左右される。 (興味のないタレントや、嫌いなタレントの商品だと、絶対に買わない)
- タレントの人気が落ちたり、タレント自身がトラブルを起こす可能性がある。
- 長くても3~5年程度しか、ブランドの鮮度を維持できない。
- 総じて、当たり外れが大きい。
販売戦略について
- 芸能人プロデュースには、あまり説得力がない。
- 類似の芸能人ブランド商品を、他社メーカー・他ストアが真似して、追随することが容易である。
- ブランド価値を維持するためには、継続的に宣伝広告費が必要になる。
- ストア側のデザインセンスに左右され、ブランド価値の低下を引き起こす。
- いつでもどこでも買えるため、プレミア感がない。
ストアにとって
- 利益率が低いため、次第にブランド商品の取扱いの割合を減らす。その結果として、ブランド価値が衰退する。
- ブランド商品を売っても、芸能人や商品のファンにはなっても、お店のファンにはならない。 (直接的なリピートは起こらない)