十二月2


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十二月

遅れてしまい申し訳ない限りです

十二月より第1部からですよ~

「さて…どういう事だ、これは?」
この時、最初に口を開いたのはソウスケだった。
突然のでき事が連続で起きた事により、精神的に疲れが出ているのか、多少声が荒っぽくなっている。
何気ない日に起きた突然の強襲…、そして突然の地球への来訪…、そして………「ふむ…すまないな、待たせてしまったようで。」
この男…鮫アスナプルとの対面である。昨日の事だ
ソウスケ達のデブリブデがテロリストによる強襲を受けハチワンの考案で地球に来ることになった…、そこで出会った以外な人物にソウスケ達は驚愕した。いち早く状況を説明してほしいと願い出たソウスケだがハチワンから帰ってきた言葉は、
「明日だ…明日話してやるから今日は休め。」
と、先延ばしにされてしまった。
これでは何を言っても無理か…
そうしてソウスケは仕方なく納得し、言葉に従った。
その後はアスナプルが現在住んでいる館に案内され各それぞれ部屋を貰い長い1日に終わりを告げた。
そして翌日、今現在にあたるこの日この時に全員を集め集会が開かれた。
「さて…一通りのメンツは揃ったか。」そう言って一番奥の椅子にその男、鮫アスナプルは座った。ハチワンや睦月達もその近くの椅子に座っている。
ソウスケはと言うと警戒し、部屋の入り口付近で立ち続けたままだった
不意にソウスケの服の端が何かに引っ張られた
目を向けるとそこにはクオが心配そうな顔で見上げている
「先輩…気持ちはボクもわかります…でも話を聞かないと何もわからずじまいになっちゃいますよ…だから…」
「……そうだな…悪かった。」
そう言ってソウスケはクオの言葉に従い空いてる席に向かいそこに座る、クオも その後について行く。
「ふふ…私も相当怖がられてるみたいだね。」
アスナプルは笑いを浮かべながらソウスケとクオを見る
「まぁ、事情を知らないからな、そこは勘弁してやってくれ。」
ハチワンはいつもの調子でアスナプルに言葉を返す
「では…始めるとするか。」
そして、アスナプルのその言葉と同時にこの集会は始まった

第1部終了~
※ここで終わりにして次の人に全てをまかせようかと悩んだ俺は負け組。
第2部へ行きますよ~



十二月

こちらは第2部になりますので第1部から見ることをオススメいたします

かくしてこの集会は開かれた
「さて…まず始めに自己紹介をしようか、私は鮫アスナプルと言う、まぁ最も、君たちにはよく知られているだろう。」今回の主役とも言える男、鮫アスナプルが一番を務めた。
「……。」
ソウスケ達はそれに対して何も返し言葉を出さない、ただアスナプルの話を聞くことしか今できることがないからだ
「どこから話そうかね…ハチワン、案はあるか?」
その言葉にハチワンはやれやれ、といった感じで受け答える「とりあえずうちのモンがたらふく聞きたいことを貯めているからね、それを聞いて答える、ってことにしよう。」
そう言ってハチワンはソウスケ達の方に体を向けた
「んじゃあ、まずは…クオ、なんかあるか?」
「!」
クオは突然に呼ばれたことに驚いてしまった
頭の中では何を尋ねるかいくつかシュミレートしていたのに、まさか一番始めに自分がくるとは思わなかったからだ
おかげで何を言うかさえ忘れてしまったくらいだ
「…えっ…えと…ん…ボクはまた後でもいいかな…?」
結局自分の考えがまとまらずクオは降りた
それを見ていた睦月は無表情ながらも心の中でクオを応援していた
「はは、まぁいいさ、この場合仕方がない、じゃあ次は…と」
ハチワンは残りを見て選択を選ぶ
「よし、カナメ!」「ソウスケさんどうぞ。」
「は!?」
会話によるバトンパスは思わぬ方向へ投げられた
(…マジかよ…。)ここにも1人、頭の中でシュミレートしていてそれを生かせなかったソウスケがいた
「とりあえずだなぁ…ハチワン、なんでお前が鮫アスナプルと知り合いなのかだ、詳細のほうを頼む。」
ソウスケは落ち着きを取り戻すと昨日から悩んでいた疑問の答えを求めた
ハチワンも最も分かりやすく最も最適な言葉を選びながらもそれに答える
「一応は旧知の仲ってことになるな。昨日言った通り俺を含め、桜花、白、睦月がそうなる。」
その言葉に桜花達も頷く
「と言うことはハチワン、お前達は元々は地球を破壊する組織のメンバーだった、ということか?」ソウスケは信じられないといった顔でハチワンに疑問をぶつける
「……半分正解だな。」
だが、帰ってきた答えは予想と違っていた
「…半分?」
「そうだ、俺達とアスの関係は組織的なものではなかったからな、」
そこでハチワンは言葉に区切りをつけ続きを話そうとしたその時だった
コンコン
急に部屋の扉がノックされる
そして扉の外から声が聞こえた
「鮫アスナプル様、こちらの任務只今終了いたしました。」「ご苦労、君も入りたまえ。」
アスナプルがそう言うと扉が開き1人の少女が現れた。
軍などで用いられる白い制服と長く白いマフラーを身につけている、髪は水色のショートヘアの子だ、その少女は扉を閉めると律儀に全員に敬礼しその場に立つ「まずは君を初見の方々もいるのでな、軽く自己紹介をしてやってくれ。」
アスナプルが言うと少女はソウスケ達に体を向ける
「初めまして、私は輪廻・B・パールと申します!現在アスナプル様の元で兵として身を置いているものです!以後お見知りおきを!」
少女、輪廻は敬礼を欠かさず自分を紹介する
「あぁ…どうも。」不慣れな真面目な子にソウスケ達も調子をずらされてしまった
「じゃあ輪廻、君も席につけ。」
「了解です。」
そう言うと輪廻はこちらに向かって歩いてきたが途中で足を止める、原因は
「…あ…あのアスナプル様…自分の席が…その…ありません…。」
そう、今この場にいる全員分で席が埋まっているからだ
「あぁ、すまない、私としたことが数を間違えてしまったようだ、では私が取ってくるとしよう。」アスナプルは席を立つと輪廻は慌てふためいた
「いっ、いえ!自分の席を確保するのも自分の仕事です!ですから私が取りに行きます!」
そう言うと輪廻はすぐさま部屋を出て行ってしまった
「…アス…お前ワザとだろ。」
ハチワンはアスナプルにそう言うと
「百聞は一見にしかずだよ、あれで彼女の性格等がわかると思ってな、ハハ。」アスナプル笑って答えた
それに対しハチワンは苦笑する
「まぁ、いい。で話の続きだが」
ハチワンはまたソウスケ達の方を向き続きを話す
「俺達はアスに雇われた傭兵みたいなもんだ、俺は主に内職、外の戦闘とかはこいつらがやっていた。」
こいつら、つまり桜花達がそれにあたる「傭兵…お前昔はそんなことやっていたのか…。」
ソウスケ達は驚きつつも状況を必死に理解しようとする
「色々あるもんだ、ハハハ。」
ハチワンはいつものように笑って答える「もう…実際は笑って話せるものじゃありませんよ。」
桜花は呆れ気味にハチワンを責める
「………。」
「ほら、白だってもうちょっと真面目にやれ、って言ってるじゃないですか!」白は相変わらず無口だ、だがしかし言葉(?)は桜花が代弁してくれる
「……。」
こちらも無口の睦月、しかしこちらは冷ややかな目で訴えかける
「四面楚歌という言葉が似合うな。」
「うるさい、アス。心が折れそうだ。」ハチワンは心底落胆したような素振りを見せる
「…わかった、じゃあ最後だ。」
ソウスケは一番の疑問を最後に尋ねる
「なぜ地球に鮫アスナプルがいるかだ。」
その言葉に一同は沈黙する、そしてその沈黙を破ったのは
「遅れてしまい申し訳ありませんでした!何故かいつもの場所にある椅子が無く、探すのに手間をかけてしまったもので…!」
息を切らしながら椅子を持って部屋に入ってきた輪廻だった「…アス、お前…。」
「ふふ、面白い子だからね、ついつい…。」
そうしてまたハチワンは苦笑を浮かべた
第2部終了~
俺の中でアスナプル様はデュラン○ル議長ww
第3部へと~



十二月

こちら第3部です、前の2部を見ることがいいですよ、と

「…あの、私はまた自分でも気づかない内に何かやってしまったのでしょうか…。」
やっとのことで席を設けた輪廻は周りの空気が変わったことに気がついた
「いいんですよ、あなたはそれで。」
そんな輪廻に桜花は笑顔で答えた
隣では白が何か言いたそうな顔をしている
「…アス、話を戻せ。」
ハチワンもさすがに苦笑すらしてない
「それもそうだな、ソウスケ君も待ちきれないようだしね。」
「な…俺を知ってるのか!?」
自分はこの男に一度も名前を名乗っていない
「別に不思議な事ではないよ、こいつから君達の事は多少なりとも聞いているからね。」
…それもそうか
ソウスケは納得するとアスナプルの話に再度耳を傾ける
「…では、私が何故今ここ、地球にいるか、だったね。」
アスナプルは目を瞑り自分の思い出話を語っていく
「私達は地球そのものを消す為に旗を上げ戦を選び戦いぬいた、だがその結果というもの…」
アスナプルは窓の外の景色を見つめる
「これだ、消すことは叶わず、ただ無惨にも残ってしまった、なら私達に残された使命は何になると思う?」
そして景色から元の場所、ソウスケ達に目を向ける
「見るも無惨なこの星に終焉を告げるか、もしくは見守っていくかを判断するのだよ。」
静かに、そして言葉に力を込めてアスナプルはそう言った

…あの集会から数日たった、デブリブデのメンバーは地球に降り立っては仕事も何もない
始めはソウスケはアスナプルのことが信用できず、館を出ると言ったがハチワンに止められる
出て行ったところでどうにもならない
分かりきったことだけにそれに従うことしかできなかった
地球は確かに荒地が広がる殺風景な場所にはなっているものの地下に小さな集落を造り、そこに暮らしている人々もいる
地球に住む人々も優しく、クオもそこが気にいったのか毎日のように睦月と共に買い物をしに集落へ行く
ハチワンや桜花達もアスナプルと館で他愛もない話をしていたりする
カナメはというと
「…あいつは何をやっているんだ…?」わからなかった
たまにハチワン達と一緒にいるとこや居間でくつろいでいるとこは見るがその他は何をしているかさえわからない
「…暇だしな…。」そう言ってカナメを探しに自分の部屋のベッドから体を起こすと同時に
コンコン
誰かが部屋をノックした
「ソウスケさん、昼食の準備が整いましたよ。」
この館のお手伝い係、もとい兵士である輪廻が来た
「あぁ、もうそんな時間か、わかったすぐ行く。」
ソウスケはすぐに服を着替えると扉を開けた

「ソウスケさんは朝は遅起きが多いのですか?」
食堂に向かう途中の廊下、急に輪廻に尋ねられた
「朝ねぇ…ハチワンほどでもないが朝には弱いな。」
そう言ってまだ眠たそうにソウスケは答えた
「そうですか、良く寝ることはいい事です、しかし、あまり寝過ぎてしまうと逆に体を壊しちゃいますよ。」
まるで輪廻は自分にそれが起きたかのように言った、おかげで説得力がある
「…以後、気をつける、ハチワンにも言っておいてくれ。」「はい!わかりました。」
そうして輪廻と話をしながら廊下を歩いていた時だった
「やぁ、ソウスケ君、相変わらずのようだね。」
前方から今のソウスケの悩みの種である男が歩いてきた
「…!アスナプル様おはようございます!」
アスナプルの姿を見るとすかさず輪廻は姿勢を正し敬礼をする
「輪廻…私の記憶が正しければ今は、おはようございます、は適切ではない挨拶だよ。」
「……あっ!」
そう、ソウスケが部屋を出る前の時刻は午後12時をまわっていた
その事に気がついた輪廻も自分を恥じるように顔を赤くしてしまっている
「ふふ、気にするな、ところで輪廻、君に頼みたい事がある。」
言われた輪廻もまたすぐにアスナプルに向き直る
「はっ!なんなりと申しつけ下さい!」輪廻は仕事、すなわち任務を与えられる「いつもの掃除を頼む、昼食を食べた後にでもな。」

「しかし…ソウスケさんも来るとは思いもしなかったですよ。」
「…まぁな、ついでに少しでも外を見たかったし。」
ソウスケは輪廻と共に館から少し離れた場所にいた
肝心のカナメは居間で寝ていたため話すことすら叶わなかったから、見学ついでに輪廻について行くことにした
アスナプルに危険は無いだろうが念の為、と言われて護身用の拳銃を予備用と合わせて2丁渡された隣の輪廻は
「そういや、それ重くないのか?」
「これですか?」
自分の身の丈以上の大きさの大鎌を両手でしっかり持っていた
「あ、これは見た目に反してさほど重くはないですよ。」
と、大鎌を降りながら笑顔で答える
「…そうか。」
それ以上ソウスケは何も言わなかった
輪廻に与えられた任務は簡単なものだった、「掃除」、それは周り大きな機械類を切り刻むことだった、これは輪廻にしかできない仕事らしい
それから少し歩き目的地に着く
「では、危ないので下がっていて下さい。」
輪廻はそう言うと手にした大鎌を構える、いつも真面目にしてはいるがこの時の輪廻はさらに真面目な顔をしていた
「大変そうだな。」そんな輪廻を見てソウスケは言った
「…はい、そうなんですよ、何せ少しでも気を抜くと月々に体を持っていかれますから…。」
「…は?」
月々、輪廻が今手に携えている大鎌のことだ
それに体を持っていかれる、すなわち
「…お前…まさか」ソウスケが危機を感じた瞬間だった
「はぁっ!!」
輪廻は月々を力の限り振るった
その一撃は眼前の巨大な機械を半分に分かち切り捨てた、そして
「…う、わっと!」持ち主の体を無理やりに運んでいった
「…お前、自分の武器を扱い慣れてないのか…。」
そう言って尻餅をついてしまっている輪廻を起こすため手を差し伸べる
「…はい、努力はしているつもりですが…ちょっと…。」
と言って落ち込みながらもその手をとった、その後、仕事を終えた二人は館へと帰るのであった

続く

※キラーパス気味になって申し訳ない、だが後悔はしていない
ツールボックス

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