ターンシークエンス/Turn sequence
ゲーム開始時にジャンケンで先攻、後攻を決めます。
各プレイヤーの行動順番、手番のことを「ターン」と呼びます。
また、そのターンのメインプレイヤー、手番プレイヤーをTCG一般に、「ターンプレイヤー」と呼びます。
ターンプレイヤーとは、そのターンの進行を仕切っているプレイヤー、バトルにおいてはアタック側のプレイヤーのことです。
先攻の人から「ターン」を開始して、交互に以下の流れ(シークエンス)を繰り返します。
1:スタートステップ
2:コアステップ
3:ドローステップ
4:リフレッシュステップ
5:メインステップ
6:バトルステップ
7:エンドステップ
→相手ターンへ移行
1から7までの一通りの流れを「1ターン」と呼びます
『ターン数』について
「ターン数」は通常、先攻と後攻の合計ターン数でカウントされます。
- 例:一ターン目・先攻→二ターン目・後攻→三ターン目・先攻→四ターン目・後攻
また、TCGには片方のプレイヤーのターン数のみをカウントする表現も存在します。
- 事例:遊戯王/光の護封剣:「相手ターンで数えて三ターンの間、相手プレイヤーは攻撃できない」
これは、相手ターンでのみ、その効果が発揮される為、相手ターンのみを数える表現になっています。
プレイヤー1人分のターン数を表現する場合は主に以下のような表現が用いられます
- 先攻の1ターン目
- 後攻の2ターン目
- 自分の3ターン目
- 相手の4ターン目
よく有るターンの勘違い
Q:ターンって自分と相手のターンを合わせて1ターンなの?
A:いいえ、自分のターンで1ターン、相手のターンで1ターン、合計で2ターンです。
TCGの初心者にはこの様な疑問を持つ人も少なく有りません。
そして多くの場合、TCGでターンといえば、プレイヤー一人分の手番で1ターンと数えます。
では何故、この様な誤解が生まれたのか?
おそらくはTVゲームのSRPGによる影響ではないでしょうか。
例として「スパロボシリーズ」が挙げられます。
このゲームはプレイヤー(自分)とエネミー(敵)の手番が交互に繰り返します。
そしてプレイヤーとエネミーの手番を合わせて一つのターンとして数えています。
では、TCGとスパロボとで、「手番」の数え方が違う決定的な理由とは何か?
それはプレイヤーの人数です。
TCGは対人プレイが前提で有るため、通常プレイ人数は2人です。
スパロボはSRPGなので一部例外を除いて1人プレイです。
よって、「ターンを実行する」相手・敵プレイヤーが存在しません。
そのため、相手ターンという概念が存在しないのです。
そして相手のターンが存在しないので自分のターンという表現も有りません。
スパロボのターンは通常、以下のターンシークエンスを繰り返します。
1:プレイヤーフェイズ:自プレイヤーの行動手番
2:エネミーフェイズ:敵CPUの行動手番
→自分のプレイヤーフェイズへ移行
スパロボでいう「フェイズ」とは、バトスピの「ステップ」に相当する単位です。
そのため、スパロボでは自分と敵の手番を合わせて1ターンと呼びます
最終更新:2009年01月09日 11:40