二重支援と業務連絡

注:サフィニア邸の記事


2008年1月 支援論第三類「二重支援と業務連絡」より


ロザリーとやっててふと思いついて、言ってみたこと。
「せっかく二人でやってるんだしさ、
 サイン出し合って仕事分担できたらかっこいいと思わない?」
今日はそんな話。

支援論は、一つこれを始めてみると様々なところに
つながっていたのがわかってきます。
戦術・戦略の統御と完成にかかわるということ。
積極的に連携をとろうとすること。
画面の外に働きかけるということ。

支援の重要事項の一つ、あるいは本質と思われるものに
「息合わせ」というものがありますが、
これも戦術上の意味しかもたせない場合もあれば
息合わせとは「心合わせ」だと思って戦う場合もあります。

アタッカーハーフ2人だと、二重支援と相互支援の二つの型が可能になります。
相互支援のほうは、たとえば咆える敵に対して
片方が耳栓装備なら片方は耳栓を放棄して拘束解除を任せてしまい、
そうすると放棄したほうは耳栓ナシでのスキル構成が可能になるため
他の支援の可能性が広がってきます。
これにより、じおログのほうで一度問題に上がった
「バサルモス毒ガス問題」に一つの光明が見えます。
そう、広域も要る、耳栓も要する。だったら二人で行けばいいじゃないみたいな(笑
もちろん、一人の支援者として味方が毒ガスで吹っ飛んだときに
何をするべきかという話は少し違う話なのですが。
でも、支援者(アタッカーハーフを含む)が2人いるということは
戦略的にそれだけ自由度が広がるということでもあり、
片方がある状況では全員に対して支援効果を発揮でき
別の状況ではもう片方がまた他の全員を助けることができる。
しかも、双方の連絡がきちんと取れていれば
支援戦術の濃密さは芸術の域に達します。
「自分には撃てない回復弾を撃ってくれる」存在というのは、
こうした相互支援によって広がる支援の可能性を象徴した表現であると
いうことができるでしょう。

二重支援についても同じで、
アタッカーハーフ一人の機能は一つのクエにタイプの違うガンナー数人が
帯同していて、状況によって入れ代わり立ち代わりして一人が戦っている、
というのを想像してもらえばよいのですが
麻痺、回復、解除、補助(怯み拘束効果含む)などの効率は、
これが2人いるだけで飛躍的に高まっていきますし、
またその融通性も一人のときとは比べ物になりません。
これも、双方の連絡が確実に通っていたなら…。
ここからは、想像の域になります。
二人の連絡が通っていたなら、片方は回復を撃ち、片方はその間麻痺を完成させる。
それぞれがきちんと仕事をすることで近接は迷うことなく、
そして自分の体力を気にすることなく攻撃に走ることができる。
戦術的に高いレベルで完成し、分業、協業がきちんとなされたとき
前衛は無敵の状態で自由に戦うことができ、中衛に当たる二人は
崩れることなく支援体制を維持する。
そのとき、支援者の二人は互いの意志が通じ合っているので
狩りを通して固い絆を結ぶはず。
これは一つには先生の夢でもあろうし、私の夢でもあります。

その可能性のために、第一歩として「業務連絡」が挙げられます。
つまり、必要な状況で必要なサインを出して互いに何をするつもりなのか
何をすべきなのかを見定めてそれぞれの行動を決めるというもの。
前は麻酔に関わる攻撃と拘束の分担という点で成功をみることができ
これを応用すれば、回復役が2名いたときに
味方が吹っ飛んだ、するとリロードが早く完成したほうがウェーブを鳴らし
サインが遅かったほう、もしくはサインに気づいたほうが回復以外を担当する、とか
麻痺を撃ち始める時に鳴らす、とか
短い暗号をつくってチャットで知らせる、とか
色々なサインは考えられるわけで
そうしたものを完成させていくことで変化に富んだ連携も緊密になっていくのでは
ないかという考え、なのですが
これ、戦術的にそこまで有用であるというよりは
連絡を取り合っている姿がカッコいいのです(笑。
それが一番なのにはちょいと問題ありかもしれませんけど、
役割分担をきちっと行えるという点では、気の合う支援タッグの間で
こういうのも見た目にいいんではないかと(鳴らしすぎは嫌われますけどね)。

それでもってもう少し話を進めれば
お互いの癖や技量を把握し、後姿を見ただけで大体何をしようとしているか
理解することで、何もせずに撃鉄を起こすことが全てを表すサインになります。
これこそ以心伝心による連携、「マインドリンク」。
ここまで行けば本物だと思います。
これこそ想像の域の一番奥ですけど(笑

支援と前衛も連携の一種ですが、
支援者が二人いるなら、その相互の技も連携になると思われます。
コンビを組んだら何度もクエにいってみて、一緒に戦えば癖がわかり、
そのうち次は彼女は何をするはずだ、ならあたしはその間に何をしよう…という
分業・協業体制が出来上がってくるはずなのです。
前衛を欠いて支援だけというのでは本末転倒ですが
こういうのも非常に楽しいものですね。

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ログ 二重支援
最終更新:2012年01月19日 22:02
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