ラピッドキャスト

全武器の中でも珍しくケルビの素材を用いるヘビィボウガン。
ただし、基部にはねじれた角?を用いているため作れる時期はそんなに早くない。

性能に優れていて、取り回しやすく
ドスの頃はクイックキャスト改にも引けをとらないほどだった。



銃とあれこれ―17―
 ラピッドキャスト ~がんばれ新入社員~

クイック女史と同じ高校の出で、先輩後輩の関係は就職してからも続く。
飛びぬけた美人だとか能力に長けているだとか、そういう特長はないが
行動力とやる気は誰にも負けない。
今は会社の底辺といえるところで、雄飛の時を待つ、若く小さな女の子。
小さな背丈と、つぶらな瞳がかわいらしい。

ラピッドキャスト…
クイックはキリン、バストンは紫毒鳥、アルバレストやメテオは鉱石や骨。
ヴォルキャノンは黒龍、名前を背負ってるやつはいいとして……
みんなそれぞれにそうそうたるルーツを持っているものです。
そんななか、ラピッドキャストはフレームの基本構造にこそ
ねじれた角を使うのですが、残りの素材はなんとケルビ。
作りやすいんだかやすくないんだか… しかし、ディアを倒しても
キリンと普通に戦うようになるのはまだ先の話。
それまでのつなぎ……なんかかわいそうだ、ラピッド。

性能自体は、先輩クイックと比べるとレベル2をレベル1に変えただけといった
ラインナップ。変わらぬ攻撃力とリロードスピード。
スロットがひとつついて、下位の間は先輩よりもどうにかすれば活躍します
(これはつまり入社当時の女史よりも有能だってことか!)
L1の散弾は支援用としては非常に使い勝手がよいし
貫通弾1が使えるのは大型モンスター以外のヒット漏れを心配しなくてよくなるし
それでいてしっかり通常弾は全種対応しているし
属性弾だって全部撃てちゃう。
使えなくはない、でもなぜでしょうね、褒めれば褒めるほど
微妙な気がしてくるのは^^;
それもやはり、先輩であるクイックに攻撃力の面で劣るからでしょうか。
クイックは大型の敵にも平気で通用する貫通2に散弾2、そして奥の手
拡散2にも対応、攻撃力不足は見られません、が
ラピッドの攻撃力限界はラインナップからして低めになります。
攻撃力一緒なのにねえ…もったいない。

そして今になってもラピッドキャストを使う人があまり見られないのは
何よりも上位互換銃が設計されなかったことにほかならないでしょう。
何にしたって下位の銃をそのまま使う人は見られません。
(老山龍砲は上位第3クラスというとんでもない数字を持っていますが)
これが上位互換されなかったのは何ででしょうね…?
きっと、ケルビの素材に上質のものがなかったから、だと思うのですが
ものがもともとよかっただけにもったいない。
上位になったらみんな忘れてしまうけれど、彼女だって上位(改)になれば、
そしてクイックと同じ攻撃力にスピードに、今と同じスロットなら
絶対戦略の可能性の上に立ち現れてくるはず、そうすれば
クイックにだって絶対に見劣りはしないと私は信じます。
彼女だって女史と一緒に働きたいはず!
そういう「雄飛の時」を夢見て、彼女は今も下働きに精を出す。

「はいっ、今いきますー!」

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擬人化 百科
最終更新:2010年11月16日 17:19
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