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「ケーニッヒブルグ城」(2013/08/06 (火) 12:06:58) の最新版変更点
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-&bold(){施設}
--宿屋
--道具屋
キュアエーテル(回/20/5) 1000†
アンチドクトル(治/10) 1000†
トリケラトプス(糧/10) 1000†
--酒場
--王の間
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城の最奥にある巨大な扉、その奥がどうやらこの世界の主の間のようだ。
扉の前にはデーモン族の兵士が槍を持って番をしている。
門番
『外界の人間が何をしに来た、早々に立ち去れ。』
当然だろう。しかしその門番は、首飾りを見ると目を大きくして言った。
門番
『その首飾りの緑の宝石…、私には見覚えがある。それはまさに、深緑のルビーではないか。
王の間に入ることを許可する、早く王にそのルビーを見せるのだ。』
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大扉が開かれ、王の間に通された。漆黒の絨毯が長く敷かれ、その先には銀の玉座があり、
そこには王であるらしきデーモン族が座っている。悪魔の王は胸元の宝石を見て口を開いた。
サタン
『我が名はサタン、この世界を統べし王。はるばる外界から、地中深きこの地まで、
ご苦労であった。まずは聞かせてもらいたい。その深緑のルビーをどこで手に入れたか…。』
「プレイヤー」は、自分の世界で起こった出来事を詳しく話した。
するとサタンは感心したような表情を浮かべ、再び話し始めた。
サタン
『もうよい。すると貴殿が、外界の精霊の支配者というわけだな。
手に持つその魔剣が何よりの証明ということだ。』
そう言うと突然サタンは立ち上がり、腰の剣を抜いた!
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サタン
『構えるな、戦う気はない。この剣もまた魔剣。
我はこの剣の力でこの世界の永き戦乱の世を平定した。
しかし、魔剣と精霊は二つで一つ、対を成すもの。
魔剣と精霊二つが揃って初めて、絶対の力となる。
余には魔剣があるが、精霊がないのだ。
ここ最近、精霊崇拝者達が精霊の力を手に入れて私と戦い世界を我が物にしようという動きがあるらしい。
そうなればまた再びこの世界は戦乱の世となるであろう。
そこでどうだろう、貴殿を外界の覇者と見込んで一つ頼みごとがあるのだが、受けてはくれぬだろうか…。』
サタンは礼儀正しく頭を下げた。この話はシエラの消息と関係しているのだろうか。
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サタン
『北のフィンシュテルニスという街には、巨大な遺跡がある。
その昔、この荒れ果てた世界に恵を与える精霊が舞い降りた都市だった所だ。
しかし、精霊を支配していた王族の末裔に暴君が出現し、精霊の力を自分自身の物にしようとした。
それが精霊の怒りに触れ、滅ぼされてしまった街…。それがハイリッヒだ。
荒れ狂った精霊は、魔術師達の手によって封印され、今もハイリッヒの遺跡の中心部に祀られている。
精霊崇拝者達は精霊を崇め、恐れていたので、その力を我が物にしようとするものはいなかったのだが…。
外界で精霊の力を知り、それを欲した輩が、この世界で精霊崇拝者達を唆して封印を解こうとしているのだ。
精霊を従えるための唯一の力、魔剣を持たぬ精霊崇拝者達に封印が解かれ、再び精霊が暴れ始めるのを防ぎたい。
そして我自身その力を手にしたいのだ。
どうだろう、協力してはくれないだろうか。』
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この世界の平和は、恐らく自分達の世界の平和に繋がるはずだ。
サタン
『受けてくれるか、ありがたい。
そうだ、この事を知らせに外界から参った使者がいる。必ずや貴殿の力になろうぞ。』
外界からの使者…。自分の他にこの世界に来た者がいる、しかも望んできた者が。
その時、右側の扉が開いた。
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姿を現したのは、白髪の女性だった。
シエラ
『…「プレイヤー」。』
随分年老いたように見える。彼女の髪は以前銀色に輝いていたが、今はその光沢を失いかけている。
顔には少し皺が寄り、老人とまではいかないまでも、中年の女性といった風貌だ。
数奇な運命の呪縛が解かれ、彼女自身があるべき姿を取り戻しつつあるのだろうか。
シエラ
『あなたの前では、完璧な女性でありたかったんだけどね…。情けない姿を見せてしまったわ、驚いたかしら。
「プレイヤー」、よく聞いて。この世界の精霊と、精霊崇拝者達は間違いなくハイリッヒ遺跡にいるわ。
精霊崇拝者を率いているのは、ヘル。覚えているかしら、リンネガートの手下よ。
あなたに負け、処罰を恐れて逃げ帰ってきたみたい。』
そういえば、そんな奴もいたか…、確か幽霊城でだいちのかけらを持っていた奴だ。
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シエラは、深く濃い緑色を湛えたルビーを差し出した。
シエラ
『このルビーは、あなたの首飾りの物と同じ。万象精を従え、閉じ込める力のある唯一の宝石よ。
あなたにして欲しいことは、このルビーに精霊を閉じ込めること。私にはもう、十分な力が残されていない。
でも、精霊の怒りを鎮めるくらいのことは出来ると思うの。
…また、あなた頼みになってしまったわね…、でもこれが最後。
万象精が暴走を始めれば、私達の世界にも被害が及ぶはずよ。
だから、この世界の平和は、私達の世界の平和でもあるの…。』
“翳りのルビー” を手に入れた!
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サタン
『頼んだぞ、勇者よ。』
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