所謂直訴問題の批判

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「所謂直訴問題の批判、一、直訴する者の信念及目的、二、彼等に直訴手段を執らしむるに至つた社会的原因、三、直訴の結果はどう酬ひられたか」という問いに対する回答。           山崎今朝彌  一、百発百中とは行かぬにしても、直訴する程の者は皆真シマジメで売名や宣伝の目的ではありません。ソレが唯一最上の方法と考へるからです。  二、而して、其の此処に至るのは直訴者に其れ以外の方法を与へ其の道を開かぬからです。今に直訴者を死刑に処す緊急勅令が出るでせうが、ソシたら又大流行になるでせう。請願令前はコウ直訴は流行らなかつたものです。  三、結果は概して普通ですが、仮りに結果皆無でも反動期間は益々流行します。 <以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。> <旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に直した。> <底本は、『布施辰治著作集第14巻』(ゆまに書房、2008年)、底本の親本は『法律戦線』(生活運動社)7巻8号59頁(昭和3年(1928年)8月1日発行)>

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