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プロレタリア文化運動はどうなる?
諸家の批判
a 最近の状勢(・・・・法改正その他)を前にして、プロレタリア文化運動はどうなるとお思ひになりますか?
b 現状への批判と将来への希望。
× 山崎今朝彌
A 益々舞台が狭くなつて表面上は今よりズツト下火になります。では潜航運動は?といふ事になりますが、これも力の関係上少くとも当分はダメでせう。
B 今までも今も、自分の出来ない事を諸君がよくやつた、×××××感心だとかんしんして居ます。これ以上は誰がやつても仕方なかつたでせう。
将来は益々心細い次策ですが、五・一五の反動の反動、又その反動の反動に、何か起らないとも限らず、そんな事を楽しみに長生きしたいと思つて居ます。
<以上は、山崎今朝弥氏が著作者である。>
<旧仮名遣いはそのままとし、旧漢字は適宜新漢字に直した。>
<底本は、『復刻版人物評論』(不二出版、1996年)、底本の親本は、『人物評論』(人物評論社)第1年9 号(昭和8年(1933年)11月号)92頁>