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のっぽさん

「このうどの大木め」
「酷くないですか急に」
無視。

俺の頭と同じ高さにある肩を見る。
俺がこいつくらいの身長だったらもっとその身長を有効活用してみせるのに。
高いところのものに手が届かなくて困っていたら取ってやるし(こいつは基本何もしない)
部活はバスケかバレーに入って身長を最大限に生かす。(こいつは帰宅部だ。もやしめ!)
ファッションだって色々挑戦できるのに、いっつも似たような服装しやがって!
そもそもこいつは高身長で顔もいいのにもったいないんだ。
休日は基本引きこもるし、放課後はだいたい図書室にいるし人見知りだし
運動だってやればできるのにやらないし、なんか敬語で弱そうだし
高身長イケメンの無駄遣いだ!

ぶつぶつと文句をいう俺をみて苦笑。
「なんだ喧嘩売ってんのか。買うぞ」
「違いますよ。」
「じゃあなんだよ」
「いやちょっと、結構俺のこと見てくれてるんだなー、と」
その言葉を理解する前に、手に本が置かれる。
その本が取ろうとしていたものだと気付くのに時間はかからなかった。
「それと、」

「届かないなら素直に言った方がいいですよ?」

「う…うるさい木偶の坊!」
「役立ったじゃないですか」
「黙れ!」