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太陽×ひまわり

太陽とひまわり―


神々しい貴方。
貴方は呆れていらっしゃるでしょうね。
僕の思いはあまりに開けっ広げで、人にはからかわれ、花たちからは非難すらされますが、憐れな捕われ人のように僕は自分をどうする事も出来ないのです。
いっそ、イカロスの様に翔んで貴方の炎に焼かれたい。
でも、大地の囚人でもある身ではそれも叶わず貴方への想いは募るばかり。
どうか、地上にあるこの身をそこから、貴方の熱で溶かしてくださいませんでしょうか。

貴方は何も仰らない。貴方はいつもあらゆる者に光を注いでいる。

――晩夏―――

僕は今、死体のように無様に横たわる。
夏中、貴方への恋慕でこの身を焼き付くした焦げた死体のような僕の種は、貴方の憐れみの具象化なんですね。
ついばまれるこの身。ついばむのは、鳥でも獣でも、人間でもない、貴方。
貴方の逞しい手が僕の心臓を優しくついばんでいる。
ありがとう。
僕は今、貴方についばまれてじわじわと死んでいきます。陶酔にむせび哭きながら。



Ende