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人生3度目のモテ期

今は現代、ネットの波がメディアを揺るがすそんな時代。
ここに、PCと格闘している男子一名。
最近ネットで検索することを覚えた様子。
某巨大掲示板への書き込みもはじめたようで、
でも俺はあんまり深入りはしてほしくない。
お前期末の成績下がったろ。

「なぁなぁ、モテ期占いってしってる?」
画面に視線を落としたまま俺に聞いてくる。
「知らねぇ、勉強始めるぞ、電源落としとけ」
ベッドのうえに置かれてる参考書に目を落とすと
問題を解き始めたと思われる場所が何箇所か見えた。
…範囲間違ってるし。

「質問に答えていって、結果ボタンを押せば、不思議!
モテ期が占えるんだって!」
「あー、俺パソコンは資料作成と調査にしか使わないからな。
早く終わらせろよ」
「エロサイトとかは見ないの?俺ね、おススメのサイト教えてあげるよ?!」
「一応欲はあるから自分で探すよ、で、結果は?」
「聞きたい?ねぇ聞きたい?あと7年後に三度目のモテ期がいらっしゃるんだって!!
しかも、今あなたは二度目のモテ期真っ只中ではありませんか?、だって!
通りで、最近女子の視線が熱いはずだね!」

「お前、俺以外からモテてどうすんの?」
あらら顔真っ赤。耳まで真っ赤。
襟足から見えた、これまた真っ赤なうなじにキスをして、よれよれの服に冷え切った手を差し込む
「こっ、これから宿題見てくれるっていってたじゃん…」
だんだん小さく、か細くなる声を受け流して、
俺は静かにパソコンの電源を切った。