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クール×お調子者

「……だからさー、そん時のアイツの顔ったら。って、オイ、
お前いま聞いてなかったろ!」
「……あ゙? あぁ。気にすんなよ。しゃべれ」
「バカやろーお前に聞かせてんのにお前が聞いてなかったら
ぜんぜん意味ねーじゃん! もぉ! お前なんかシラネーヨ!
いーよ他の奴としゃべる! お前はココで化石みてーに
ぼーっとしてりゃいいだろ!」
「化石って、ねぇ……まぁ良いや。でもお前が他の奴の所に
行くのは良くねぇな」
「なんでよぉ!」
「そういうカマ声はちゃんと女装してから出しな。……大体、
お前が俺を呼び出したんだろーが」
「……あ……そうでした。しかも今日って……ええと、もしかして
お前、深夜バイト明けだった? ゴメン……」
「ん、まぁな」


 本当はこいつのこんな顔なんて見たくないんだけどな。
 幸せそうに笑う、お調子者のお前が好きだから。
 ……いつも笑っていて欲しい。俺だけに。

 まぁ、とりあえず、いまは俺を帰してくれねぇかな。
「……やっぱ無理だな。悪い、今日は俺帰る」
 ハッキリ言ってかなりキてるし。眠気で理性が働かない気が
する。

「あ、じゃあオレお前送る! そんでもってメシとか作る!」
「……いらね」
「ダメ! オレのせいだし!」

 ああもう。
 ほんともう。
 こいつってば、分かってねぇ。

 ……まぁ、そこが良いんだけどな。