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漢を目指す受とそれを必死で止める攻

「俺さあ、岩城さんのところに弟子入りしようかなあと思って」
「なんで? 今さら大工目指してどーすんの?」
「大工じゃなくてさ、漢になりたいんだよね、俺」
「なんだそりゃ」
「俺、女みたいなんだもん」
「女相手にこんな事しないぞ。俺は生粋のゲイだ」
「知ってるけど」
「じゃあ別にいいじゃん」
「いっつも俺の方が組み敷かれてるしさ」
「上になりたきゃいつでもどうぞ。大歓迎」
「上になったって、いっつもお前にされるがままじゃんか。意味ない」
「俺に入れたいってこと?」
「やめろよ、想像しちゃっただろ!」
「どーしたいのよ、それじゃ」
「岩城さんみたいに筋肉つけて、日焼けして、性格もさっぱりして、決断力つけて、人に頼られて」
「弟子入りしたって意味ないと思うけど」
「なんで」
「岩城さん、あのガタイだけど、家に帰れば乙女だもん」
「乙女?」
「彼氏と、フリル一杯の姫系の部屋に住んでんの」
「うっそお」
「岩城さんの携帯見たことないんだろ。デッコデコだぞ」
「彼氏の趣味じゃ?」
「自分でやったって自慢してたよ。あんなチマチマしたものも得意なんだな」
「信じない!」
「信じないならそれでもいいけど。もういい加減こっちに集中しようぜ」
「また話題はぐらかしてー」
「はぐらかしてんのはそっちでしょ……いじめなの?コレ」
「なんだよ」
「いえ、なんでもありません」