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わんこ貴族受け

目の前の男は独身貴族(27)で、いい年にも関わらず
未だに幼馴染の俺の家に毎日やって来ては女のひっかけ方だとかを教わりに来る。
半引きこもりなせいで不健康な白さを放つ肌に、モテようと中途半端に染めた赤い髪が際立つ。
しかしそれ以上に主張しているのは、男の瞳に覆い被さる紫縁のメガネだ。悪趣味極まりない。
「なーなー、教えてくれよー。どうやったら女つかまるかさー」
俺は大きく溜息をつく。
「そんなにヤりたいならまずその悪趣味なメガネを外せ、どっちつかずな髪の色をやめろ、あと肌でも焼け!」
俺が勢いよく叫べば、そいつは「あ、そっかー」などとマヌケな声をあげて、メガネを外した。
「これでモテるかなー」
嬉しそうなその姿は、犬によーく似ていた。
あー、何なんだって感じだよな。人の気も知らないで。