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イカ×タコ

※*9から12時間経ったので


どちらも優れた擬態能力を持つ海のハンターなんですけど、意外と力強くて小型のサメなら倒してしまうタコにイカは惚れ込んでしまうのです。
惚れ込んだといっても最初は同じ頭足類である親近感と、腕力に対する憧れ。イカはタコは愛嬌ある顔の元気な後輩だなーと思ってる。
でもいつしかイカは知勇兼備なところに惚れ、慕情へと変化していくのですよ。

そして抱きしめたいと思うんだけど、イカの吸盤には棘があって吸い付くと傷ついてしまう。
けれど好きで好きで悶々としているところに、タコが足を一本欠いたままやってきて、
訊いたら大したことないような態度で「ウツボに絡まれたので足を切って逃げてきた」というものだから、
その暢気な物言いにぷつんとキレて思いの丈をぶつけるんですよ。
その思いに絆され、もっと自分を大事にする。でもお前になら傷つけられてもいい、と受け入れるタコ。

でも(種類によっては)イカの方がタコより寿命が短いので(マダコだとだいたい三年、コウイカだと二年ぐらい)、タコは置いて行かれるのです。
死んでしまうのは仕方がないけれど、タコを置いていくことだけが心残りなイカ。
置いていかれたタコは泣訴のように墨を吐いて雲隠れするのです。