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ツンデレ攻め×鬱受け

「五月」
「……なんだあんたか。なんか用」
「最近お前が閉じこもりがちだと聞いてな。様子を見に来た」
「別に。だりーから寝てるだけ」
「また五月病か」
「うるっさいなー…だるいもんは仕方ないでしょ」
「連休のときはあんなに元気だったじゃないか」
「あーもー…」
「確かに月初に連休があると中旬以降は辛いかもしれないが、土曜と日曜は
 普通にあるだろうが。六月と八月は祝日が全く無いのに元気にやっているぞ」
「あいつらと一緒にしないでくれる」
「なぜ」
「八月はほぼ夏休みだから元気で当たり前。能天気に遊んで休みのツケは九月に投げてさ。
 六月は結婚式だ披露宴だって他人の幸せ見てニコニコしてる偽善者で」
「捻くれた考え方をするな。八月はああ見えて盆の行事はきちんとやっているし、なんだかんだで宿題は終わらせる。
 六月は他人の幸せも心から祝福しているんだ。自分は雨男だからと、てるてる坊主で願掛けまでして」
「あー…そうだね。俺が最低なだけだわ」
「誰もそんなことは言ってないだろう」
「わかってるよ。皆が俺をうざいと思ってるって。あんたは特にそうだろ」
「何だと?」
「働けることに感謝しましょう、働く人に感謝しましょう…だっけ?立派だと思うよ本当に。
 だから、あんたから見たら俺はただやる気がなくてウダウダしてて、すげー腹立つんだろうなって」
「…………」
「俺のことなんて放っておいた方がいいんだ」
「本気でそう思ってるのか」
「そーだよ」
「俺達がお前を鬱陶しがっているだって?馬鹿も休み休み言え。そういうのは四月の領分だ」
「いいから。もう帰ってよ」
「俺が嫌いな奴の為に遠い距離を出向いてくると思うのか。一番遠いお前のところまで、わざわざ」
「帰れって」
「俺は、お前の作る柏餅が好きなんだがな」
「………」
「まあ、今日のところは帰るが。だがあまり閉じこもってるようなら、先生を連れてくるからな」
「脅しかよ」
「ああ、脅しだ。……また来る。ではな」


「知らねーよ…あんたの好みなんか……」