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天秤座×水瓶座

「『獅子座のあなたは、頼られるのが大好きな親分肌!』」
「何そのファンシーな本」
「妹の本棚にあったやつ。『でも時にそれが見栄になっちゃうことも。力が足りないときは、認める勇気もたいせつ!』」
「わははいうこと割と容赦ないな。獅子座って誰かいるっけ?」
「あいつあいつ、児島」
「あー。あー、あー。」
「うん」
「いや児島基本的にはいい奴なんだよ?」
「うん、まあ、うん。 君何座だっけ」
「俺? 天秤座。なんてなんて」
「てんびん……『天秤座のあなたは、理知的でバランス感覚に優れた人!』」
「おおー」
「まんざらでもない顔」
「なんだよいいじゃん」
「『でも、優柔不断で八方美人になりがちなことも。好きな子には、気持ちをはっきり言わなきゃ伝わらないゾ!』」
「怒られた」
「『気持ちをはっきり言わなきゃ伝わらないゾ!』」
「なぜ2回」
「大事なことかなと」
「余計なお世話感やばい」
「ひどい。どこが八方美人だ」
「お前は九方向目なんじゃないの。……その本貸して」
「はい。俺水瓶座」
「だれがお前のところを見ると。
 ……『水瓶座のあなたは個性的! 誰とでも仲良くなれる公平さが魅力の人!』」
「なんだかんだ読んでくれる君が好きだよ」
「…………、……ありがとうよ。
 『でも、そのせいで好きな子とお友達の区別がつけづらいカモ? 好きな子を特別扱いしてあげて!』」
「ほう」
「『してあげて!』」
「あんまり自覚がないなあ。してるつもりなんだけど」
「……こうも書いてある。『納得できないとちょっぴり頑固になっちゃうこともあるから要☆注意!』」
「先回りされた」
「あなどれないな」
「そこまで言われたら認めるしか」
「ああ、でも相性いいんだって。90%だって」
「誰と誰が」
「……誰と誰がって」
「『はっきり言わなきゃ伝わらないゾ!』」
「…………。俺と、お前が」
「でもまあ、占いで相性なんて調べても所詮本人同士の」
「…………」
「蹴らないで。蹴らないで」
「『好きな子を特別扱いしてあげて!』」
「…………うん。好きな人といいって言われると嬉しいよね、占いだけどさ」
「だろ」
「うん」


「水瓶座と獅子座は相性30%だ」
「児島……」
「……いい奴だよ児島」
「八方美人め」