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芸術家の悩み

芸術家の悩みもいろいろあるけどここは801板なのでやっぱりラブの悩みを語りたい。
才能と引き換えに空気を読むとか輪を重んじるという能力が著しく低いっぽい芸術家。
そして私はそういう変人芸術家にはぜひとも常識人を組み合わせたい。
芸術家と常識人は根本的にわかりあえない。だからこそ悩み、そして惹かれるといい!
…といかに思いつくまま脳内棚の芸術家ストックを並べます。

【気弱芸術家&強気常識人で(いつも迷惑掛けてるから見捨てられるかも…)なお悩み】
「……あの、ごめんな?」
「ごめんで済むなら警察は要らない」
「……本当に、申し訳ありません。引受人になってくれてありがとう…」
「どうして交番の壁に落書き、なんて馬鹿なことをするんだ」
「それが、急に頭の中にイメージが浮かんでこれは忘れる前に形にしなきゃと思ってさ。
そしたら目の前に妙に広い場所があるし画材屋の帰りで絵の具もあるじゃん?
やったーと思って筆を握ったらもう頭が真っ白になってさー…怒って、る?」
「怒ってない」
「怒ってるよ。そりゃ怒らせるのは俺だけど…」
「怒ってないから、早く帰ってちゃんとキャンバスで完成させろ。それで許してやる」

【身勝手芸術家&引き摺られ常識人で(素直になれない)なお悩み】
「先生!いい加減にしてください!締め切りは先月だったですよ?!」
「そんなこと言ってもできてねぇんだから仕方あるめぇ」
「仕方なくないです。もう、これ以上延ばしたら…」
「へえ、延ばしたらどうなるんだ?とうとう契約解除か?」
「決してそんな事はさせません!でも先生の作品を待っている人ががっかりします」
「……で、ついでにお前がクビになったりすんのか」
「そ、それは…わかりませんが、とりあえず先生には関係ありません」
「お前、そう言えば適当に仕上げろとは一度も言わねぇな」
「当たり前です。先生が作品に篭める愛情を見たらそんな事は言えませんよ!
あっ!また話を逸らしてごまかすんだから。それよりも作品を……」
「ちっ…しかたねぇなあ」
「つ…ついにやる気になってくださいましたか!先生!先生ーー!」

【根暗芸術家&陽性常識人で(俺みたいな変人じゃ釣り合わない)なお悩み】
「お前ってさー日がな一日篭って、絵と向き合って嫌にならない?」
「……別に」
「たまには外に出て騒いだり、かわいい女の子とデートかしたくならないの?」
「……全然」
「いや、それは嘘だろ。たまには絶対絶対そう思ってるはずだ!」
「……嘘じゃないよ。それより何しに来たんだ?」
「お前が独りで閉じこもってかわいそうだなと思って来てやったんだろ」
「頼んでないから帰っていいよ」
「何だよー怒った?ごめん、冗談!だってこうでもしないとお前に会えないじゃん?」
「………」
「家でもいいけどさ、たまにはお前と外でデートしたいなー…とかね」
「……冗談」
「今度は冗談じゃないって。本気で誘ってるよ」
「来週……」
「ん?」
「来週、なら…ヒマだから……行ってもいい」

【電波芸術家&真面目常識人で(理解不能)なお悩み】
「……いつまでそうしてるの?雨、降り出すよ」
「放っておいてくれ。ここは金星じゃない。水銀の雨は降らない」
「水銀じゃないけど、最近の酸性雨は怖いよ?ね、帰ろう?」
「いやだ。放っておいてくれ。俺はこのままあいつの煙が夜に溶けるのを見ている」
「ここから火葬場の煙突なんて見えないじゃないか」
「それはただの物理的な話だ。俺には見える。ちゃんと見えている」
「……そうだね。でも帰ろうよ。こんな季節の雨に濡れたら物理的に風邪を引く」
「いやだ。帰らない。お前だけ帰れば良い。放っておいてくれ」
「こんなに言い張るなら、どうして今日の葬式に来なかったんだ」
「……俺が行ったら、迷惑が掛かる」
「どうして君はそういうところだけ常識的なんだろうね…」