>>210可愛い!先生優しそうで萌えた!---議論レスで文章の間に挟まったりレス消費して感想書けなくなるのが*9どうこうよりイラつくよ。まとめサイトででもやってくれ。


「それでね、それでね!」
「せんせい、あのねー」
「いまオレがはなしてんだよ!」
「オレはカンソウだからオレがはなしていいの」
「オレがはなしてたのに!」
「まあまあ、二人とも。落ち着いて、ね?」

先生にそう言われると黙らざるを得ない。
こんなに優しい先生を困らせるわけにはいかないのだ。

「お話はちゃんと順番に聞きますから」

にっこりと微笑まれればもうそれだけで頭がいっぱいだ。
ちらりと横を見れば同じことを考えているのか、奴の顔も赤い。
そしてぽつりと言葉をもらした。

「せんせいかわいー……」

なんだと!?
その可愛い笑顔はオレだけのもののハズだったのに!

「かわいいかなー?」
「かわいい! ちょーかわいい!」

まずい。非常にまずい。
オレそっちのけで話がはずんでる。

そんなの許さない。
なんとしてでもこっちを見てもらう。

「せんせい!」
「ああ、うん。お話の続きは?」

にっこりとこっちを向いた先生の『ひよこぐみ』と書かれたピンクのエプロンを
無理矢理ひっぱって頬に唇を寄せた。
硬直する先生。
隣からあがる叫び声。

ずるい、オレもと叫び出す子供たちの中で先生はまた笑顔になった。


たんぽぽ


 

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最終更新:2012年02月09日 18:15