※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

スーツアクター

スーツアクターっていうのは、
特撮等でいわゆる変身後の姿を演じる役者さんのことなんですが、
普通のスタントととは違い彼らは前面に出ます。
彼らと、生身の姿を演じる役者さんが2人で1人の人間の役を作り上げるんですよね。
それも、1年という長い間かけて。
当然、役者とスーツアクターの絆は深くなります。

最近は新人の登竜門になりつつある特撮ですから、
演技経験のほとんどない役者さんも結構いたりします。
これで戦隊のレッド役だったり、ライダーの主役級の役だったりすると、
スーツアクターの方は経験豊富なその世界では有名な役者さんが演じたりします。
新人さんは大変です。
慣れない演技だけでなく、慣れないアクションに慣れないアフレコ。
慣れないお子様ファンへの対応なんかもあって、毎日くたくた。
そうなると、やっぱりミスも出てきます。
厳しい監督もいますから、思いっきり怒鳴られることもあるでしょう。
当然、落ち込みます。
前日の夜にたまたま見た番組ファンのブログかなんかで、
ぼろくそに叩かれてる日記なんて見ちゃってたら余計に落ち込みます。
その時、渋い大人なベテランスーツアクターに声かけられちゃったりしたら…。

「あんまり落ち込むな。誰にでもミスはある。」
「すいません。
 俺、せっかく●●さんがいい演技して下さってるのに、いつも台無しにして。」
「何言ってんだよ。いつ、お前がそんなことした?
 この役はな、俺とお前が2人で作り上げてきたんだろうが。
 お前が演じてる変身前の素顔のレッドも、
 俺がやってる変身後のレッドも全部ひっくるめて○×レッドなんだぜ、わかってるか?」
「でも、俺、●●さんの経歴に傷つけてるって…。」
「まわりが何言っても気にするな。
 ……………………俺はお前の演技結構好きだけどな。」


1年間は長い。
この後、2人に何がおこるかはわかりませんよ。