助手×教授

教授を熱烈に尊敬している(限りなくラブに近い)助手だけど、
自分もいずれは教授として教壇に、なんて思ってるわけですよ
でも教授的には、優秀な助手を手放したくない
助手の自分に対する気持ちを分かってて、
利用すれば縛り付けておくことも出来るんだけど、
そうすることに関して、自分でもよく理解できない迷いがある
不世出の奇才と呼ばれ、若くして数多くの実績をあげてきた彼にとって
”理解出来ない”というのは最大級の屈辱
生来学者肌の教授、気になることは突き詰めて考えずにいられない
助手のことを考えててデータが頭に入らない
生き生きと論文に取り組んでいたかと思うと
突然ふさぎ込んでたりする教授を見るにつけ、
「このひと変わってるからなぁ」とか思いつつも心配で仕方がない
今度教授の奥さん(理事長の娘)にこっそり相談してみようか、
なんて的外れなことを考えている



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最終更新:2011年04月25日 01:00