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ツンデレ攻め×素直クール受け

「全く……どいつもこいつも使えない馬鹿ばっかりだ!」

俺達以外誰もいない、しんと静まり返ったオフィスに怒号が響く。
会議から戻ったあいつは盛大に毒付きながら、資料を机に叩き付け、
苛立ったように椅子を蹴飛ばした。
どうもまた部下達の成績が思わしくなく、上にチクチク嫌みを言われたらしい。
机から滑り落ちた書類を丁寧に拾い上げながら俺は溜息を吐いた。

「お前やり過ぎ。あんなに年中頭ごなしに怒鳴りつけてたら、連中だって萎縮して当然だろ。
俺にしてくれるみたいに、他の奴にも少しは優しくすればいいのに」
「ハ!真っ平だね。あれ位で音を上げるようならサッサと辞めちまえばいいんだ。
大体俺が誰に優しくしようと俺の勝手だろう。お前が口を出すな!」
「まあ、お前が俺だけに優しいのは嬉しいけど」
ほらよ、と拾い集めた書類を差し出せば、あいつは驚いたように一瞬目を見張り、
それから何とも言えない困ったような、気まずそうな表情を浮かべて
俺の手から書類を受け取ると鼻を鳴らしてそっぽを向く。
「……ふん、馬鹿馬鹿しい。……でもそう言うならお前には優しくしてやっても良いぞ」
「うん、ありがとう」

素直に礼を言って笑ってみせると、別に、とか礼を言うような事じゃないとかブツブツ言ってる。


そんなお前が、大好き。