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福岡 デリヘル ヴィーナス に元アイドルが・・・?

「なー福岡、『デリヘル ヴィーナス』に元アイドルが働いてるって知ってた?」
仕事帰りの居酒屋で同僚の長崎にそう訪ねられ、俺は飲んでいたビールを吹き出した。
「デ、デリヘル?」
「何こんな話くらいで慌てんの?お前は乙女か」
長崎は普段の爽やかさからは想像できない意地悪な顔でニヤリと笑った。
「い、いや、急に『デリヘル』とか言うからさ……で、アイドルが居るって?」
そう答えて笑ったものの、俺は正直女の子には興味はなかった。
目の前のこいつにも内緒にしているが、俺は同性愛者だった。
自分の性癖に気付いたのは大学生の時。だからといって出会いを求める勇気も無く……
「福岡ってさ、もしかして女に興味ナシとか?」
「なッ、何でだよ!?」
「あんまりこの話に食い付いてこねーし」
「そんな事は--」
「つーか普通興味あるんじゃねーの、男だったら」
まるで俺を探るように長崎はそう答える。
「そりゃまぁ……」
「男のデリヘルだったらどうよ?」
「えっ?そんなのあるのか!?」
つい声を大きくした俺に、長崎はしたり顔で「やっぱりそうなんじゃん」と言った。
俺はあきらめたように肩を落とした。
「そんでさっきのデリヘルの話なんだけどさ」
「……なんだよ」
引っ掛けられたショックでやけ酒をあおる俺に、長崎は笑みを浮かべてこう言った。
「『デリヘル長崎』って言って今出来たばっかなんだけど。
従業員も俺だけなんだけど、早速どう?」
俺はまたもや飲んでいるビールを吹き出した。