君の背中で眠らせて
意外にガッシリとした背中。
最近ジム通ってるんだって?周りから聞いたよ。
少し痩せたと思っていたのは絞ったせいなんだ・・・
そんなことすら知らなくて・・・ごめん。
ここのところの俺たちは、なんだか会話がないね。
俺もお前も元々おしゃべりじゃなかったもんね。
それでも・・・それでもどこかで繋がってると・・・
だから眠るとき、お前の背中におでこを寄せる俺に何も言わないでいるんだよね。
お前の心音が聞こえて俺は目を瞑る。
やがて俺の心音も重なって・・・
こうしてひとつに繋がっていたいよ・・・
ここのところ会話もない俺たちだけど、
今はまだその背中で眠らせてほしい・・・
最終更新:2011年04月18日 04:37