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ロボット×人間

「ごめん、ごめんな…。」
お前の気持ちが恐かった。
…いや、『気持ち』としてプログラムされているという事実が。
何が起きても穏やかな笑顔で俺に「愛しています」と囁く不変さが。
後悔なんて、死ぬほどしている。
それでも俺は他の選択肢を選ぶことなんてできなかったし、もしやり直せたとしても、選べない。
横たわって目を瞑り、充電しているお前に足音を忍ばせて近寄った俺に「いいですよ」と一言言ったお前。
…穏やかにふんわりと笑いながら。
「ごめん、ごめんな…。」
熱を失いつつある、人の皮膚そっくりに作られた人工皮膚のお前の頬は、俺の涙を吸わずに俺の腿へ伝えた。