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うんこもれちった

「何で嫌なんですか?」
俺は目の前で落ち着きなく目を泳がせている先輩に問いかけた。
照れ屋で常識人の先輩が俺の告白を受け入れてくれて半年。手をつなぐ事から
始めて、今では抱きしめても嫌がらなくなったし、俺の仕掛けるキスにも段々
応えてくれるようにもなった。
しかしいざセックスとなると怯えて逃げられてしまう。余程警戒しているのか、
俺のマンションに泊まって行く事もない。
未知の事に対して臆病な人だとは分かっていたけれどこれ程とは……。
「だって、痛いって聞いたし」
「それだけですか? 痛くないようにするって言ったじゃないですか」
「それに……その……中で出すんだろ?」
「え?」
何の事かと思い聞き返すと先輩は真っ赤な顔で叫んだ。
「出すっつったらアレに決まってんだろ!!」
「あぁ、すみません。ザーメンの事ですか」
先輩は照れ隠しに怒ったような顔をするとボソボソと続けた。
「アレ出されると腹壊すって聞いたし……。そ、それにケツから出てくる時に
うんこ漏れちゃったみたいな感触なんだろ!?」
思わず想像したのか、自分の尻を抑えて顔をしかめる。
俺は思わず笑いそうになりながら、ポケットから包みを取り出すと先輩に見せた。
「コンドーム。これしますから大丈夫です。これで先輩の心配事は全部解決
したんですよね?」
先輩はしまった、という表情で暫く俺を見つめていたがやがて観念したように
言った。
「……解決した」

先輩はその夜、初めて俺の部屋に泊まる事を承諾した。