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やんちゃな不良×ちょっと腹黒い優等生

「あんまりじろじろ見ないで下さい」
「……そのムナクソ悪い敬語はやめろっつーの」
ため息をつきながらそう言うと、お前は分厚い本を閉じて、ニヤリと
意地悪く笑った。
「クラス一の不良少年が、図書館なんかで何をやってるんだ?」
「お前が呼び出したんだろーが。何の用だよ?」
「そうだな、俺の唇を見てくれないか?」
お前はそう言って、冬だっつーのに水に濡れてるみたいな唇に人差し指を添えた。
「は?」
「乾燥してないか?」
「……気持ち悪いくらいに潤ってる」
「そうか。……で、何かしたくならないか?」
「……はあ~」
したくならないわけねえだろうが。誰もいない放課後の図書館で、俺たちはキスをした。