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LoggerHead Readme

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このページは LoggerHead loggerhead-1.10.tar.gz の Readme.txt の日本語訳です。

LOGGERHEAD


[ Version 1.6 for Bazaar 1.6 ]

LoggerHead は、Bazaar ブランチのためのウェブビューアです。これを使うことでブランチの履歴、注釈ファイル、検索実行などなど便利なナビゲーションが実現できます。

使用前の準備



LoggerHead は、以下のものを使用します。

  1. SimpleTAL をテンプレートのために使用します
    Ubuntu であれば `sudo apt-get install python-simpletal` を実行。
    ダウンロードはこちらから http://www.owlfish.com/software/simpleTAL/download.html
  2. Paste をサーバのために使用します (Paste Version 1.2 以降が必要です)
    Ubuntu であれば `sudo apt-get install python-paste` を実行するか、`easy_install Paste` を実行します。
  3. Paste Deploy (Apache で透過プロキシを使用する場合インストールします)
    Ubuntu であれば `sudo apt-get install python-pastedeploy`を実行するか、`easy_install PasteDeploy` を実行します。

とりあえず使用するには 'serve-branches' コマンドに、公開したいブランチのパスを指定してコマンドラインで実行します :

   ./serve-branches ~/path/to/branch

このスクリプトは Port 8080 で待機しますので、ブラウザで http://localhost:8080/ を見てください。またスクリプトに複数のブランチを含むディレクトリを渡すことで、LoggerHead は非常にシンプルなディレクトリリストを表示します。

いつでも Bazaar ブランチをアップデートして見ることが可能です。Loggerhead はアップデートされたことを通知してリフレッシュを行います。そして Bazaar は不正な状態を防ぐためにブランチをロックします。

LoggerHead を Linux の Daemon として動作させるには以下のようにします。

  1. loggerheadd を /etc/init.d にコピーします。
  2. このファイルをインストールされている loggerhead や serve-branches オプションに合わせて編集します。
  3. サービスを登録します。
    cd /etc/init.d
    a) Ubuntu のような upstart based systems の場合は :
    update-rc.d loggerheadd defaults
    を実行します。
    b) CentOS や Suse のような Sysvinit based systems の場合は :
    chkconfig --add loggerheadd
    を実行します。

Config ファイルを使う



以前のバージョンの LoggerHead は、config ファイルを読みこんで動作設定を構成していました。このモードは 'start-loggerhead' スクリプトでまだサポートされています。'loggerhead.conf.example' ファイルはソースコードに含まれており、さまざまなオプションについてコメントや説明がされています。

LoggerHead は以下のようにして開始します :

   $ ./start-loggerhead

これで LoggerHead をバックグラウンドで動作できるはずです。デフォルトでは Port 8080 を開いて待機します。

LoggerHead を停止するには以下のようにします :

   $ ./stop-loggerhead

Config ファイル内で、複数のプロジェクトや複数のブランチ、それぞれのプロジェクトごとの設定をすることが可能です。これはお互い関連のない複数のプロジェクトを一つの loggerhead インスタンスを使用して公開することが可能であることを意味します。この設定は "loggerhead.conf.example" ファイル内に含まれています。

アクセスログやデバッグログは logs/ フォルダに保存されます。logs フォルダの位置は start-loggerhead スクリプトの位置で決まります。

Apache の背後で LoggerHead を動かす



既に Apache がインストールされていて Apache 経由で Bazaar ブランチを見たい場合、Apache のプロキシ設定をして、LoggerHead にプロキシリクエストが必ず到達するように設定する必要があります。これは一例ですが Apache の config ファイルに以下のような設定を追加します。

   <Location "/branches/">
       ProxyPass http://127.0.0.1:8080/
       ProxyPassReverse http://127.0.0.1:8080/
   </Location>

もし Paste Deploy がインストールされている場合、'serve-branches' スクリプトを使うことでプロキシの裏でサイトルートとして動作させることができます。しかしいくつかのパスをサイト内で設定して動かしている場合、'--prefix=/some_path' オプションを使ってパスを明示する必要があるかもしれません。

変更されたファイルのキャッシュ



巨大なツリーの変更履歴を表示するための高速化の手段として、LoggerHead はリビジョン間の変更をキャッシュをするように設定することができます。設定するには 'cachepath' 値を config ファイル内で設定します。

サポート



LoggerHead は、bazaar-webserve を大まかなところでベースにしています。またこれは hgweb をベースにしています。LoggerHead の議論は bazaar-dev ML ( bazaar@lists.canonical.com ) で行われています。ML に参加するには https://lists.ubuntu.com/mailman/listinfo/bazaar を訪れてください。ML に投稿するために購読する必要はありませんが、最初の投稿は管理者によってチェックされてから投稿されます。

バグは Launchpad でトラッキングされています。

   https://bugs.launchpad.net/loggerhead

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