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第三回研究会議事録


第三回目の研究会は,12月16日,千葉商科大学にて開催されました.今回の参加人数は,途中退出含めて計14名の方が参加し,内6名の方が新規に参加してくれました.

今回の発表者は,宮崎@東大,帷子@東大,宮田@千葉商科大の計3名でした.発表内容および質疑応答の内容は以下の通り.



1. 高原牧草地における地理的不均一性を考慮した放牧圧の評価―青海省馬多県を対象として―(by宮崎@東大)


発表資料

頂いたコメント等

  • 集落がどのような条件の土地に分布しているのかを見せると利用不可能性の説得力が増す.主成分得点や因子指標を集落ごとにプロットしてみてはどうか.
  • モンゴルでは春夏には放牧生活,冬には都市部で生活するというスタイルだが,チベットではどうか?→わかりません.調べなければイカンですね.
  • 植生は全て牧草であるという仮定で話が進められているが,それは妥当か?→厳密には可食性を考慮する必要があります.可食牧草量はNDVI等と相関があるという研究成果もありますが,現地調査との突き合わせが求められています.
  • MODIS画像などを時系列で並べれば,過放牧の動態が見えてくるのでは(季節スケール,年比較)→どのように情報を提示するか,難しい部分ではありますが,とりあえずアニメーションでも作ってみようと思っています.まずはできることから.
  • 社会的要因による不均一性も考慮すべきでは?→道路距離との比較はやってみましたが,これといった相関は見られませんでした.多時期における相関度の比較,あるいは人口増加等との比較で見えてくるかもしれません.
  • MODISのLAIを使ったのはどうして?→マニュアルがあったからです.論文補注4,5参照

研究会を終えて

研究会で頂いたコメント,質問などは自分にとってとても有意義でした.大変ありがたく思います.発表内容はさらに練って別のところに投稿する予定ですので,頂いたコメントは論文に反映させていただきたいと思っています.今後は,時空間的動態(季節,年)をどのように扱うか,というのが概念と手法の課題になることが強く感じられました.次々回(あるいはその次くらい?)になにかしらモノをお見せできるようデータを用意したいと思います.



2. レーザスキャナによる歩行者追跡法について(by帷子@東大)


現在の問題点として,トラッキングの失敗による不完全な軌跡をどう繋げるかを課題としている.これに対して現在は,以下の2つのアプローチを考えている.
1) クラスタリングの時点で,交錯する軌跡が切れないように工夫する.
2) 切れた軌跡に対して,同一人物と思われる軌跡を繋げ,できるだけ不完全な軌跡を減らす.

頂いたコメント等

2)に対しては,2つの考え方があり,1つは切れた各々の軌跡間の距離(類似度)をどう定義するか?で,もう1つは組み合わせ最適化等の手法で最尤化を行う.まず軌跡間の距離行列を作ったら,以下のような組み合わせ最適化法を試すと良い.
  • 1-factor
  • 結婚定理
  • ハンガリアンメソッド
  • 交互道(Alternative Path)
上記の方法は全て同じアルゴリズムで呼び方が違うだけである.また,カーネル密度推定法によって抽出した群集流動情報を用いることで,切れた軌跡の繋がりやすさ(軌跡間の類似度)に重み付けが行えるかも?



3. 特異的な場所で発現する遺伝子に何らかの特徴があるか?-多細胞モザイク説の立場で-(by宮田@千葉商科大)


DNA(アミノ酸)の発現場所ごとのクラスタリングを行いたい.

頂いたコメント等

Ward法などの階層的クラスタリングが有効かも?