※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

11月に初雪が、まつげに乗ってふっと気付きました。
台詞がしゃりしゃりと高音でまわりだします。
「実然の詩的な出来事だけで、感傷的になれるあたしがいるよ。」

夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり 願ってた
あの眸な ぜわからな かったのか
冬火照る君はね ふるふると 祈ってた
今なら手 にとるよに わかるのに

冷たい手で、かん詰をあけた。
オレンジの果肉が、少しこぼれた。
両目の蛇口は、また緩んだ。
潰れた、実を見たらね。