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950 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[1919072] 投稿日:2009/11/13(金) 23:42:36 ID:XXYfLnIG

『「我は皇帝ミューラ、Reading Liederを約束されし存在…」
奴は最近このようなことを吹いています』

「ふむ、御苦労。では引き続き任務に邁進してくれたまえ」

『御意。それではまた…』

「ククク…電髪の連中め、どうやら佑介以来の大器の育成に失敗したようだな。惜しい人材をなくしたものよ。カカカ…」

「おい、誰と電話してたんだ?」

「3月にEMから電髪に潜り込ませた間者から定期報告を受けていたところだよ」

「またセコい真似しやがって」

「いやいや、これは壮大な計画なんだよ。
EMを知る者を電髪に送り込み電髪を内側からEMカラーに染め上げる。
電髪からのリットウ調査団を受け入れるのもその為。今では国技師も立派な反乱分子だ。ククク…」

「お前、変わっちまったな…。昔はこんな小細工しなくても自分の腕だけで強奪やらなんやらしてたのによ」

「俺の邪気力が弱まったと、そう言いたいのかい?」

「そうじゃねぇよ。けどな、お前は総統なんだろ?だったら総統らしくドーンと構えてろよ!
小細工みたいなもんは下のもんに任せときゃいいじゃねぇか!」

「確かにかつての俺は剣を奮ってさえいれば良かった。だがそれは河内さん達がいてくれたからこそ。彼らがEMを裏で支えてくれていたからこそ。
それに比べ今は…」

「今だって闇やら四天王だかがいるだろうがよ」

「闇は所詮外様。EMの機密まで任せることはできない。
四天王にしても四位は最近不穏な動きを見せているし福島はホモで猿はサルだ。
将来有望なのは佑介だがまだ若過ぎる。それに汚れ役をやらせるわけにはいかん。
…結局は俺が動かねばならんのだよ」

「それは…違う、違うだろ!」

「量子タソ…」

「結局お前は人を信頼してねぇんだよ。信頼してねぇから全部1人でやろうとしちまうんだ!」

「違う…」

「違わなくねぇ!強奪をやってた時からそうだ!
西にG1を獲ってくる為に、下の連中の腕を信頼できねぇから連中の怨みを買ってまで強奪してたんじゃねぇか!
…全部1人で背負い込むなよ…。もっと周りを信頼してやれよ…。でないとお前、本当に1人なっちまうぞ…」

「ごめん。でも今はこのやり方を止めるわけにはいかないんだ。
これが今は一番EMの為になっていると俺は信じてるから…」

「けっ、だったら好きにしやがれ!オレはもう何も言わねぇからな!」

「…量子タソ、君もいつかは俺から離れていくのかい?」

「いいか?いつまでもオレが一緒にいてやると思うなよ。
あの世にはオレが先に行くんだからな!50年後くらいにな!
…信頼、しろよな…」

「ああ、ありがとう、量子タソ…」