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682 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 17:47:16 ID:Ss56Jw1y

藤岡「夏の北海道は涼しくて最高だったけど、やっぱり
  栗東に来ると帰ってきたって感じがするなあ~♪」

藤岡「夜風もだんだんと涼しくなってきて…いよいよ秋だよな~…」

???「…おいてけ~」

藤岡「…??」

???「…おいてけ~…おいてけ~!」

藤岡「…ちょっ…どこからか声が…?誰?」

???「…おいてけええぇ~!!」

藤岡(ま、まさか…『おいてけぼり』みたいな、幽霊的な何かとか…?ちょっ…ヤバ…)

???「…おいてけ~!お前の愛剣-オテウマ-をおいてけ~!」

藤岡「…馬?」

???「お前が那禍夜魔電撃六破論-スプリンターズステークス-で乗る馬をおいていけ~!!」

藤岡「…………」

藤岡「………クカカカ…」

藤岡「…身の程知らずの物怪め…俺様を誰だと思っている?EMの次期総統・藤岡佑介だぞ?
  貴様のような下賎の妖なぞ、俺様の邪気で塵芥にしてくれるわ!!カカカカ!!」

ガサガサッ

種「佑介!!やっとその気になってくれたのかっ!?」

藤岡「…やっぱりユタカさんの仕業でしたか…」

683 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 17:51:31 ID:Ss56Jw1y

藤岡「こんなところで何やってんですか!」

種「ああ、すまん。お前も那禍夜魔電撃六破論-スプリンターズステークス-の騎乗馬が無いんだったな」

藤岡「…じゃなくて、物陰から『おいてけ~』とか…一体何のマネですかっ?」

種「…うむ。実はスプリンターズステークスで乗る馬が無くってな…」

藤岡「それで?」

種「いや…家に居たら量子たんに『体育座りして拗ねてないで
  闇営業-ダーク・ロビー-にでも行ってこい!』って言われてな…」

種「…それで、こうして営業を…」

藤岡「こんなのは営業とは言いません!」

684 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 17:52:52 ID:Ss56Jw1y

藤岡「だいたいこんなことしたところで…」

種「しっ!隠れろッ!誰か来るッ!」

藤岡「ちょっと…何で俺まで…」




うん師「いよいよ来週から秋のGⅠシリーズだね、康誠くん」

猿「ええ、楽しみですね!」

種(どれどれ…資料によると、こいつらの持ち馬は…カヤノザクラと
  トレノジュビリーか…特にカヤノザクラは魅力的だな…クカカカ…!)



『おいてけ~…おいてけ~…』

うん師「!?やっ…康誠くん?」

猿「こここ、こま、小牧さん、ゆっ…幽霊ですよ!」

『おいてけ~、カヤノザクラを総統のためにおいてけ~!』

うん師「にっ…逃げよう康誠くん!」

猿「ちっ…今夜が満月だったら…変身さえ出来れば…くそっ…!」

タッタッタッタッ…

種「ああ、くそっ!逃げられた!」

藤岡(…康さん、今なんか変なこと言ってなかったか…?)

685 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 17:56:51 ID:Ss56Jw1y

恫喝「♪下駄を鳴らして~奴が~来る~♪」

種「…っふ…次はローレルゲレイロか。鼻唄なんぞ歌いおって…
  ククク…飛んで火に入る何とやら、だな…カカカ…」

藤岡「もう止めましょうよ…効果無いですよ、こんなの…」

種「ククク…次はちょっとビビらせてみるか…」



『おいてけ~、おいてけ~、ローレルゲレイロおいてけ~!』

恫喝「……誰や?」

『総統にローレルゲレイロおいてけ~!さもないと祟られるぞ~!』

藤岡(ユタカさん、悪乗りし過ぎですよ!バレますって!)

恫喝「……わかったぞ…貴様…もしかして…」

藤岡(…ほらバレた…)

恫喝「タコ焼き改めかつどんやな!!」

種藤岡(なっ……!)

恫喝「オラアアアアア━━━━ッ!!!!出てこんかいワレァ━━━━ッ!!!」

種(なっ…あいつ木刀-ダーク・ウッド・ソード-を振り回しはじめたぞ…)

藤岡(バッサバッサ茂み叩いてますよ!ユタカさん、危ないから離れましょう!)

種(たたたっ…助けて量子たん…!)



恫喝「ハア…ハア…くそっ、逃げられたか…」

恫喝「次は必ず…殺る!」

ザッザッザッザッ…

藤岡(…ふう…行きましたよユタカさん…。しかし………怖かった~…)

種(……助かった…ありがとう、量子たん…愛してる…)

686 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 18:00:15 ID:Ss56Jw1y

藤岡「さっ、もう気が済んだでしょう、ユタカさん。帰りますよ」

種「待て、もう一人来る!あいつで最後にしよう」

藤岡「…絶対ですよ?まあ、どうせ失敗するからいいですけど…」



闇「♪ダ~メダ~メダメダメ人間!ダ~メ!にんげ~ん、にんげ~ん♪」



『おいてけ~…おいてけ~…』

闇「………!」

闇「…………」

闇「……わかった…君が望むなら…おいていくよ…」

コトッ

タッタッタッタッ…


藤岡「……アンカツさん、歩道脇のベンチに何かおいていきましたよ?」

種「……これって…」

藤岡「…どう見てもエンゲージリングなんですけど…何があったんですかね…?
  どういう意味なんでしょう…誰かと勘違いしたのかな…?」

種「…………」

藤岡「…泣きそうな顔でこっち見ないで下さい!自業自得でしょ!」

種「…だって…俺、こんなもの受け取れないよ…」

藤岡「落ち着いて下さい!…とにかく、拾ったとか何とか言って
  無理矢理にでもアンカツさんに返しましょう!」

種「誰かに頼めないかな?レナちゃんとか…」

藤岡「バカですかあんたはっ!!」

687 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/09/28(月) 18:02:09 ID:Ss56Jw1y

藤岡「そもそもですね、ユタカさん。こんな方法で強奪…
  …もとい、騎乗馬を譲ってくれる人なんか居る訳が無いんですよ!
  これに懲りたら、もうこんな馬鹿なことは止めて下さいね!」

種「いや、今まではけっこう成功してたんだよ」

種「…ただ、今回スリープレスナイトが出られなくなったから、計算が狂っちゃって…」

藤岡「謝れっ!!今すぐ上村さんのところに行って今までのことを謝ってこい!!」