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829 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 01:30:37 ID:Vo2+4tho

『さあこれから3コーナー淀の坂、勝負どころです』

藤岡「ああ…だめだ、もう手応えが…」

種「ククク…佑介ェ…どうした?もっと天皇賞を楽しめよ…カカ…」

猿「佑介くん、凶徒の3コーナー…澱みの邪坂は『猿のように登り、豚のように降りる』が定石だよ」

藤岡「…ゆっくり上ってゆっくり下るじゃないんすか…」

種「んっふ…殿人気で勝てば日和見主義の本命党どもがどうなることか…
  阿鼻叫喚だろうな…カカカ…考えただけでゾクゾクしないか?佑介よ…ククク…」

藤岡「そんなこと言っても、うちのはもうおじいちゃんなんですよ…」

種「ふん。次期総統ともあろう者が、そんなことでどうする。王たる者は
  愚民どもが奈落へ落ちる様を眺めながら自慰に耽るくらいの度量が必要なのだぞ…ククク…」

藤岡「何言ってるんだか…。どっかの暴帝気取りですか?」

種「俺がノーリーズンで反転消失した時はなァ…クク…
  愚民どもの絶叫で不覚にも絶頂に達したよ…カカカ…」

猿「さすが総統!俺たちにできないことをあっさりとやってのけるッ!」

川田「そこにシビレる!あこがれるゥ!」

藤岡(だめだこいつら…早く何とかしないと…)

ノリ「……」

830 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 01:34:52 ID:Vo2+4tho

猿「ところで総統…気付いてますか?」

種「んん?あァ…糞禿のことか」

猿「道中ずっと光りっぱなしですよ。あれじゃ最後まで毛根が…いや、邪気が持たない」

四位「眩しすぎるぜ…」

小牧「邪気が暴走…スーパーウルトラソニックオーバーヒート
  ソニックドライブメグァッ……してるんですかね?」

藤岡(噛んだ…)

種「まあそんなところだろう。それより…そろそろ俺は邪気を解放するぞ…呑まれるなよ…カカ…」

川田「うわっと…凄い邪気だ…くっ…」

ノリ「……我は天空の光…闇を払い征服する、雲上から大地を貫く剣」

種「んん~?」


831 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 01:40:46 ID:Vo2+4tho

ノリ「これより熱狂的再征服-レ コンキスタ-を発動する!」

猿「…まさか!」

ノリ「セイウン~それは~君が~見た光~♪」

猿「これはッ!やはりッ!"セイウンのうた"!」

四位「知っているのか?」

猿「紋章を持つセイウンの剣士…それも光属性の聖邪だけが使える死の闇讃美歌!」

小牧「どんな技なのそれ?カッコいいの?」

猿「"セイウンのうた"にハモったら最後…歌い手も含め結界内の全ての邪気が無効化されます!
  究極の自爆技…狂気のスーサイドアタックです!」

種「カカカ…猿よ、そんなものが俺に通用すると思うのか?…カカカ!」

四位「総統の言う通りだ。相手は一人だぞ」

川田「これだけの邪気を封じ込められたら…化け物ですよ」

ノリ「僕が~見~た~希望~♪」

猿「侮らないで下さい!僕は動物-ゾオン-系だったから身につけられなかったけど
  本当に恐ろしい技なんです!みんな早く耳を塞いで下さい!」

ノリ「セイウン~それは~ふれあいの~心~♪」

種「…カカカ…カ…」

四位「…ククク…ク…」

小牧「…コココ…コ…」

川田「…タン…ロ…ン…」

猿「み…みんな!しっかり!だめだ!持ってかれる!」

ノリ「幸せのぉ~青いぃ~雲ぉぉ~♪」

ノリ・種・四位・小牧・川田「セ イ ウ ン ~ ♪」

猿「やられた…ッ」

藤岡(楽しそうだなあ…)


832 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 01:45:52 ID:Vo2+4tho

闇「ノリめ…化け物か…」

福島「ふんふ…そういう闇さんも…さすがですね」

闇「そういうおまえもな。咄嗟に結界の外へ逃げられたようだな」

福島「…ふんふ…多大な犠牲を払いましたが…でもどうやらこれで…」

闇「相手は眉毛だけだな!」

福島「覚悟してもらいますよ!」

眉毛「こ、怖くなんかないんだからね!」

ノリ「…クックックッ…」

闇「ああ~ん?」

ノリ「光在る処、常に影在り」

福島「ふんふ?」

ノリ「光が強ければ強いほど…影もまた濃くなる
  影とはもうひとつの光!光の真の姿なり!行け!バンビーノ!」

松岡「ちょりーッス!」

福島「こいつ…松岡!?ノリさんの陰から…」

闇「なん…だと…?」

福島「ノリさんの自爆技は…眉毛をアシストするためじゃあなかった…初めからこれが狙い…」

闇「道中の額の輝きと毛根のサクリファイスは邪気の暴走でも単なる抜け毛でもなく…
  乱反射する額の光で松岡の姿を隠すためだったのか!」

福島「しかも邪母の胎道-ケイザイコース-と邪風防除追尾-スリップストリーム-の併せ技…」

闇「ククク…ノリよ…これはまるで…」

福島「ふんふ…"あの時"の我々のようですね…まさか貴方が誰かの為の邪礎になるとは…ふんふ…」

闇「それほどの器ということか。…ノリよ、あいつがそうなのか?
  E爺なきあとの東の皇帝になる器なのか?」

ノリ「それはわからん。ただ…俺たちはアイツになら賭けてもいい、そう思っているだけだ」

闇「クカカカカ…食えぬ禿め…今日のところは負けてやろう。ククク…カカカカカ!」


『先頭はなんとマイネルキッツ!松岡だあ~!ゴールイン~!』


834 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/05/23(土) 01:51:40 ID:Vo2+4tho

『それでは見事天皇賞を勝ちました、マイネルキッツ・松岡騎手です!』

松岡「ちょり~ッス!ちょり~ッス!」

眉毛「アイツ…NHK-政府公共邪気放送-で何てことを…消されるぞ…」

闇「カッカッカ!面白いな!アイツは!」

眉毛「なあ…本当にこれで良かったのか?ノリちゃん…」

ノリ「……」


─その日の夜…NHKのニュースは「天皇賞の優勝騎手をガン無視」という異例の措置を取った─