28 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 20:29:33 ID:uInbxJ+v
齧嗤「捉えたぁーっ!!かわしたぁーっ!!ブエナビスタ今一着でゴールインんーァッ!!邪気が違ううーぁ!!女王に、一点の曇り無しィィィいいんっはぁ!!」
國恭介「よっと、今のが土曜阪神メインだ」
松山「あぁ、サンキュ。Jakitubeは便利だな」
國恭介「俺は俄然ヤミヤミ動画派だがな…ヒャハハハ…」
國恭介「…で、どうよ」
松山「どうって?」
國恭介「決まってんだろ、レースの感想だ」
松山「あぁ、それな…」
30 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 20:35:45 ID:uInbxJ+v
松山「やっぱ緊張したな、先輩方の邪気に包まれながらの…」
國恭介「ばァか、違ェよ。今のレースのか、ん、そ、う」
松山「なんだ、そっちか…」
松山「…もの凄い邪気だな。びっくりするよ」
國恭介「あぁ…」
松山・國恭介「「あの二人」」
福島(んふ、何やら楽しそうな話ですねぇ!)
猿(盗み聞き大好き!)
34 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 21:31:30 ID:uInbxJ+v
松山「副総統はまぁ当然として、藤岡さんだよ。あの、可視できるほどの邪気を前にして、何一つ動じず…」
國恭介「ヒャハハハ…ちなみに、昨日は大仕事は無かったかわりに、2勝してる」
松山「ただ者じゃない、ってことかよ…総統が邪気を放ってきたときの、あの態度にも納得がいくな」
猿(ねぇ祐一君、昨日のセイウンワンダー…正直どう思った?)
福島(んっふ!昨日はお互いに''障気にふれた''ということで…もう忘却しましょう、岩田君)
松山「あ…」
國恭介「そ、総統!!」
種「やあ、君たちは今何を見ていたんだね?ん?」
福島(ほおら、また面白い展開ですよ!?)
猿(これだから邪気傍受-ヌスミギキ-はやめられない!)
福島(さっき普通に盗み聞きって言ってた気が…)
35 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 21:44:44 ID:uInbxJ+v
種「面白い話をしていたね」
松山「は、はい!藤岡さんの話を…」
種「佑介な、あいつはいい邪気をしているよ」
國恭介「やっぱり…かなりの地位に?」
種「あァ、あの年で四天王だ」
松山「す、すげえっ…!」
國恭介「四天王っていやあ、かなりの邪気とライドパワーをもつ四人だとか…」
種「未だ見つからぬ後継者が見つかり次第、彼らと俺・闇でサポートする必要がある。そのために、わざわざ実力者を集めてあるのさ」
猿(いや~、照れるな~)
福島(ふふふ…にしても、総統…佑介の正体、彼らには隠すつもりのようですね)
猿(わざわざ遠回しな表現してたもんね…何故だろ?)
福島(おそらく、彼らはまだこちらに来て日が浅い…信用に足る人物がどうか、見極めるのでしょう。EMは類い稀なる結束力がウリ、ですからね)
猿(さっすが祐一君!惚れちゃうぜ!)
福島(よしてください、僕は佑介一筋ですよ…んふんふ…)
猿(冗談、だよなぁ…?)
38 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 22:02:53 ID:uInbxJ+v
種「まぁ、我が結社の詳しい仕組みは、ここで暮らしていくうちにわかっていくさ」
松山「はい。正直、凄い人だらけでびびってますよ」
國恭介「俺もです…才能ある皆さんが羨ましい、分けてほしいぐらいっすよ…」
種「ねだるな」
松山「はい?」
種「勝ち取れ」
種「…さすれば与えられん」
松山「………はい!」
國恭介(ヒャハハハ…かっけえなぁ…)
福島(か、完璧なパクリじゃないですか…)
猿(何の?)
福島(今週末の中山…いえ、何でもありません)
39 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 22:13:09 ID:uInbxJ+v
種「っふ、まぁ頑張ってくれ…期待している…で、だ」
松山「何でしょう?」
種「さっき、二人で何を観ていた?」
國恭介「あぁ、土曜のチューリップ・トロフィを少し」
種「………」
國恭介「?」
種「…着だ?」
松山「…そ、総統?よく聞こえ…」
種「俺は何着だ?言ってみろ」
松山「は…?えっ、と…」
國恭介「え!?総統乗ってたんですか!?」
松山(バッ…こいつ…)
福島(どうします?)
猿(猿は去る…)
福島(今イチですねぇ…さ、退散退散)
猿(闇詞は難しい…)
40 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 22:21:55 ID:uInbxJ+v
種「言うじゃあないか、國分君…くっくく…」
國恭介「…え!?え!?何この邪気!?」
種「松山君…俺は何着だ?…言え」
松山「(拷問だ…)いち、さん着かな?なんて…あはははは…」
種「カカカ…俺をあざ嗤うか、中々に肝が据わっているな?」
松山(終わった…)
種「ほぉら、肝の据わっている二人に、極上の邪気だ…受け取れ…ククク…」
國恭介「ぶくぶく」
藤岡「ん?あれは、豊さんに新人君達」
川田「行ってみよう」
42 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/09(月) 22:34:24 ID:uInbxJ+v
藤岡「豊さん!」
種「…ん?」
松山(ふ、藤岡さん!?)
藤岡「何やってんですか」
種「っふ…ちょっと、な」
川田「おわ、何だここ…障気濃いな…タンロッ…くっ…俺の中のッ、アイツが、目醒め…」
藤岡「ああ!将雅!…つか國分君泡吹いてる!」
藤岡「…豊さん」
種「ククク…」
藤岡「何してたんですか」
種「ふん…かくかくしかじかァ…」
藤岡「…また八つ当たりですか」
種「軽い冗談だよ…カカ…」
藤岡「…………冗談は目線だけにしなさいって、いつも言ってるでしょうがっ!!!!!!」
松山(ぐああああっ!!!凄い、藤岡さん、総統並の邪…………いや、馬鹿な?そんなはずは…!?)
川田「ホォォォオーイ!!!!」
松山(うわっ、川田さんからも物凄い邪気が…何者なんだ、この人達っ…!?)
46 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/10(火) 00:36:07 ID:ZHZTp5jV
種「ふん…そういう遺伝子レベルの話はよさんか…誰かさんの顔が、やけにホーちゃんに似ているのと同じだ…くくく…」
藤岡「な…!!!こら、ロンシャン見てないでこっち見てください!!!」
種「ほう、二度もこの眼のことを言うか…どれ、第三の眼を見せてやろう…カカカ…」
川田「タン…ロン…我は邪神なり…彼の者を依代とし、この地に降りた…ツツツィ…」
藤岡「何が邪神だ!!何が馬面だ!!あぁ、もうやってられない!!」
松山(あ、あぁもう無理…さよなら…)
藤岡「…あれ?松山君?」
種「どう見ても倒れてるな…カカ…」
47 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/10(火) 00:44:57 ID:ZHZTp5jV
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
松山「う、うう…ん…」
國恭介「あ、気が付いた」
藤岡「よかった!大丈夫?松山君」
松山「あれ…?俺、まさか…」
國恭介「凄い邪気にアテられて、気絶したんだよお前。ヒャハハハ…まぁ、俺も気が付いたのはついさっきなんだが…」
藤岡「ごめん、松山君…俺のせいだ…俺が、豊さんにつっかかったのが原因で、事態をヒートアップさせてしまった」
國恭介「いえ、俺が総統に失礼なことを言ったのが悪いんですよ」
松山「俺もうまくフォローできなかった。俺達の過失です。だから頭を上げて下さい…」
松山「藤岡さん…いえ、兄貴」
藤岡「!?」
49 名前:こんな名無しでは、どうしようもないよ。[sage] 投稿日:2009/03/10(火) 00:57:26 ID:ZHZTp5jV
松山「俺達みたいな凡庸な下の者のために、総統に立ち向かうその姿。真っすぐな物言いに、感動すらおぼえるほどの邪気力。総統や川田さんも格好良いですが…兄貴はそれ以上ですよ!」
藤岡「えっと…その…あれ…?」
國恭介「…そういうことなら、俺も。俺達は五分の兄弟みたいなもの、つまりこいつの兄貴は俺の兄貴…てなわけで、これからよろしくお願いします!兄貴!」
藤岡「…」
松山「兄貴!」
國恭介「兄貴!」
藤岡(……………………
……悪くないじゃないか)
松山「兄貴、この辺案内してください!」
藤岡「ま、まかせろ」
福島(何があったか知りませんが、EMの将来は安泰のようだ…)
猿(あそこで倒れてんのは誰だ?…将雅か)
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